アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

コムラサキ

2017年10月11日 | 緑の季節

コムラサキの赤紫色の実が色づきました。実は野鳥の餌になるらしく、コムラサキがあちこちで発芽します。我が家には、フェンスの外ですが、2株だけ残しています。春に花が咲き、秋に実がきれいな紫に色づくのですが、無数の小さな甲虫に葉を食害されてしまうのです。

コムラサキの花言葉は「聡明」です。「一を聞いて、十を知る」という諺は、「聡明」の一つの姿ではないでしょうか。何かを見聞きした時、瞬間的に複数のことを連想し、取るべき言行を選択できる能力です。私もそうありたいと願っています。そんな能力を身に着けるには、普段の訓練が必要だと思われます。

訓練の第一は「あわてない」ことです。考える前に、「間」を設けることが有効です。数秒でも「間」を置いて、より良い言行を模索するのです。取るべき言行を選択したら、第二に、反応や影響に気を配りながら慎重に実行し、反応や影響をデーターとしてしっかり記憶します。第三は「過ちては改たむるに憚ること勿れ」です。過ってもあわてることなく、「間」をおいて善後策を選択し、躊躇なく改めるのです。最後に「反省」です。結果が良きにしろ、悪しきにしろ、より良い方法があったのではないかと評価しておくのです。この繰り返しにより、「聡明」に少しでも近づけるのではないでしょうか。

文を書くことにより、考え方を整理し、磨くことができますので、文には作者の人柄が如実に表されるようになります。小学生の頃の作文には、書くことがなく困ったものです。思考の習慣がなかったので、無理はありません。作文に苦労しながら、考え方見方が形成されていったように思います。ツィッターも短い一種の分かも知れません。文が短いので、感情や性格があからさまに現れます。話を聞いてみますと、ツィッターの場合は受け取ったら、瞬時に返事を送付しなければならない掟のようなものがあるそうです。この場合は「間」が欠けるので、「聡明」が養成されるものか疑問です。

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