YA Pilates&Fitness 西荻窪のピラティススタジオ

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DNSエクササイズコース・パート1に参加しました。

2015-06-08 23:10:16 | 日記
6月6・7日(土・日)
Dynamic Neuromuscular Stabilization (DNS) - Exercise Course 動的神経筋安定化 エクササイズコース パート1を受講してきました。

講師のMichal Truc氏とMichael Rintala氏



DNSとはチェコのパベル・コラー博士が提唱する発達運動学に基づいた、腹腔内圧の調節と深部脊柱安定筋群の活性化による機能的安定性を基礎とした身体の運動基礎理論です。
アメリカでも多くのトレーニングコーチがMLB、NBA、NFL、PGAなどの舞台で広くDNSの理論を活用しているそうです。

人間は生まれてから約一年かけて、いろんな姿勢をとりながら、身体を支持安定することを学び、立って歩くことができるようになりますよね。
赤ちゃんが仰向けで手足をバタバタさせていたところから、物に焦点が合うようになってきて、首を回し始めしばらくするとくるりとうつ伏せになる。。。。

このような過程は遺伝レベルに組み込まれており、日々の動きの繰り返しのなかで、身体の構造変化と神経系の準備が整うことで自然に次の段階に進むことが出来るそうです。

身体の構造変化だけでなく神経系の発達の両輪が整うことが大切なのですね。

(脳を含んだ中枢神経系の準備が整うには個人差が大きいようで、少し遅いからとか早い方が良いだろうと言って、大人が手を出して次の段階を急がせるなんて持ってのほかですね!)

DNSでは、このだれもが辿ってきた、歩けるようになるまでの成長過程をたどり評価とエクササイズを行うことで、本来の機能的な動きをとりもどし、身体の動きの問題の解決、もしくはパフォーマンスの向上を促します。

そのとき「機能的な関節のセントレイション(力学的に理想的な関節位置)」とDNSで言われる姿勢を取るとともに、呼吸を使って腹腔内圧(IAP)を保つことで体幹の安定を促します。

実は、ピラティスのトレーナーながら腹腔内圧(IAP)に関してはまだまだ勉強不足を感じており、研究者によっても意見が分かれていたりするので混乱することもしばしば。。。

全身を稼働させてダイナミックに身体を動かす時、その動きの質や可動域・負荷・固定すべきところと可動している部位の連動性、クライアントの個別の状態になどなど。。。それらに、合わせて最適なアプローチがでるように、呼吸と動きについて、もっと様々な方向から学びたいと考えています。

今回は横隔膜がもつ姿勢安定化機能について、身体と理論両方から考察を深めることができ、とても有意義な講習会でした。

12月に行われるパート2、その後のパート3と進みさらに呼吸と姿勢、中枢神経系の働きについて学びを深めたいと思っています。

オーガナイズして下さったアシスタント兼通訳のSASSの川尻さん
お昼休憩の時なども、細かい疑問などに気さくにお答え下さり、すごくフレンドリーで素敵な方でした。
ありがとうございました!




また、憧れのDAHの友岡さんが、サポート通訳としていらしていたのでちゃっかり写真お願いしちゃいました!




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