え?日記 ~めくるめく驚きの日々~

思わず「えっ?」てつぶやいた出来事日記。
その他、浅く広くの趣味の世界…

「22日 名古屋~奈良」

2005年12月25日 | 日記

帰ってきた日にも書いた、悪夢の帰路の一部始終です。

あの日、ある程度は覚悟してたんです。 雪降ってるのは知ってたから。

携帯で新幹線の運行状況も逐次チェックしてました。
午前中「名古屋~新大阪間で徐行運転中のため60分の遅れ」と出ていた情報は
帰る頃には「最大30分の遅れ」に回復していました。
駅で聞いても、「定刻どおりの出発。京都には30分遅れで着いてます」との回答。

状況は良くなっているかに思えました。

ところが… 雲行きが怪しくなってきたのは静岡を越えてから。
三河安城あたりでは雪が強くなり、スピードはあきらかに落とされていました。
でもその時点ではまだ大きな遅れにはなっていなく、しばらくすると
「まもなく名古屋駅」のアナウンスが流れました。

しかし、名古屋駅まであと数百メートルというところで悪夢が始まります。 
駅を手前に減速したと思われた電車がホーム手前で停車。
「三河安城駅でのポイント故障で…」というアナウンスが流れ、足止め。 その後、
「ポイント故障は直りましたが、まだ信号は赤のまま…」「駅が満線で入線できません…」
… といったアナウンスが続きました。 (満線って言葉はじめて聞いた。。)

この状態が1時間半続きました…

その時僕は「名古屋の車窓から」という写メールを送ったり、
初の携帯からのブログ更新に挑んだり。。 (笑)

 ~ 結局、ブログ更新は失敗。 アドレスの一部が"blog"ではなく"brog"になってて… ~

じゃ、そのときの名古屋の写真を。

   


その後、本来なら京都についてるはずに時間に名古屋を出発。
ここで2時間遅れは覚悟しました。 ここが微妙な時間になってきたんです。

新幹線は2時間遅れると特急料金が払い戻しになるそうなんですが、
今回、本来の到着時間は21:23。 2時間遅れだと、23:23。
一方最寄り駅までの終電は京都発、23:26。

その微妙な差、3分。

特急料金戻ってくるか、終電を逃すか… どっちかなワケです。

車掌さん(若手の人)に聞いてみると、「おそらく2時間以上遅れる思います」
と言われました。 そこで何とか近くの乗換駅まで行く時間を調べると、
それでも23:41京都発。 これもきっとギリギリです。 
特急料金払い戻されても、その場で手続きしてる時間はないと思い、車掌さんに
「車内で手続き(といってもハンコ押すだけ)してもらえないか」と相談したんですが…

「まだ遅れる時間が決まったわけではないので。 それに車内では手続きできません」

「でも、ほぼ遅れるんでしょ?」 って聞くと…

「2時間より1秒でも早かったら、払い戻しにはなりませんので!」

… そこ、"かたくな"かよ …


結局2時間5分遅れで京都に着きます。

時間もないし、ハンコだけもらって払戻しは後日でいいや、と思っていたのですが…
既に改札は払い戻しの長蛇の列。 並んでいたらハンコどころか終電に乗れない。
仕方なくそのまま改札を抜けて、みどりの窓口に行って話してみると、

「ここではできないので改札に行ってください。」

… 人の話聞いてたのか??

他の人も同じような返事をされて文句を言ってました。
腑に落ちず、別のみどりの窓口へ言って再度状況説明。 すると今度は女性の駅員さんが、

「わかりました。 ちょっとお待ち下さいね。」 とハンコとメモ書きをしてくれた。

… できるんじゃん!! さっきの人はなんだったんだろう…


そしてなんとか近鉄の改札へ。 

そこで駅員さんに「新幹線遅れてるのに終電待ってくれたりしないの!?」という人が。
すると駅員さん、

「だって違う会社やも~ん。 うちには全然関係ないや~ん。」

… そりゃそうかもしれないけどさ… 言い方ってもんがあるでしょ…

ほら、聞いてた人怒っちゃったじゃん…

後で聞いた話、JRがいくら遅れても、それに合わせて私鉄が終電遅らせたなんてことは
未だないんだってね。 

ここまでずらずら書いたのは、「サービス業じゃないの!?」ってのをすごく疑問に思ったから。
できるできないは置いておいても、少なくともお客さんに対しての説明の仕方ってあるよね。
やり場のない怒りってのはそういう所だったりした…


さてさて、今回これで終らないんです。

最寄り駅は無理でも、近くの乗換駅(最寄り駅まで2駅の)までは何とかたどり着き、
そこからはタクシーで帰ろうと思って乗り場に行きました。 するとそこには…

またしても長蛇の列。 50人はいます… あぁぁ…

寒空の中。 凍えるかと思いました。

なんせ5分に1台しかタクシーこないんです。
それでも、寒さに耐えられなった人、トイレを我慢できなくなった人、吐いてしまう酔っぱらい…
続々と退場者を出し、なんとか1時間後に無事乗車。 
(その時点でまだ後ろにも50人。あの人たちは何分待ったんだろう…)


こうして悪夢の帰路は終わり、東京駅発7時間後に部屋に辿り着いたのでした。。

思い出しただけでも、寒い…



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
JR!! (友加里)
2005-12-25 16:06:46
かなり大変な思いしたんですね~~!

私も奈良でいつも終電気にしながら電車乗ってるからよくわかります!!JRは肝心なところで融通利かない・・・。

近鉄の人も言い方気をつけてほしいですよね・・。
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本当に (yasyas)
2005-12-25 16:44:43
いざって時に弱いですよね…

もちろん、対応のいい人もいるんだけど。

「余計に怒らせてどうすんだろ?」って思っちゃいます。
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サービス業って・・・ (てしけん)
2005-12-25 23:04:28
私も苦い経験がありますよ・・・去年、名古屋で。

「列車ホテル」やら「コンビニにも行けない真夜中の駅」(無理矢理行かせてもらえたが)、

そして「たらいまわしの窓口」。

それでもサービス業かよぉ!って思いましたよ。

そういえばその事件があった2週間くらい前、

某鉄道会社のプロ野球チームの合併反対デモで、

球団本社前でシュプレヒコールをあげたなぁ。

「おまえらそれでもサービス業かぁ~!」
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感覚が… (yasyas)
2005-12-26 00:16:25
サービス業の自覚ないんでしょうねぇ…

結局は、客側に拒否権がほぼないに等しいから…

僕らの感覚とは遠いんだろうなぁ。。
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