このところ飼い主の体調もパッとせず…
横向きの親知らずが化膿して、
かかりつけの歯医者から大学病院を紹介してもらい、昨日人生初の親知らずの抜歯。
局所麻酔だったので、抜歯中も意識はバッチリ。
曲がってめりこんでしまった釘を、切断しながら力づくでひっこ抜く、
大工仕事のような処置だった。
ゴリゴリされている間に何を考えていたかというと、
「なんか、人間って、大変だ」というのと、
「そういえばいっくんも、全抜歯したんだよな。怖くて痛かっただろうな」ということ。
猫の抜歯は全身麻酔だから、処置中意識はないものの、
何をされるのか理解できないまま大嫌いな病院に置いてけぼりにされて、
抜歯前はただただ恐怖、抜歯後も相当痛かったんじゃなかろうか。
飼い主も、抜歯当日の夜は、今まで経験したことのない痛みに撃沈。
痛み止めの薬が効いている間は問題ないけど、薬が切れるといったーーーーーい。
血もなかなか止まらなくて不安だった。
猫も飼い主も歯を抜いて、血まみれで、怖いほどリンクしている。
いっくんの耳のポリープがまたふくらんできて、しきりにカラーをかいて、相当かゆそうだ。
かかりつけの動物病院で埒があかないなら、二次診療に行くほうに気持ちが傾いてきた。
紹介された大学病院で親知らずを抜くのと、同じことだものね。