Wバイク徒然草

ロードバイクとオートバイをダブルで楽しむ気まぐれ日記?
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近所をぶらぶら

2013年03月31日 22時03分19秒 | 散策、お出かけ
昨日は一日中ロードバイクを堪能したので、今日は家でゆっくり。
でも、せっかくの桜シーズンなので、近所をぶらぶらしてみました。

住宅街を1kmにわたって桜並木が続くのですが、あいにくの天気。
一応撮影したものの、暗くて綺麗さが全く伝わりそうにないのでパスします。

代わりに?桜にとまるヒヨドリが絵になっていたので、どうぞ。

天気が良ければもっと綺麗だったでしょうね。

こちらは、桜とは全く関係ありませんが…。

さすが、ライオンやトラと同じネコ科の動物…野性的です。
こちらを威嚇しながら木から降ります。

期待していた桜は撮影できませんでしたが、ちょっと面白い写真が撮れました。
こうして、たまには近所をぶらぶらするのもいいものですね。

さくら巡礼

2013年03月30日 23時33分03秒 | ロードバイク
今日はロードバイクで桜の名所めぐり(巡礼)です。
師匠Clarkさんと鳳で待ち合わせて、いざ出発。

まずは、さくら巡礼第一番札所「大和川沿いの桜」(大阪市東住吉区)。
勝手にさくら巡礼とか言ってます…。

近鉄南大阪線の踏切手前、ネットの予報通りほぼ満開です。

続いて、さくら巡礼第二番札所「三室山の桜」(奈良県生駒郡斑鳩町)。
この辺りは7~8分咲きながら、1週間前とは大違い。

定点観測してみると…ほら、こんなに違う。


左:三室山をバックに愛車を撮影。
右:手前の桜越しにもう一枚。

ここからは、さくら巡礼第三番札所「大和中央自転車道の桜」(主に奈良県磯城郡田原本町)。

ここは古株の桜が多く、枝振りも中々のもの。
左:桜を満喫する師匠Clarkさん。
中:白い花と桜の競演。植物に疎いので何の花か知りましぇん。
右:菜の花と桜。さすがにこれは分かります。

次は、橿原~五条~九度山を経てさくら巡礼第四番札所「粉河寺の桜」(和歌山県紀の川市)。
本当は粉河寺は西国三十三所第三番札所です。

歴史を感じさせる渋い建物に桜が映え、思っていた以上に綺麗。
左:中門(重文)
右:本堂(重文)

さらに、さくら巡礼第五番札所「根来寺の桜」(和歌山県岩出市)。

大門が桜に覆い尽くされているようです。
すでに午後4時半、時間がないので境内には入りません。

最後は、さくら巡礼第六番札所「山中渓の桜」(大阪府阪南市)。

本当は河川敷の桜が凄いらしいですが、時間も遅いのでこれにて終了。

このあと、Clarkさんと泉佐野で解散した頃には日暮れ真近でした。

本日の走行距離は168km、3月の月間累計は645kmとなりました。
久々のロングツーリング「さくら巡礼」、本当に疲れました~。

今日はこんなに満喫したのに、それでも桜はもっと見たいと思わせてくれます。
やっぱり、美しい桜と美しい女性は幾ら見ても見飽きないものですね。

春の奈良

2013年03月23日 21時46分44秒 | ロードバイク
今日はロードバイクでソロツーリング。
人と約束していない気安さもあって寝坊し、11時前にようやく出発。
先週同様、大和川沿い~王寺~櫟本~上街道を走って奈良へ。

今日は奈良市の猿沢池の東側、高畑地区を中心に周ります。

左:春の奈良らしいのどかな光景です。
右:お食事中の鹿、「こっちに美味しい草、見っけ!」


左:浮見堂
右:白いコブシの花

さらに東、高畑地区へ。

長い苔むした土塀がなんとも渋い。

文豪、志賀直哉の旧居へ。

左:表門
右:前庭

志賀直哉といえば名著「暗夜行路」ですが…読んだことがありません。

さらに東、新薬師寺へ。

門の外から本堂(国宝)を撮影。

新薬師寺は奈良時代(8世紀)に光明皇后あるいは聖武天皇により創建された官立寺院。
南都十大寺のひとつで、奈良時代には金堂、東西の塔のある大伽藍だったそうです。
また、奈良時代の作品とは思えないファンキーな十二神将像でも有名。
薬師寺よりは少し新しいものの、奈良時代創建なのに新薬師寺とはこれいかに。

