信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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平成29年度(第81回)一般社団法人全国治水砂防協会通常総会並びに長野県砂防講演会

2017年05月25日 | 私の活動報告
今日は雨が降ったり止んだりの傘が手放せない一日でした。でも、暑さは控えめで過ごしやすい体感でした。

 午前10時20分から、語り芸術家(語り部・かたりすと)大阪芸術大学放送学科教授 平野啓子先生の砂防についての講演から始まりました。平野先生は一昨年度からお願いしており、今回は奈良県と大阪府の境の地区「亀の瀬」に行かれて、156本の水が集まり、急流で難所であることから、過去の災害については、4万年前に出土した木片があり、昭和6年9月~15カ月間の地すべり災害、昭和42年2月、昭和57年8月、平成7年7月、平成11年8月、平成12年9月の災害についてと、亀の瀬地すべり資料室、すべり面や地すべり発生のメカニズム、地すべりで水害が起きるメカニズム、大阪府における水害予想、河南町の写真を見せていただいての大阪側の被災状況、集水井・排土抗・深礎工などの亀の瀬の地すべり対策工事、地すべりを調べた内容、人の心を考え自然の緑を活かして復興した現在の亀の瀬の風景や様子などを話されました。

△ 平野先生は昨年度に続き、「亀の瀬 古代から人々の難所」の話をされているところです。


 総会では、議案として平成28年度収支決算審議が上程され、報告として、平成28年度事業報告・公益目的支出計画実施報告、平成29年度事業計画報告・収支予算報告が上程され、それぞれ原案通り承認されました。


△ 長野県治水砂防協会の会長として壇上の席にて撮影しました、平成29年度(第81回)一般社団法人全国治水砂防協会通常総会の模様です。


△ 全国治水砂防協会の綿貫民輔会長さんが、昨年は熊本地震や相次ぐ台風襲来等により全国各地で、過去10年で最も多い約1,500件の災害が発生しました。また今年は明治30年に砂防法が制定されて120年目に当たり、水害の根源を防除するに最も必要は、砂防工事にありと厚い声に応えて砂防法が制定されました。そして、砂防事業は日本の国土保全に欠くことのできない事業であり、当時の日本人が自身の手で造ったことは大いに誇るべきものであり、その精神は120年経過した今日でも変わることはありません。また、昭和42年に急傾斜地崩壊対策事業が創設されてから50年目に当たり、砂防の世界は社会のニーズに応えつつ、砂防事業は土砂災害から人命を守る使命を全うすべき歩んでいますなどと挨拶をされました。


△ 根本幸典国土交通大臣政務官が、我が国は地形・気象等の自然条件が、災害を引き起こしやすいことに加え、近年異常気象に伴う集中豪雨により災害が激甚化し、大規模地震の発生や火山活動が活発化され、災害の発生が懸念される中、昨年は全国で多数の土砂災害が発生し、各地に深い爪跡を残しました。国土交通省としては、土砂災害への対策として砂防堰堤等の工事が人命を守る効果が高いことから重点的に実施するとともに、土砂災害警戒区域の指定については、基礎調査を平成31年度までに完了するなどの土砂災害に対するソフト面の対策も一層強化し、命を守る砂防行政の強化に全力で取り組んでまいりますなどの祝辞を頂戴しました。


△ 岡本理事長さんが、パワーポイントを使って、平成28年度収支決算審議等の議案を説明しているところです。


△ 総会後の功労者表彰では、多大な治水砂防関係のご貢献・ご尽力に対し、7名の皆さんが表彰され、我が長野県治水砂防協会前会長の前南木曽町長の宮川正光さんも表彰されました。


午後1時30分からは、例年恒例の長野県砂防講演会が行われました。

△ 最初に国土交通省水管理・国土保全局 砂防部長 西山幸治様から「土砂災害を防ぎ、命とくらしを守る」と題して講演していただきました。公共事業関係費(政府全体)の推移、平成29年度一般会計歳出・歳入の構成、公債残高の累計、公共事業関係費の推移、微増の平成29年度予算決定概要、平成29年度新規事業、急傾斜地崩壊対策事業の拡充、平成28年の全国の土砂災害発生状況、近10年の災害関連緊急砂防事業等の採択実績、熊本県阿蘇大橋地区における無人化施工、i-Constructionに関する取り組み、要配慮者利用施設の土砂災害による被災事例、土砂災害防止法の一部改正について、土砂災害防止法に基づく基礎調査完了区域数の推移、「土砂災害・全国防災訓練」参加人数の推移、時系列的な防災行動の共通理解、砂防施設を活用した観光等について講演をしていただきました。


△ 次に一般社団法人全国治水砂防協会 理事長 岡本 正男様から「近年の災害からの教訓」と題して講演をしていただきました。NHKBSでの「山女日記」では、松本砂防の管内のお話で、砂防は環境を守っている、人に愛されている、人を守っている、自然と人間の橋渡しをしているなどを感じ取ることができ、白馬村の昭和34年の災害では、砂防堰堤によって白馬村を復興させ、元村長の言葉「はじめに砂防ありき」は、白馬村の歴史には、絶えず村の発展とともに砂防事業が行われてきたことを忘れてはいけないとの思いが込められているとのことでした。また、2013年10月の台風26号で被災した東京都大島町、2014年8月の広島8.20災害で被災した広島市、2015年9月の関東・東北豪雨で被災した茨城県常総市、2016年8月の台風10号で被災した岩手県岩泉町の災害対応や教訓などをお話しいただき、「災害時にトップがなすべきこと」11か条と市町村長の責任・心構えなども講演していただきました。


△ 利根川水系砂防事務所 田村所長さんから、浅間山関係緊急対策工事(長野県側)等について情報提供していただきました。


△ 富士川砂防事務所 田中所長さんから、富士見町釜無川流域の整備事業等について情報提供していただきました。


△ 松本砂防事務所の五十嵐所長さんから、信濃川上流水系・姫川水系の直轄砂防事業等について情報提供していただきました。


△ 湯沢砂防事務所の森下所長さんから、信濃川水系中津川上流における直轄砂防事業等について情報提供していただきました。


△ 多治見砂防国道事務所の細川所長さんから、木曽川水系の直轄砂防事業等について情報提供していただきました。


△ 長野県建設部砂防課の田下課長さんから、長野県の砂防行政・当初予算、県内屈指の観光産業を守る砂防、飯山市照岡大どう地先で発生した土砂災害への対応等について情報提供していただきました。

 気候変動、大規模地震、火山噴火に伴う深層崩壊等の大規模土砂災害から、人命・財産の保護による安全安心な生活のために、防災・減災対策による施設整備と、災害からの避難に資する対応を迅速的確に行うための防災訓練など、国土の強靭化と地域防災力の強化の取組が重要であると感じました。
全国治水砂防協会、国土交通省砂防部、長野県砂防課等の皆さんにはお世話になりました。そして、参加された皆さんお疲れ様でした。

▽ 写真はGWにドローンで撮影した上生坂区の風景です。







 今日生坂村では、小学校でフリースクール話し合い・運動会総練習、中学校で1学期中間テスト・3年復習テスト、児童館で歌であそぼう・親子ヨガ、公民館でバドミントン教室、民生児童委員協議会、上土ふれあい新鮮市等が行われました。
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