信州生坂(いくさか)村 「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の豊かな自然。赤地蔵、百体観音等の文化遺産。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村を発信!

長野県治水砂防協会犀川支部 視察研修 2日目

2016年10月14日 | 報告
 14日(金)午前8時30分に宿泊先のホテルを出発し、午前中に2箇所を見学し昼食を食べた後、午後2時から昨日に引き続き、国土交通省 中部地方整備局 富士砂防事務所の大沢扇状地砂防施設の視察を行いました。
 最初に第5床固工付近に行き、富士砂防事務所 事業対策官 鈴木さんに大沢崩れと大沢川遊砂地等の説明を伺いました。大沢崩れは富士山西斜面の山頂直下から標高2,200mにわたり存在し、1,000年以上前から崩壊が進む、日本でも有数の大崩壊地です。
 大沢川下流域では、この大沢崩れにより度々発生する土石流により、田子の浦港の土砂堆積、潤井川の氾濫等の甚大な被害に遭われており、昭和45年~平成27年の過去45年間で、約630万㎥もの土砂が三の滝より下流に流出しています。
 それらの対策として、導流堤で人工的に堆積空間を確保し、延長4km、最大幅1.1kmに及び、約150万㎥の土砂を捕捉可能な我が国で最大級の大規模な砂防施設の大沢川遊砂地を設置しました。
 主な施設には、土砂を安全に遊砂地に導く渓岸工、横方向に拡大を防止し流れを制御する導流堤、河床勾配を緩和し土砂を固定させる床固工群と落差工、土砂の2次流出を防ぐ沈砂地工、樹林の特性を活かして遊砂地の働きを増進させる砂防樹林帯、河床及び渓岸を侵食しない様に流路工等があります。また、施設の整備とともに堆積容量確保のために徐石を実施し、除石した土砂は土地改良・道路建設盛土材、海岸の養浜材などに利用されています。

▽ 大沢扇状地砂防施設の第5床固工付近で鈴木事業対策官さんから説明を受け、第5床固工の大きさ・長さに驚き、今年5月4日の土石流を堰き止めている所も見られました。






▽ 岩樋観測所は24時間、土石流の映像を撮影したり、流量、水位など土石流解析に必要なデータ収集を行っていました。






▽ 遊砂地の堆積容量確保のために、綺麗に徐石を実施した場所で、流れてきた土砂や堆積土砂の有効活用等の説明を受けました。






▽ 土石流に含まれる巨礫が砂防樹林帯に直撃するのを鋼製スリットで防いでいる、樹林帯補強工も視察させていただきました。




▽ 予定の時間を1時間ほどオーバーして視察をさせていただいていましたら、最初は雲っていて全然見えなかった富士山が顔を出し、大沢崩れもよく見えて良かったですし、崩れの大きさに驚きました。






 二日間にわたり、富士砂防事務所の杉本事務所長さん、鈴木事業対策官さんはじめ、多くの職員の皆さんに、我々の視察のご対応をしていただきお御礼申し上げます。
 富士砂防事務所の事業により、多くの住民が安全・安心に生活されて、地域の活性化にも寄与しているなどのストック効果、ハード事業の施設や取組等の研修もでき、とても有意義な視察研修になり、参加された皆さんと関係各位に感謝申し上げます。

▽ 写真は一昨日に撮影しました色付き始めた山清路の風景です。




 今日生坂村では、小学校で音楽会ステージ作り・生活科見学(2年)、中学校1,2年生が中間テスト、胃・大腸がん検診、定例教育委員会、かあさん家でふれあい新鮮市等が行われました。
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