燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

悪寒で体温が上がる理由

2017-06-14 | 勉強会
 
一定の体温を保つためには産生された熱と放出される熱のバランスを保つ必要がある。
 
 
 
 
熱の産生は骨格筋や肝臓で多く行われ、20歳代の若年者では安静時体重1kgあたり1時間に約1Kcalの熱を産生している。
 
 
これを、基礎代謝 basal metabolic rate (BMR) と呼ぶ。
 
 
小児では2倍程度に大きくなるが、高齢者では逆に0.85 Kcal/kg/hr程度に低下する。
 



骨格筋からの熱の産生は筋肉運動により著明に増加する。


激しい運動や重労働のときには安静時の約10倍以上の熱を産生する。




感染症に伴う悪寒では骨格筋の不随意運動が起き、これによって熱産生が増加する。




また、甲状腺ホルモンやアドレナリンは代謝を亢進して熱の産生を促す作用がある。 


甲状腺機能亢進症や褐色細胞腫などでも発熱を見ることがある。

 

 

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