今の歌声は

ocnブログから引っ越しました。これからもよろしくお願いします。

宝塚花組 ポーの一族

2018-01-23 17:07:10 | takarazuka



宝塚花組 大劇場公演 ポーの一族、見てきました。

原作     萩尾望都「ポーの一族」
脚本・演出  小池修一郎

エドガー・ポーツネル  明日海りお
シーラ・ポーツネル   仙名彩世
アラン・トワイライト  柚香 光


原作は萩尾望都さんの漫画
もう30年前くらいですよね。
望都さんの作品、大好きでした。

それが宝塚で見られる、ということでニュースを聞いたときから大興奮だった私。
ビジュアルが出た時から、その美しさに感激、原作ファンの方もこのビジュアルだったら文句は出ないだろう、と勝手に思っておりました。

ビジュアル、ポスターを見るにつけ、この作品を舞台化したいという思いで宝塚に入団したという演出の小池先生の思い入れ、こだわりが感じられて、期待がかなり膨らみ・・・先日1月20日、21日と宝塚大劇場まで遠征しまして見てまいりました。

何と言っても、花組トップスター、明日海りおさんのエドガーが素晴らしかったです。
エドガーは時を超えて永遠を生きるバンパネラなので、少年の容貌ではあるけれど、大人でもあるわけですよね。
その雰囲気が凄くよく出ていたと思います。

宝塚の男役としてはかなりチャレンジな役だと思いますが、明日海さんだからこそこの役ができたと思うし、明日海さんでなければできなかったでしょう。

小池先生にしても、明日海さんだからポーの一族ができる、と思ったと思います。

宝塚は演出家だけの希望で演目が決まるわけではないし、他組の公演状況、そしてもちろんその組の組事情があって演目は決まるわけだから、小池先生がどんなにやりたいと思っても、できる状況になるまでこれまでの時間がかかった、ということなのでしょう。タイミングですね。


全体的には原作の設定、エピソードは崩さず、時系列にエピソードが組み替えられていました。

最初は進行が早くて、これで2時間半もつのか、と心配になったりしましたが、後半、エドガーとアランの繋がりについては時間をとっていました。
やはりトップと2番手の絡みは必要になるわけだし、宝塚の舞台として成立させなくてないけないですから。
ただ、アランを一族に迎え入れるまでで終わったので、二人の学園生活は描かれていなかったのがちょっと寂しいかな。

主要な役どころ以外は、小池先生の癖というか、使う人は徹底的に使うということで、2役、3役やっている人もいる分、下級生ファンの方は贔屓を探すのが大変かも。

印象に残った場面は、老ハンナが消滅するところ。肉体は消え去り衣服だけが残る場面。とてもよかった。

あとは、クリフォードとジェーンの婚約式にポーツネル男爵一家が登場するところ。絵の様に完璧に美しい一家と紹介があるわけですが、本当にそのとおりで鳥肌ものでした。

最後の方でクレーンが出てくるところもありました。小池先生好きだよね(笑)

明日海エドガーはブルーのコンタクトで青の美しい瞳、細身の体に貴族の少年服というかゆったりした白いブラウス、膝丈のパンツに丈の短い上着、パブリックスクールの胸元にリボンのついたチュニック丈のブラウスのような制服など、どれも良く似合ってました。まさに眼福。

何より、永遠を生きるその孤独感が胸を打ちます。
孤独な役、悩める役は明日海さんの容貌と相まって壮絶なまでに美しかったです。


歌劇団のHPに出ていた萩尾望都さんのコメントはこちら













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ミッキー吉野×中川晃教 スペシャルコンサート@八ヶ岳

2018-01-06 21:23:55 | 中川晃教


昨年のアッキーのコンサート、特に11月以降怒涛のスケジュールでした。
東京文化会館のコンサートも明治座のコンサートも面白かったけれど、私が一番印象に残ったのは、11月25日の八ヶ岳高原音楽堂でのミッキー吉野さんとのスペシャルコンサートでした。