さて、もう2時半なのでそろそろ帰りますか~。

最後にJR阪和線百舌鳥(もず)駅前の寒緋桜をどうぞ。

ピンク色で綺麗ですが、すでに散り始めています。

本日の走行距離は115km、3月の月間累計は477kmとなりました。
来週末はきっとソメイヨシノが見頃、どこに行こうか悩みますね~。

中国へ行きました?

2013年03月20日 19時09分14秒 | 散策、お出かけ
ここは中国河南省、武術で有名な少林寺…。

ではなく、京都府宇治市にある黄檗山萬福寺
(おうばくさんまんぷくじ)です。
宇治の親戚の家を訪ねた後、立ち寄りました。

最初の画像、いきなり中国風の総門(重文)
が出迎えてくれます。
小さな門のようですが、実物は結構大きい。

萬福寺は臨済宗、曹洞宗と並ぶ日本三禅宗の
黄檗宗(おうばくしゅう)の総本山。
中国福建省から渡来した隠元和尚が江戸時代
初期(1661年)に開いた寺院。
寺内で使われる言葉、お経など儀式作法も
中国明代そのままだそうです。

ちなみに、隠元はインゲン豆、西瓜、蓮根、
孟宗竹などの中国文化を日本に伝えました。

総門の次に見えるのが巨大な三門(重文)

やっぱりどこか中国風。

三門をくぐり正面に見える天王殿(重文)

天王殿には布袋さんが祀られています。

その奥、本堂にあたる大雄宝殿(重文)

丸い形の窓が中国風。

さらにその奥にあるのが法堂(重文)

左:法堂の勾欄は卍くずしの文様
右:法堂の勾欄越しに大雄宝殿裏面の眺め

法堂のそのまた奥には歴代川将軍を祀る
威徳殿がありますが、残念ながら非公開。

他にも多くのお堂が回廊で繋がっており、
そのほとんど計23棟が国の重要文化財。
また、3名以上で予約をすれば「普茶料理
(ふちゃりょうり)」と呼ばれる植物油を
多く使う中国風精進料理がいただけます。

おっと、これも忘れてはいけません。

魚梆(かいぱん)、木魚の原形とされ、
時を知らせる時に使われます。

さすがは黄檗宗の総本山、想像以上に広く
しかも中国風と見所いっぱい。
子供の頃から何度も来ていた宇治には、
こんな名所があったんですね…。

最後に、私と宇治出身の親父との会話。
私:「子供の頃、年になんべんも宇治に来て
   たのに、なんで来ぇへんかったん?」
父:「いや、ワシも初めて来たけど、
   ほんまに立派なお寺やな~」
私:「…」


~今回の甘いもの~
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011(京都)宇治 茶だんご

ならまち撮影会

2013年03月17日 21時46分53秒 | ロードバイク
今日は師匠Clarkさんと「ならまち」に行くことに。
Clarkさん、ロードバイクの前の趣味だったカメラに再びはまったようです。

大和川沿いを快走するClarkさん。

おや?背中のリュックが先週よりもパンパンになっている気が…。

その答えはこちら。

ならまちで撮影するClarkさんの手には先週とは違うカメラが…。
リュック内にはカメラ専用バッグに収まったこのカメラが入っていました。
これが二番手って…羨ましいですね~。

私はもちろんいつも通りのカメラで撮影。

左:ならまち格子の家
中:寧屋工房。奈良、大和郡山を中心とした焼き物、赤膚焼(あかはだやき)のお店。
右:吉田蚊帳、蚊帳(かや)って懐かしい響きですね。

こちらは庚申堂。

中国道教の「三尸説(さんしせつ)」に、密教や修験道、神道、呪術などが合わさって
成立した民間信仰「庚申信仰」のお堂で、青面金剛像を祀っています。
この青面金剛の使いの猿を型どったお守りが、「ならまち」の象徴「身代わり申(さる)」。

