序文より
今し 世の賤(しず)山賤(やまがつ)
の宿にて、
よね(米)・粟・むき(麦)・稗(ひえ)を舂(つ)くに、
ひねもす(終日)、さよ(小夜)はすがらに聞なれて、つきめ(舂女)の臼唄、雲碓唄(フミウスウタ)、
磨臼唄(ヒキウスウタ)も、おかしき曲(ふし)をひとつふたつと聞にまかせて、書いつくればさはなり。。。
今し 世の賤(しず)山賤(やまがつ)
の宿にて、
よね(米)・粟・むき(麦)・稗(ひえ)を舂(つ)くに、
ひねもす(終日)、さよ(小夜)はすがらに聞なれて、つきめ(舂女)の臼唄、雲碓唄(フミウスウタ)、
磨臼唄(ヒキウスウタ)も、おかしき曲(ふし)をひとつふたつと聞にまかせて、書いつくればさはなり。。。