天上天下唯我独尊

LGに住まう阿姫(あき)の足跡じゃ
たま~に背後が侵食するやもしれぬ

眠りにつくまで

2006年02月24日 | 徒然
遺産相続、遺品の受け渡しも無事に終え
今私はとても静かな気持ちでいます


姉に便りを出しました
こんな身勝手な私に対して
相も変わらず深い愛情をくださって
涙腺ゆるみました
中の人が(笑

あぁ、本当にこの子は幸せだった
この子と縁あった全ての人に心からのありがとうを―――



姉がお酒をくださりました
姉の残り香のするそのお酒を
しっかりと抱きながら私は眠りにつきます





この子が生まれ変わるような事があって
いつかのその時
大酒飲みになってたらどうしましょ(笑

死に至る病

2006年02月24日 | 徒然
自分の手で扉を開く決心がついた

それは少し前の事
自分の内部から阿姫の気配が消えていた
阿姫はどこにもいなかった
もちろん阿姫の振りをしようと思えばできない事ではない
けれどもそれは相手に対して偽っているようなもの
少なくとも私にはそう思えた

阿姫の口調を真似れば真似るほど息が苦しくなった
何故ならば
それは自分ではないから
偽りの自分だから
大好きな人たちに嘘はつけなかったんです…

皆が誰かを演じているこの世界
けれども流石に
誰かを演じる自分を演じる事はできなかったんです


元々仮想空間であるこの世界
かつてそこには確かに魂があった
魂がなくなった今
そこに存在する器もすでに存在する意味はなく


扉を開いてしまう前に
挨拶をしなければと思った
けれど、その挨拶でさえも
文をしたためようとする手が動かなかった


極一部の親しい方を除き
挨拶無しにこの世を離れる事をお許しください

あの器を放置するつもりはございません
きちんと扉を通らせてあげようと思います
抜け殻だけ残すなんて、そんなの可哀相
それが私という人間の、阿姫に対するせめてもの償い


阿姫を愛してくれた人たち
今までありがとう
愛してくれてありがとう
そしてごめんなさい
阿姫は幸せな子でした



いつかまた、誰かが私に降臨する事があれば
またこの大陸に戻ってくるやもしれません
けれどもそれはきっと全くの別人
似ても似つかぬ恐ろしい様相を呈していることでしょう




私信
マエルさん
あなたが帰ってくると言っていた春まで生きていられなくてごめんなさい
中の人は全くもって変わりありませんので
メールでもいただけたらお返事はきっと必ず

8月のアリーナでお会いできたら…
今でもそんな事を思ってます