「身代わり申」が家々の軒先に吊るされています。

ちなみに「ならまち」は町名ではなく、元興寺の旧境内を中心とした地域の総称のこと。
それなら、やっぱり一度は元興寺に行かねば。

左:元興寺、極楽坊の東門(重文)
右:極楽坊本堂(国宝)

Clarkさんも「ならまち」を堪能されたようなので、観光ストリート三条通を西へ。

左:奈良墨の「古梅園」
右:豆菓子の「ぜいたく豆本舗」

三条通にはこんなお店も。

高速餅つきで有名な「中谷堂」の搗きたての草餅、柔らかくて美味しかったですよ。
Clarkさん、ご馳走さまです。

この後、奈良自転車道~王寺~柏原~大和川沿いに帰りました。

本日の走行距離は112km、3月の月間累計は362kmとなりました。
Clarkさんの撮った写真、楽しみです。

お上りさん浅草へ

2013年03月16日 20時33分49秒 | 散策、お出かけ
今日はお上りさんらしく東京観光のメッカ、
浅草をぶらつくことに。

早速、浅草の代名詞、巨大提灯が吊るされた
雷門が見えてきました。

観光客が入れ替わり立ち代わり記念撮影。

ここ浅草は古くからの門前町、江戸時代には
新吉原遊郭や芝居小屋が集まり、明治以降も
演芸場や劇場が集まる一大歓楽街として発展
した街です。

雷門をくぐると、そこは仲見世通り。

両側に人形焼の店や土産物屋がずらり、
なかなか前に進みません。

いよいよ浅草寺境内へ。

左:宝蔵門
中:宝蔵門の巨大提灯、大きさ伝わります?
右:本堂、ここにもやっぱり巨大提灯

本堂で掌を合わせていると、あちこちから
パンパンと柏手の音が…。
外国人ならやむを得ないのですが、まさか
日本人ってことは…ちょっと心配です。

境内を後にして歓楽街の名残りがある通りへ。

左:ストリップの浅草ロック座
中:演芸の浅草フランス座(東洋館)
右:大衆演劇の木馬館

続いて吾妻橋から隅田川を渡って東へ。

人が多いので、東京スカイツリーまで行かず、
少し離れたところから撮影。

アサヒビール本社の後ろに東京スカイツリー
がちらり、おもちゃ箱みたいな風景。


左:ほんもののツリーと合わせて林?森?
右:東武スカイツリーラインと共に

最後に隅田川沿いの風景。

左:吾妻橋から下流、駒形橋を臨む
右:遊覧船

さぁ、まだお昼過ぎですが、お上りさん
なので道に迷わないうちに帰ります。
「もうし、お武家様。東京メトロ銀座線の
浅草駅はどちらでしょうか?」

「うむ、馬手(めて:右)に見える吾妻橋を
渡って、弓手(ゆんで:左)じゃな。」
公園に佇む親切なお侍さん(勝海舟先生)が
親切に教えてくれました。

こうしてお上りさんは無事に夕方までに
帰宅できましたとさ。


~今回の甘いもん~
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049(東京)浅草 芋ようかん
050(東京)浅草 芋きん
051(東京)浅草 人形焼

天王寺七坂

2013年03月11日 20時48分09秒 | 散策、お出かけ
大阪市天王寺区の上町台地はいわゆる寺町。
この辺りは緑が少ない大阪市内には珍しく
緑が比較的多く残っていたり、天王寺七坂
と呼ばれる坂も存在し、ちょっとした穴場
観光スポットです。

年に一度の一週間の休みも残りあと二日。
今日は天王寺界隈で時間待ちをすることが
あったので、天王寺七坂を北から順番に
巡ってみます。

<真言坂>

生國魂神社の神宮寺「生玉十坊」のうち
真言宗の六寺が集まっていた坂。

<源聖寺坂>

坂の下に浄土宗源聖寺がある坂。

<口縄坂>

「口縄」は大阪の旧い言葉で「蛇」。
坂下から眺めると、起伏が蛇に似ること
からそう呼ばれるようになった坂。
織田作之助の「木の都」にも著されており、
坂上には石碑があります。

