ものおもうねこ~英露語表現メモ帳

NHKの英露語ニュースで耳にした表現を中心に集めています。
カテゴリをあいうえお順に並べてます。目次がわりにどうぞ。

新人君、危うし!

2012-03-09 23:58:38 | 日記
朝ごはん:青梗菜と豚肉のお味噌汁
お昼ごはん:カレー(展示会場にて手づくり)、巻きずし、おいなりさん
お夕飯:カレー(上記のもの)
英語:手持ちのウェブスター医学用語辞典を見てみました
感動したこと:
・上記ウェブスターの辞典から、白血病のあらましが分かりました

新人君と展示会。もう何回目でしょうか。
それはさておき
移動中は寝とってもええよ、というと本当に助手席で眠りこけておりました。
まぁええけどね。せっかくなんやであれこれ訊きゃええのに…

展示会場へ到着。小間設営を手伝おうとしてくれるのはありがたいのですが
毎回条件が異なるため、僕自身も都度考えながら店を広げています。
ある程度形になったところで商品説明のカードを並べていくのですが
彼は特に何をするでもなく見ているだけ。
まぁええけどね。これまで何度か見てそういう作業が必要なのは知っとるはずやけど…

展示会開始。来客はまぁまぁ。関係ない人の入場も多く、終日苦戦しました。
新人君も自分用のカタログを持ってきているのですが、一向に出そうとしません。
お客さん配布用のカタログで済まそうとしているようです
(実はこれが曲者で、マイナーチェンジ前のを捌こうと持ってきたものなのです)。
わざとお客さん用カタログに載っていない商品の定価を答えるよう言いました:

 新人君「これには載ってないでしょう」
 コーシカ「だから君のマイカタログを出せ、言うとるやろ」

まぁええけどね。商談中に有力な情報があっても書き込めんで困るんは君やで。

という訳で終日暇でした。
新人君も、やれ寒い(屋外でテントの展示会です)、やれ暇だとずっとこぼすので
周りのメーカを見て回って来るよう言いました:
全部で何社出展があり、当社の関連はどこが出ており、新商品等々あるのかどうか
とチェックする内容まで言い含めて。
ところが、まぁ後でまぁ後で、とちっとも動こうとしません。
夕方5時までやいやいやいやい言い続けて、ようやく一回り。約3分の大冒険でした。
その前に、午後2時くらいかな
暖を取らせようと、主催店さんの社屋内にある当社在庫の確認を命じました。
往復約2分の長旅。

 コーシカ「おかえり、何があった」
 新人君「うちの商品AとBがありました」
 コーシカ「そら分かっとる、品種とサイズは?競合他社は?」
 新人君「えっ?」
 コーシカ「見て来い、言われたらそこまで意識せなあかんで」

…と、ここまで書いて
彼が隣の地区のベテラン営業さんと代理店の在庫調査に同行した日の日報を思い出しました。
その日も、1件目に商品AとBがあり、2件目は商品Cを在庫していた、という報告をしていました。
これではちょっと…と思ったので、翌々日くらいに同行したときにアドバイス:
「店ごとに在庫商品群が違うことに目が行ったのは良いこと、次は品種とかサイズも意識して」
きれいさっぱり忘れていたようです。
まぁええけどね。報告がヘボいゆうて評価が上がらへんのは君やし。

どうも「営業研修で連れて回ってます」というのを
本人も誤解しておるのが問題なように思います:研修やから適当でええわ、という感じに。

…という楽しい1日の顛末をうちのおやじ殿に電話で愚痴っておったところ
とんでもない事実が発覚。
新人君はおとつい、先のベテラン営業さんと別の展示会へ同行しており、
その日のベテラン営業さんの日報に「彼のがんばりで取りこぼしがなかった」と書かれていました。
新人君のモチベーションアップに!とそのことを伝えてあげてから
こんな気になるやり取りがありました:

 コーシカ「道中とか、展示会の合間とかで商品とか商売のこと、
      あれこれ教えてもらえたやろ?」
 新人君「いえ、別に」

…?
そのベテラン営業さんとご一緒した時には、コーシカは必ずいじられます。
んで、いじりついでになんやかや教えてくださるので、基本的にコーシカはその営業さんが好きです。
あの新人育成大好きなベテランさんが何も言わんかった…やと?

 コーシカ「…ちゅうことがあってな、なんか変やな~と思うんやけど」
 おやじ殿「その人は普段から口の悪い人か?
      その人が褒めたゆうことは突き放したゆうことやで」

バキューン
頭の中ですべてがつながってしまいました!

新人君。営業研修1か月目にして早くも大ピンチです。