ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

 IT技術の進化に対応した、諸々のパソコン操作に関する記事を掲載してまいります。

<137> いつかは出会う 「ワンクリック詐欺」

2008年02月20日 | ◆セキュリティ

 ワンクリック詐欺とは不当料金請求の手法の一つで、画面上の画像や文字をクリックしただけで入会金や使用料などの料金を請求する、といった詐欺行為のことを言います。

◎ 誰でも出会う可能性があるワンクリック詐欺

詐欺サイトの入り口はいろいろなところに仕掛けられております。
次のようなリンクからも、ワンクリック詐欺のページに迷い込むことは誰にでもあり得ることです。

・「迷惑メールのリンク」
・「検索サイトの結果からのリンク」
・「まともに見えるブログからのリンク」
・「まともに見える掲示板からのリンク」


無差別に大量に送信される勧誘メールなどに書かれたリンクをアクセスすると、「登録が完了しました」「料金をお支払いください」などのメッセージが突然表示され、金額と振込先が表示される。

又、突然に請求画面は表示されないが、次のページへ一段階クリックさせ「規約の同意して入会しますか」 などと言った文言のページを表示する。 ここで <Yes> <No> のどちらを押しても入会画面が表示され、料金請求画面が表示されることもあります。

さらに、請求画面にはアクセスした人のIPアドレスや、個人情報を取得した旨の表示がされ、「支払いが無い場合は法的措置を取る」 といった恫喝的なメッセージが記載されている場合もあります。

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クリックしただけ次のような「登録完了」画面が表示されることもあります。

    ・「入会登録完了」
    ・「あなたのIPアドレス ××××××××」
    ・「あなたのプロバイダ ○○○○○」

「あなたのIPアドレス」や「あなたのプロバイダ」等が表示されても,この情報から個人情報が漏れてしまうことはありません。


【料金請求画面の例】
警視庁のWebページより

images
(クリックすると拡大されます。)


IPアドレスはインターネット上で通信をする全てのコンピュータで利用されるものですが、これをもって個人情報などが漏れることはありません。 自らサイト側に対して(住所・氏名・電話番号など)を送信しない限り、個人情報が知られることはありません。このような画面に出くわしても無視することが肝心です。

又、サイトにアクセスしただけで、(あるいは十分な契約についての説明と明確な意思表示なしに)契約が成立することはないので、このような請求は法的に無効であります。

電子消費者契約法では、事業者は消費者が申込みボタンを押した後に、消費者が入力した申込み内容を、再度確認させるための画面などを用意しておかなければなりません。 また『申込みボタンを押す=購入(有料)』であるということを、ボタンを押す前にわかるように明示しなければなりません。


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※ 警視庁Webサイトより
もし、メールや電話で上記のような料金請求を受けた場合は・・・

1  利用規約がないような場合は無視をする。

2  利用規約がある場合は、よく読んで確認する。

3  電子消費者契約法では、事業者は、消費者に対して申し込み内容を再度確認させるための画面を用意する必要があるので、このような確認措置が無いような場合、その申し込みは無効を主張することができる

4 上記 2並びに3に「同意」した上サービスを利用した場合は、支払い義務が発生するおそれがある。

5  悪質なものに対しては、氏名、住所、電話番号などの個人情報は絶対に伝えない。

以上5点の鉄則を必ず守りましょう。


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※ その他

ウイルスを埋め込まれるケースもあります。 ワンクリック詐欺サイトで(無料動画はこちらから)などと書かれたアイコンをクリックさせ、ウイルスをダウンロードさせる。 そのウイルスは、画面上に料金請求画面を繰り返し表示して支払いを強要する。 この種のウイルスを 「ワンクリックウエア」 などとも呼びます。

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セキュリティー
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