<愛染坂>

坂上に「愛染かつら」で有名な愛染堂勝鬘院
がある坂。

<清水坂>

坂上に清水寺がある坂。
京都の清水寺と同様に舞台があります。
右は舞台からの眺め。

<天神坂>

真田幸村戦死の地、安居天神に通じる坂。

以上で六坂、残り一つの「逢坂」は国道25
号線が通り、もはや風情がないのでパス。

ついでに、この辺りの風景をおまけで…。

左:聖徳太子建立七大寺の一つ和宗総本山
  四天王寺。
  縦に一列の四天王寺式伽藍が特徴。
中:四天王寺境内のしだれ梅。
右:来春開業のあべのハルカス。
  言わずと知れた日本一の高層ビルです。

天王寺、上町台地界隈はブラブラお散歩に
ぴったり、大阪人なら一度は行ってみては?
じゃあ、いつ行くか?今でしょう。
(某予備校講師風)


~今回の甘いもん~
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052(大阪)天王寺 釣鐘まんじゅう

たま駅長

2013年03月09日 23時38分54秒 | ロードバイク
連休4日目、今日は師匠Clarkさんと和歌山電鉄貴志川線の貴志駅を目指します。
もちろん、あの「たま駅長」がいる駅です。

Clarkさんと合流する泉佐野を目指し、旧26号線に出てすぐに
信号待ちの速そうなローディーを発見!
一人で走るとダラダラしてしまうので、目標にして走ることに。

大きなバッグを背負っているにも関わらず、予想通り速い。
しばらく後ろを走り、信号待ちで話しかけると、とても気さくな方でした。
結局、貝塚までご一緒させていただきました。
お蔭で予定より早く集合場所に到着出来ました。

堺在住のYさん、またお会いした際はよろしくお願いします。

この後、泉佐野のコンビニでClarkさんと合流し、いつもの旧紀州街道を南下、
山中渓~雄ノ山峠を越えて行きます。

Clarkさんの大きなリュックの中身は一体?

泉佐野から約2時間後、貴志駅に到着。

左:なんとも可愛らしい駅舎です。
中:構内にはこんなステンドグラスが。
右:「たまカフェ」も併設されています。

さて、Clarkさんのリュックの中身はこれ。

左:立派な一眼レフですが、これが3番手のカメラだとか…なんとも贅沢。
右:たま駅長、お昼寝中失礼します。

時刻表もこの通り。

現在11時45分、10分後に出発する電車がそろそろ到着しそうです。

ホームで待つこと約5分、お待ちかねの電車が入ってきました。

「たま電車」です。
他に「いちご電車」、「おもちゃ電車」があります。
確かに可愛らしい電車ですが、通勤に使うのはちょっと緊張感に欠けそう…。

さぁ~写真も撮ったので、そろそろ帰りますか。
たま駅長、いつまでもお元気で~。

本日の走行距離は110km、3月の月間累計は250kmとなりました。

たつの市満喫

2013年03月08日 12時05分09秒 | オートバイ
連休2日目(3/7)、「Wバイク徒然草」
らしく1号機(オートバイ)で兵庫県の西部、
たつの市。
同市は2005年に龍野市、新宮町、揖保川町、
御津町の合併で出来た市。

朝6時半出発、のんびり一般道を走ります。

走り始めて約2時間、舞子(神戸市垂水区)
のコンビニで休憩。

明石海峡大橋を眺めつつ、暖かいコーヒーと
サンドウィッチで2度目の朝食。
ちなみに、写真はコンビニを出てすぐに
見つけた明石藩舞子台場跡。
幕末に沿岸警備のため、あの勝海舟の設計・
総指揮で、明石藩が築いたもの。

おっと、先を急がねば。
ここからしばらく国道2号線を走り、加古川~
姫路~太子竜野バイパスでワープ。

10時半、揖保川の対岸に脇坂家5万3千石、
龍野の城下町が出現。

形のいい山は城のある鶏籠山(けいろうざん)。

早速、バイクを停めて城下町の散策開始。

まずは龍野城。

龍野城は鶏籠山上の中世山城と近世に脇坂氏
が築いた麓の居館からなります。
現在の建物のうち二重櫓以外は一応は古図に
基づく復元。
左:櫓門
中:御殿
右:御殿内部の上段の間

