今朝土浦は初霜を記録しました。防寒服をまとい、霞ヶ浦環境科学センターの野外講座に参加し、稲敷市・法善寺周辺の植物を観察しました。かつての里山が豊富な植物を守っていました。観音堂の周囲にはスタジイ、アカガシ、モミノキなどの古木がそびえています。指導役の安先生の案内で広大な寺領を巡り、140種あまりの植物を見ることが出来ました。
法善寺は最澄の弟子、逢善道人により西暦826年に創建された天台宗門関東八壇林の一つで、地元では「小野の観音様」として慕われています。仁王門は太田道灌が東京の山王日枝神社に建立したものを、運慶の手になるといわれる金剛力士と共に1869年に移築したものです。
由緒ある寺院も、この片田舎では過疎化で檀家も減り、維持が大変なようです。観音堂は県の文化財に指定され20年ほど前に修復が行われました。しかし観音堂の脇の2番目に古いと言う建物は、茅葺屋根が落ちたまま修繕も出来ず、放置されていました。撤去する費用にも事欠くほど財政は厳しいようです。
人去りて 朽ちゆくお堂に 霜降りぬ
法善寺は最澄の弟子、逢善道人により西暦826年に創建された天台宗門関東八壇林の一つで、地元では「小野の観音様」として慕われています。仁王門は太田道灌が東京の山王日枝神社に建立したものを、運慶の手になるといわれる金剛力士と共に1869年に移築したものです。
由緒ある寺院も、この片田舎では過疎化で檀家も減り、維持が大変なようです。観音堂は県の文化財に指定され20年ほど前に修復が行われました。しかし観音堂の脇の2番目に古いと言う建物は、茅葺屋根が落ちたまま修繕も出来ず、放置されていました。撤去する費用にも事欠くほど財政は厳しいようです。
人去りて 朽ちゆくお堂に 霜降りぬ
素晴らしい天気でとても楽しい野外観察でした。
yashimaさんも参加されていたんですね。
ご挨拶できなかったですが次回またよろしくお願い致します。
どうもありがとうございました。