ドラッカーに学ぶ「名店の条件」(ドラッカー×安岡流)

~小企業こそ【名店】の真価を発揮出来る。ドラッカー流マネジメントと安岡流の経験を重ねて、名店の条件を追求する~

白洲次郎 “カッコいい男の生き様”NHKドラマスペシャル090307 

2009-03-20 14:57:37 | 人物(生き様)とロールモデル

  白洲次郎 “カッコいい男の生き様”NHKドラマスペシャル090307

  

    白洲次郎…カッコいい男の代名詞のような響きがある。名門の出で、イギリス ケンブリッジ大卒、ジェントルマンでお洒落なおとこまえ…何拍子も揃ったカッコ良いダンディの見本のような人物。

   しかし、表面的な事に、世の男性が惹かれるのではない。第二次大戦で日本が敗戦となり、アメリカ占領軍に支配された時、吉田茂首相の腹心となり通訳としてGHQと渡り合った時の一歩も引かず小気味良い啖呵を切った様にあこがれを抱くのです。そんな白州次郎の生き様をドラマスペシャルとして描いたNHK。2回目を見ました。感激ものでした。

   マッカーサーに日本の首相からのX'masの贈り物を届けた時、「そこの床に置いておけ」と侮辱的態度を取った時、「日本は戦に破れたが、アメリカの奴隷になったのではない!」と迫力ある英語で毅然と対峙し、マッカーサーをして謝らせたシーン。何しろ、ケンブリッジ出身の正統派イングリッシュを操る様は、英語オンチの私にも痛快そのものだった。ドラマの俳優さんが又、いい男で、英語も素晴らしかった。

  そんな見た目も、中身も“カッコいい男”にあこがれるのは、今の世の閉塞感を打ち破るヒーローにあこがれる心理もあるのであろう。白州次郎がブームなのはそんなところから来ていると見える。

                   

   奥様となる白洲正子。作家、随筆家として世に知られるが、骨董にも打ち込み、師となる青山二郎という希代の目利きが登場したりする(*アノ場面はひょっとして銀座ルパンか!??)。河上徹太郎、小林秀雄など、錚々たる文化人との交流も描かれて傑作なドラマになっています。
  第3回が、8月に放映されるとのことなので、経営者の方々にもお勧めしたい作品です。※画像は全て、TV画面からのもの3/7放映。

  


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