誇り高く、雅に憧れるベニスの過去・・・久遠寺家の人々に出逢い、家族みたいな仲間になれました！

　【朱子（ベニス）】は本当の意味で「優しさ」を知っている女の子だと思います。幼い頃の辛くて厳しい体験から学んだから・・・お金を大切に思うのも同様なのです。そんな【ベニ】を尊敬し、素敵だと思います。
　お金に関しても、男性に対してもある意味で久遠寺家のトラブルメーカーかもしれませんね。ギャンブルの借金の為にバニーにはなれてもセクシーなダンサーにはなれませんでした・・・久遠寺家のみんなは仲間であり、家族であって、ピンチになればすぐに駆けつけます。そんな所も凄く好きですね。【大佐】を見ていてもわかります・・・これが、大人であり、エレガントである。お金に執着する【ベニ】・・・それは【上杉 錬】の財布をスリしようとした現地の女の子に対する態度を見てもわかります・・・自分の姿を重ねていたのかもしれない。【ベニ】は言う・・・自分に誇れる何かを探しなさい、、、這い上がるにはそれしかないよ、、、と果物をあげる。【錬】はそんな【ベニ】が気になります・・・【大佐】はその事を敏感に感じ取る。【大佐】は幼き【ベニ】を知っている・・・それは昔話の中にいる・・・出逢いも。生い立ち・・・一人ぼっちの日々・・・裏切られた毎日・・・信じられない明日。
　現地の女の子の為に、男たちとトラブルになり、車で【錬】と一緒に連れて行かれてしまうが・・・【ベニ】の強気さは変わらない。それまでも一人で乗り越えて来たから・・・でも、今は違う。心配し、見守ってくれる久遠寺家の仲間が、、、家族がそばにいる。わざと男たちに殴られる【錬】・・・【ベニ】を守る為に。【鳩ねぇ】の教えを守る男の子である。そんな中で【ベニ】は語る。子供が一人で生きる為の強さを・・・喧嘩も、勉強も、料理も・・・それでも、運命とは残酷である。その頃だった。激しい雨の中で【大佐】に出逢ったのは・・・身体だけは、、、盗みだけは、、、誇りだけはと頑張ったけれど・・・ホテルで【大佐】の財布を盗もうとしても何も変わらない・・・。【大佐】は子供として見ていない・・・対等の関係として見ていた。良い目をしている・・・。【大佐】から自分に誇れるものを持つという生き方を・・・。【森羅様】から必要とされる喜びを、、、その居場所を与えて貰った。だから、みんなは必ず助けに来てくれる。そこにみんなの笑顔があるから・・・。個性なし！目立たない！【夢】もらしくて好きですけどね・・・そして、【南斗星（ナトセ）】が「南十字星」を見上げる・・・その横顔が美しいけど気になりますね。南の島での花火大会、みんな浴衣を着て、、、女の子たちの浴衣姿も可愛いですよね！