『そぞろ歩き韓国』から『四季折々』に 

東京近郊を散歩した折々の写真とたまに俳句。

映画雑感(2016年9月~12月)12

2017-01-14 18:13:19 | 映画

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昨年後半に見た映画。 

1.ゲーム   

   1997年公開。アメリカ映画。

   デヴィット・フィンチャー監督。マイケル・ダグラス主演。

   金持ちを奈落の底に落とすゲーム。

   当事者は残酷な境遇がゲームとは知らされていない。

   後味の悪い映画。

2.ブリッジ オブ スパイ

   2015年公開。アメリカ映画。

   スピルバーグ監督。トム・ハンクス主演。

   冷戦時代にU2機の米国人パイロットとソ連スパイを

   ベルリンで交換した実話。

   ごちゃごちゃ入り組んだ政治状況がわかりにくい。

3.海にかかる霧

   2014年公開。韓国映画。

   シム・ソンポ監督。パク・ユチョン主演。

   2001年に実際に起こった「チチャン号事件」を題材にしている。

   密航者を運ぶうちに事故で多数の密航者を殺してしまう。

   証拠隠滅のために密航者全員を殺そうとする船長と、密航者の女に狂う船員たち。

   船長も船員も馬鹿にしか見えない。後味が悪い映画。

4.マックス

   2015年公開。 アメリカ映画。

   ボアズ・イェーキン監督。 ロビー・アメル主演。

   アフガニスタン戦争で亡くなった兄の軍用犬を引き取った弟と軍用犬の活躍。

   戦争で傷つくのは人だけではなく軍用犬も傷ついている。

   子供向きの物語だが、見ていて楽しい。

5.ギヴァー記憶を注ぐ者

   2014年公開。アメリカ映画。

   フィリップ・ノイス監督。 ジェフ・ブリッジス主演。

   児童文学者ロイス・ローリーの「ザ・ギバー記憶を伝える者」が原作。

   情報を管理され、自分の判断や感情のままに動くことのできない楽園のような国に    

   住む若者。真実を知るために楽園から脱出しようとする。

   真実を求める切実感が薄い。全体に絵空事の感がぬぐえない。

6.フィラデルフィア

   1993年公開。アメリカ映画。

   ジョナサン・デミ監督。 トム・ハンクス主演。

   エイズを発症した弁護士が法律事務所から解雇される。解雇が不当であるという訴  

   訟をおこすが、助けてくれる弁護士がいない。

   エイズもおそろしいが、エイズと同性愛に対する偏見もすさまじい。

   トム・ハンクスとデンゼル・ワシントンのフアンになる。

7.風吹く良い日

   1980年公開。韓国映画。

   イ・チャンホ監督。アン・ソンギ主演。

   地方から出てきて、都会の底辺で働く若者の鬱屈。

   そして金持ちは老いも若いも悪党ばかりで、憎い、憎い。

   うんざりする映画。

8.今は正しくあの時は間違い

  2015年公開。韓国映画。

  ホン・サンス監督。チョン・ジェヨン主演。

  前半が同じで後半が違う2つの話。

  少し変えただけで話がこんなに変わるのかと驚き。

9.ひと夏のファンタジア

  2014年公開。日本・韓国合作。

  チャン・ゴンジェ監督。キム・セビョク主演。

  奈良にやってきた韓国人が出てくる二つの話。

  一つはシナリオハンティングに来たグループの話。

  もう一つは韓国人の若い女性と柿農家の青年との淡いラブストーリー。

  どちらも淡々としてドラマもない。主張のない映画。   

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