燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

ケースの診断

2017-08-09 | 勉強会
 
今回はケースの診断を考えてみましょう。
 

~~~ケース~~~~~~~~~~~~
 
55歳男性


主訴:10日前からの発熱


現病歴:3週間前にめまい感が数分間あり、近医の脳神経クリニックを受診。


脳MRI検査にて、陳旧性の脳梗塞があるとのことで、そこが原因となって「けいれん」が誘発されたのではないかとの判断で、カルバマゼピン(商品名:テグレトール)が処方された。


そのあと1週間経過した後より、発熱を認めるようになり、毎日体温が39度まで上昇するとのことで紹介受診された。


この2週間で、2種類の抗菌薬を投与されるも、臨床的に効果はなかった。



その他の自覚症状や、体重減少、食欲低下はなし。



受診時バイタルサインは、血圧130/80、脈拍70/分、呼吸数16/分、体温39.5



身体所見では、とくに異常を認めませんでした。


発疹なし。



検査所見では、末梢血白血球数は正常であったが、CRP10.5 mg/dlと上昇していた。


その他の検査所見に異常なし。


好酸球増多なし。

 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
 
 
問題:診断は?
 
 
 
 
 
写真   沖縄の魚介料理

 

 

 

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