11月後半の八ヶ岳なんて寒いだけじゃん、なんて文句たらたらでしたが(苦笑)、終わってみれば行って良かった、来てよかったと思えるコンサートでした。

何より、ミッキーさんの選曲が良かったです。
アッキーの自作にこだわらない、しかし、歌唱力を引き出すような曲、ゴダイゴやミッキーさんが昔所属したゴールデンカップスの曲まであって、カップスファンだった私はもう感無量でした。


セットリストは

○竹田の子守唄
○椰子の実
◇you are so beautiful
◇lately
◇what a wonderful world
◇beautiful name
◇monkey magic
◇ガンダーラ
◇ハンサンサランヘヨ
◇長い髪の少女
◇君は薔薇より美しい
◇銀河鉄道999
○ whiter shade of pale
◇save our souls
◇別れる時に思うこと

アンコール
◇相対性理論

○ミッキー吉野
◇中川晃教

 you are so beautiful はジョー・コッカーやその他カヴァーしてるアーティストがたくさんいる名曲。元はビリー・プレストンのアルバムの曲ですね。

そして、スティービー・ワンダーの名曲 lately

これら洋楽の名曲を聴けて凄く幸せでした。
選曲してくれたミッキーさん、ありがとう!

アッキーには自曲ばかりでなく、ミッキーさんのような有能なプロデューサー的なミュージシャンの方に選曲、プロデュースを一任したアルバムをぜひ作ってもらえたらなあ、と強く感じました。

そして、ミッキーさん、とても面白い、深い方だなと感じました。
MCが凄く面白かった。
なんと言ってもゴールデン・カップスのことまでお話してくれて…
私、大ファンでした。ミッキーさんが加入されたときのこと知ってますし…って年がばれますね(笑)

ゴールデン・カップスは昨年、結成50周年だったんですよね。凄い!
昨年末横浜で記念ライヴがあったみたいですね。
懐かしい…
私がR&Bやロックが好きになったのはカップスの影響がかなりあるんですよね。

八ヶ岳高原音楽堂はクラシックやポピュラーなど著名な方がコンサートされている場所で、一回行ってみたいと思っていた場所。
そこで、アッキーの歌が聞けたことや、ミッキーさんの音楽性を感じられたことは本当に幸せな時間でした。

でも、もし、またこの場所でということがあれば、もう少し暖かくて、日の長い季節にしてもらいたいなあ(笑)



























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謹賀新年

2018-01-05 10:47:56 | 日記
 遅ればせながら  

 明けましておめでとうございます。

 昨日から仕事始めということで、私も今年は心を入れ替えて(苦笑)ブログ更新を勧めていきたいと思います・・・まあ、できる限りですが・・・よろしくお願いいたします。

昨年11月から年末にかけて、個人的にいろいろ忙しくて・・・
その合間を縫って、あっきーの怒涛のコンサートスケジュールをこなし(とは言っても全部行ってはいませんが)、瞳子さんのスカーレット・ピンパーネル、ドラマチックコンサート、宝塚星組、ロッキーホラーショーも観に行きました。

年末には下呂温泉、新潟へ旅行もして、楽しかったし、美味しかったけれど、とにかく疲れた年末でした。

今年は少し自分を見直しながら、断捨離したいなあ・・・頑張りたいと思います。












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宝塚宙組 神々の土地 ~ロマノフの黄昏~

2017-10-14 11:46:00 | takarazuka


(画像をクリックすると拡大します)

10月13日から始まった宝塚宙組公演
つい、神々の黄昏 と間違えてしまいそう…


トップスター 朝夏まなとさんの退団公演です。
先日観てきたので感想を。

上田久美子氏の脚本・演出
上田先生は以前何かのインタビューで、歌舞伎が好きで、その中でも「熊谷陣屋」が好きと言っていました。
え~っ随分渋好みだなあ、若いのに…と思った記憶があります。

今回のお芝居はそんな上田先生の渋好みがすごくよく出ていると思いました。
今までの上田先生の作品のなかで一番好きかな。
「翼ある人々」もよかったけれど、あれはバウ作品だし、今回は本公演でスケール
が違うし、とにかく心に残る余韻を持った凄くいい作品だと思いました。

