燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

神経内分泌による体温調節

2017-06-17 | 勉強会
 
体温調節中枢からは、自律神経系、体性運動神経系、内分泌系のそれぞれの経路で効果器への制御信号を伝える。




自律神経系のうち、交感神経系のβ受容体では、褐色脂肪組織に働いて脂肪の分解を促進し、さらにグリコーゲンを分解して糖の新生を促し、ふるえ(筋肉収縮)のおこらない熱産生を行う。




交感神経系のα受容体では、皮膚や粘膜などの血管収縮を行い熱の遮断をもたらす。




反対に、副交感神経系の刺激では、アセチルコリンを伝達物質として末梢血管の拡張と発汗促進をもたらす。




体性運動神経系は、骨格筋に作用して「ふるえ」や「悪寒」を起し、熱を産生する。




内分泌系では、視床下部下垂体系の活動亢進により、下垂体前葉から甲状腺刺激ホルモン(TSH) 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌が促進し、それぞれ甲状腺ホルモンと副腎皮質ホルモンの分泌を増加させることによって代謝を亢進させ、熱産生の方向に働く。




写真 都立松沢病院敷地内のJapanese Garden。

 

 

 

 

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