今度は重いものを持つ場合を考えよう。
この場合も前回同様、物を持つ手と物との間に感じられる「圧」に意識を集中させる。これも、手先、腕の力を抜くほどに「圧」が感じられるはずだ。
このとき、もう一つ大事な感覚に意識を向けて欲しい。それは、「力が移動する感覚」である。
例えば、重いかばんを片手で持つ場合、当然その力は物を持つ手とかばんとの間に感じられる。そこで、順次、手先、腕と力を抜いていってみよう。
すると、どうだろう?初め、手先にあった力が、手先の力を抜くと腕に、腕の力を抜くと肩に、移動するのがわかろうだろうか。
このとき、当然手先と物との間にある「圧」は残っているのだが、それを支えている場所が、手先、腕、肩へと移動するのである。そして最終的には肩で、物を持つ感覚が得られるはずである。
ここでさらに実験をしてほしい。
では、肩の力も抜くと、その支える力はどこに移動するのだろうか?
解答は、次回にゆずることにしよう。
この場合も前回同様、物を持つ手と物との間に感じられる「圧」に意識を集中させる。これも、手先、腕の力を抜くほどに「圧」が感じられるはずだ。
このとき、もう一つ大事な感覚に意識を向けて欲しい。それは、「力が移動する感覚」である。
例えば、重いかばんを片手で持つ場合、当然その力は物を持つ手とかばんとの間に感じられる。そこで、順次、手先、腕と力を抜いていってみよう。
すると、どうだろう?初め、手先にあった力が、手先の力を抜くと腕に、腕の力を抜くと肩に、移動するのがわかろうだろうか。
このとき、当然手先と物との間にある「圧」は残っているのだが、それを支えている場所が、手先、腕、肩へと移動するのである。そして最終的には肩で、物を持つ感覚が得られるはずである。
ここでさらに実験をしてほしい。
では、肩の力も抜くと、その支える力はどこに移動するのだろうか?
解答は、次回にゆずることにしよう。