とにかく静かに深く進行して行きます。
社会の変化を受け止めることなくあいも変わらず贅沢な暮らしを続ける貴族たち。
そんな貴族に暴動で対抗する貧しい農民たち
そして現れる怪僧ラスプーチンは皇后アレクサンドラに取り入り、ロマノフ体制を揺るがし始める…

ラスプーチンに頼る皇帝を退位させロシアを立て直そうとするロマノフ家一族がドミトリーを説得して、ラスプーチン射殺に至るまでが淡々と静かななかに熱いうねりとなって描かれます。
静かな集中という感じ
上田先生が熊谷陣屋が好きというのがよく伝わってくるような深い味わいのあるお芝居でした。


場面の構図もよく練られて絵画的で素敵でした。
特に大階段を使った演出が印象的。

真っ赤な布を敷き詰めた大階段
そこに軍服姿の将校たちが揃う閲兵式の場面、ラスプーチンを射殺する場面も赤い大階段です。
まるで絵画を見るような美しさでした。

ラスプーチン殺害の前、銀橋を下手から上手へ進むアレクサンドラ皇后の真っ白いローブの長い裾を顔を伏せ、腰をかがめて捧げ持ちながら一緒に進む真っ黒い影…ラスプーチン

アレクサンドラ皇后とラスプーチンと対照的に本舞台から銀橋に進むドミトリー

真っ白なアレクサンドラと真っ黒いラスプーチンが真っ赤な大階段を登っていくところで、銀橋から朝夏さん演ずるドミトリーが銃撃するのです。

構図、色、全てが鮮やかで素晴らしい場面。鳥肌でした。

革命後、亡命したロマノフ家の人々はニューヨークで手持ちの絵画をアメリカ人相手に売りさばきながら、帰れるはずもない今はソビエトとなったロシアの地を懐かしむ…

そして、ドミトリーにもう一度イリナに合わせてやりたかった、と言うロマノフ家の嫡男フェリックス

皇帝、その家族、貴族たち、ラスプーチン、農民たち…ロシアの大地に生きた全ての人たちが一緒に出てくる場面も感動したけれど、ドミトリーとイリナが雪の平原で再会している最後の場面も切なくて…
深い余韻を残す素晴らしい作品でした。

主題歌も素敵で、静かだけれど深い感情がこもっているようなメロディライン
作曲は青木朝子氏(そういえば、瞳子さんの退団公演のショーの A BIENTOT も青木
先生でしたね)
音楽配信が始まったので、早速スマホに取り込んで絶賛リピート中です。

ショーについてはまた後日…の予定
















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ポーの一族 宝塚で舞台化

2017-10-13 22:01:43 | takarazuka



萩尾望都さんの漫画「ポーの一族」が宝塚で舞台化されることになりました。
ポスター画像が公式HPにアップされてます。


うーん
明日海りおさんのエドガー、写真というよりイラストのよう。
氷のような瞳が突き刺ささる…

演出は小池修一郎氏
いつか劇化させて欲しいと30年来オファーしていたそうです。

熱心な原作ファンからの熱く厳しい目線のなか、小池先生、頼みますよ!
いや、期待大なのですが、それだけにあの耽美でファンタジーな世界をどのように舞台化するのか、ホントに楽しみ過ぎる。
この期待がどうか裏切られませんように。


先日、演劇フォーラムというイベントがあって小池先生も出ていらしたのですが、
ちょっとお疲れ気味な印象でした。

考えてみると、月組「All for One」帝劇「レディ・ベス」そして「ポー」と連続してますからね。
準備期間、お稽古期間を考えると脚本はそろそろ出来上がってこなければいけない時期でしょうか。
今正に脚本執筆真っ最中かも。

30年間オファーし続けたのなら、構想はできてるはず。
遅筆で有名な小池先生ですが、花組の皆さん元旦の初日に向けて頑張って欲しいです。

っていうか、花組は今「ハンナのお花屋さん」と「はいからさんが通る」の公演真っ最中ですね。

公演は2018年元旦から宝塚大劇場にて。










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