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総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

麻黄からの成分医薬品はこんなにある

2017-10-17 | 勉強会
 
日本では麻黄からの成分医薬品として下記の4種類が医薬品として使用されています。
 
 
 
 
エフェドリン(l-ephedrine
 
シュードエフェドリン(d-pseudoephedrine
 
メチルエフェドリン(l-methylephedrine
 
ノルエフェドリン(l-norephedrine
 
 
それぞれの薬理学的な作用・副作用に違いを表に示します。
 
 
 
 
これらのエフェドラの成分には、薬局で売られる風邪薬にも微量が配合されているものもあります。
 
 
麻黄を含む薬はけっこう多いですね。
 
 
 
 
~~~表:麻黄成分の作用・副作用~~~~~
 
 
エフェドリン(塩酸エフェドリン)
 
中枢神経刺激作用→興奮・妄想・幻覚・異常行動・食欲抑制・けいれん
 
交感神経系刺激作用

I.  ベータ1受容体刺激→心拍数増加・心駆出量増大・催不整脈

II.   ベータ2受容体刺激→気管支拡張

III.   アルファ1受容体刺激→血管収縮
 
 
 
シュードエフェドリン
 
血管収縮・抗炎症作用
 
 
 
メチルエフェドリン
 
気管支拡張・鎮咳・抗炎症作用(気管支拡張剤として使用)
 
 
 
ノルエフェドリン(塩酸フェニルプロパノールアミン)
 
心拍数増加・食欲抑制(米国では肥満治療薬として使用)
 
 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 
 
 
写真
 
幻の島の砂浜

 

 

 

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