総合診療医からの健康アドバイス

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診断エラーの重要性

2017-05-19 08:33:37 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。国外の問題が色々複雑化してますね。アメリカでは特別調査官を任命したり。北朝鮮では万景峰号が久々に定期航路についたりと。ん!。どちらもロシア絡みですね。ロシアが絡むと複雑になりそうですね。平和が一番。では、本題へ。
 
 
 

 医師の診断エラーは、これまであまり研究や予防的介入の対象となっていませんでした。


 その理由は、個々の医師の認知的バイアスの理解が十分でなかったことに加え、エラーを議論することを避けてきた文化的背景、誤診の実態や診断の質に対する不十分な評価などがあります。


 さらには、他の医療ミスを減らすことと比べて、誤診を減らすことはかなり難しいだろう、という先入観なども関連しています。




 病気に対する有効な治療法があまりない時代では、早期で正確な診断の重要性はそれほど高くありませんでした。


 しかしながら、病気に対する治療法が発展してきたため、タイムリーで正確な診断の重要性が高まってきています。


 早期診断による治療が患者のアウトカムに影響するからです。



 たとえば、急性脳梗塞。


 血栓を溶かす薬で4時間半以内に、治療すれば、麻痺などの後遺症を減らす可能性があります。


 このことから、脳梗塞では、より早期の診断が必須となっています。


 急性心筋梗塞も同様に数時間以内の診断と治療が勝負です。


 大腸がんでは、ステージ1で診断された場合のコストに比べて、ステージ4で診断された場合のコストは3倍以上にもなります。

 

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