長い土塀が城郭らしい雰囲気を醸し出します。

左:二重櫓(模擬復元)と土塀
右:土塀の狭間(さま)から見た城下町

続いてはさっき見た城下町をブラつきます。

ここ龍野は薄口醤油の発祥地、醸造元だけに
醤油蔵がいい雰囲気を醸し出します。

うすくち龍野醤油資料館(ヒガシマル醤油)
に立ち寄ります。

昔の醸造過程の説明や道具を展示しており、
入場料はなんと10円。

次は武家屋敷資料館。

十八俵二人扶持という小身武士の屋敷、
質素ながら凛とした空気感。

さて、城下町散策の最後は脇坂藩上屋敷跡で
締めましょう。
場所は龍野城の麓居館の北西、紅葉谷付近。

こちら聚遠亭(しゅうえんてい)とよばれる
風雅な茶室。
11代藩主、脇坂安宅が京都所司代の功により、
孝明天皇より賜ったもの(現存)。

午後2時、城下町で甘いものを仕入れ、次の
目的地へ。
(甘いものは次回以降の記事にて紹介)

次は、旧龍野市から見て北に位置し、
そうめん揖保の糸で有名な旧新宮町に移動。

ここはそうめんの里。
揖保の糸の製造過程を紹介する資料館、
そうめんレストラン、売店があります。
美味しいにゅうめんを食べ(写真は撮り忘れ)、
お土産もここで入手。

旧新宮町から旧龍野市、旧揖保川町を経て
南下、本日最後は旧御津町の室津へ。

この道はとても快適でツーリングにぴったり。

揖保川沿い、田園風景と景色が変わります。

その後、播磨灘沿いの国道250号線を西へ
向かい、約30分で室津に到着。

雰囲気のいい港町です。

室津は奈良時代には既に海上と陸上交通の
要衝として「室津千軒」と呼ばれたそうです。
江戸時代には西国大名の多くが参勤交代で
海路室津港に上陸、ここから陸路を進むため、
この周辺は日本最大の港の宿場として栄え、
本陣が6軒(紀国屋、筑前屋、肥前屋、
肥後屋、薩摩屋、一津屋)もあったそうです。

残念ながら本陣は現存しませんが、雰囲気は
室津海駅館で味わえます。
閉館時間4時半の直前に飛び込みましたが、
丁寧に対応してくれました。

こちらは廻船問屋嶋屋の遺構。
左:間口の広い二階建て外観
中:二階の客間、床の間の意匠がおもしろい
右:レストランの見本ではなく、朝鮮通信使
  の饗応膳の再現

さらに、岬の高台に建つ賀茂神社へ。

想像以上に立派な建物で、本殿や回廊は
重要文化財。
平安時代には高倉天皇や平清盛、江戸時代には
シーボルトも参詣したそうです。

神社境内からの播磨灘の眺めが素晴らしい。

そろそろ日も暮れてきましたね~。

帰りは、国道250号線から姫路、加古川
バイパス~第二神明~阪神高速を乗り継ぎ
2時間半で帰ってきました。

本日の走行距離は307km。
久々の長距離バイクツーリング、疲れたけど、
たつの市を満喫できました。


~今回の甘いもん~
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046(兵庫)龍野 ひしほ饅頭
047(兵庫)龍野 煉羊羹
048(兵庫)龍野 おとのさま最中

八尾周辺を

2013年03月06日 17時52分21秒 | ロードバイク
今日から1週間の連休、取り損ねた夏休みの代わりです。
最高の自転車日和、どこへ行こうか思案しているうちにいつの間にやら11時。
行き先を決めないまま、とりあえず出発です。

走りながら考えた結果、久々に葡萄坂(柏原市)へ。
大和川沿いを気持ちよく走り、1時間後に柏原の安堂交差点に到着。

安堂から北上し、大県南交差点を東へ折れて葡萄坂に行くのですが、
おや?いつもの食堂がない…。

しばらく来ないうちにコンビニに変わっています。

さぁ、自己記録を目指すぞ~。
汗をかきつつヒーヒー言いながら葡萄坂を登ります。
ようやく変電所に到着、タイムは伸びず18分ジャスト。

ここでしばらく休憩し、折り返します。

下りでちょっと下界を撮影。

フムフム、世間のサラリーマン諸君は働いておるかな?

