燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

プロフェッショナリズムの評価

2017-02-22 | 勉強会

 コア・コンピテンシーの中でもプロフェッショナリズムは全てに共通して含まれています。

 

 2002年には「新ミレニアムにおける医のプロフェッショナリズム:医師憲章」で、患者の福利優先、患者の自己決定権尊重、社会正義の3つの原則が確認されました。

 

 このように、プロフェッショナリズム教育は多くの先進国で重要性が叫ばれている領域です。

 

 しかしながら、研修医の知識や技能の評価は比較的容易にできるものの、プロフェッショナリズムの評価は難しく、指導医からは見えにくい面でもある。

 

 そこで、様々なプロフェッショナリズム評価ツールが開発されました。このうち、P-MEX(Professionalism Mini-Evaluation Exercise)はカナダのMcGill大学で開発されたプロフェッショナリズム評価ツールであり、カナダ国内では妥当性・信頼性が証明されていました(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=17001141)。

 

 その後、私が聖路加の臨床疫学センターにいた当時、聖路加の研修医であった津川先生と共にこのツールの妥当性研究を行いました。

 

 その結果、P-MEXは日本の研修医対象でも十分な妥当性・信頼性があることが確認されました(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19769646/)。

 

 評価は学習を促します。

 

 今後は、P-MEXなどのプロフェッショナリズム評価ツールが、日本でも本格的に導入されることを期待しています。

 

 

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