遠くへは行く気がしないので、八尾周辺で気になっていた所に立ち寄ります。

目的地へ向かう途中、偶然通りかかった近鉄高安車庫を撮影。

左:バラエティに富んだ列車達。
右:新型特急「しまかぜ」かな?

ところで、八尾と言えば、飛鳥~奈良時代は物部氏一族の弓削氏の根拠地。
中でも弓削道鏡は奈良時代後期、時の女帝、46代孝謙天皇(のち48代称徳天皇)
と関係を持ち、それにより太政大臣禅師という臣下最高位、さらには法王となり、
ついには天皇になろうとしたとされています。

本当のところはよく分かりませんが、長年にわたり悪人扱いされたのは事実で、
天下三悪人(他に平将門、足利尊氏)とされ、江戸時代にはこんな川柳まで…。

 ・道鏡は 座ると膝が 三つでき
 ・道鏡に 根まで入れよと 詔(みことのり)
 ・道鏡に 崩御(ほうぎょ)崩御と 称徳言い

ある意味、男のロマンです。憧れ~。

そんな道鏡にまつわる三つの神社を数珠つなぎで訪れます。

左:由義宮、天皇の行宮(宿泊所)、短期間で廃止された幻の「西の都」跡地。
中:式内弓削神社、JR大和路線をはさんで西にある弓削神社と一対の小さな神社。
右:弓削神社

弓削神社の手水舎の柄杓をふと見ると…

「奉 吹石一恵」これって、あの美人女優さん?

弓削道鏡の出身地八尾、所縁の神社ではもちろん悪人扱いではなく、
名僧とされていたことにちょっとホッとしつつ帰路に着きました。

本日の走行距離は62km、3月の月間累計は140km。
今日も距離は伸びませんでした。
どうも独りで走ると名所巡りになってしまいますね…反省。

昭和っぽい…

2013年03月02日 16時35分49秒 | ロードバイク
先週同様、師匠Clarkさんと泉佐野で合流。
旧紀州街道を走り、山中渓~雄ノ山峠を目指します。


街道沿いの様子。

山中渓駅の手前で踏切待ちをしていると、懐かしい国鉄色の特急「くろしお」が通過。
「あれ?この色(クリーム色に赤)の特急は最近見たことがないな…」と思っていたら、
案の定、線路沿いに立派なカメラを持った方々がたくさん。

早速、帰って調べると、新宮鐵道開業100周年記念特別企画として、この土日限定で
国鉄特急色の「くろしお」号が新大阪~新宮駅間を走るとのこと。
クリーム色に赤、なんか昭和っぽいですね。

「しまった!写真欲しかった~。」と嘆いても後の祭り、気を取り直して雄ノ山峠へ。
独りでちんたら走る分には大したことのない峠ですが、前を走る人が速いと大変。
季節はずれの汗をかきながら、一生懸命後ろについて行きます。

あっという間に雄ノ山峠に到着。

ここで、息を整えて和歌山側へ…と行きたいところですが、今日はここまで。
登りで撮影できなかったので、その分は帰りに。

走る、走る。

この後、Clarkさんとは泉佐野で解散し、独り旧国道26号線を北上。
時間があるので、途中岸和田に立ち寄ります。

左:岸和田城天守。鉄筋コンクリートで旧態を無視した復興、ある意味昭和っぽい。
右:商店街に佇むノスタルジックな雑貨屋?小間物屋?とにかく昭和っぽい。

11時半になったので、1年ぶりに馴染のお好み焼き屋「福村」さんへ。
店内でおばちゃんと話しているところに、近所の居酒屋「山城」の大将が参加。
こんなやりとりも昭和っぽい?

左:福村焼(\750)、広島焼きタイプで干しエビがアクセントに。
  本来は上に削り節がかかっているのですが、買い忘れたそうです。
  でも、とにかく美味しくてボリューム満点。
右:見送りに出てきてくれた福村のおばちゃん。また来ま~す。

本日の走行距離は78km、いよいよ3月のスタートです。