やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

日本の原子力発電の現状(主に九州電力)についての学習会の感想など

2016年10月19日 | 教育

 日本会議唐津支部が開いた学習会で、九州電力の永井宏治さん(九電原子力コミュニケーション本部 玄海事務所長)が、スクリーンに豊富な図解やグラフを映しながら≪下記の内容:紙資料≫にそって50分ほど説明されました。



■感想

・パワーポイントで豊富な資料をスクリーンに映してもらったので、とても分かりやすかった。

・福島での「大事故後の新基準」での再稼働に向けての施設・設備の改善は、巨大地震・津波以外にも、竜巻や火山噴火などまで「想定」してあり、確かに世界一といえるほど厳しく徹底したものだ。

・女性に多いと言われている「不安」や「恐怖」による忌避の感情はよく分かる。また、日本列島で≪現在の形の原子炉≫が数十年以上にわたって運転し続けることには、テロの標的になる可能性もあるので、≪起きる確率はとてもわずかだろうが、危うさを感じる≫人々は半数ほどいるようだ。

・冷静に考えれば、《日本のエネルギー供給体制》における原発の価値はとても高い。

安定した(ベースロード)、安価な電源として最適・・・発電量がとても不安定に変化する太陽光や風力発電による電気は《有効な大容量蓄電池》が発明・開発されるまでは安定電源にならない(※安定していなければ「産業用」としては失格=使えない)。

 石油や天然ガス・LPGなどの発電は安定している。しかし、ここ数年は(八百万の神様が助けてくれているのかと思うほどに奇跡的に!)たまたま価格が下がっているが、紛争続きの中東や各産油国、投機などの状況次第で価格が高騰するリスクがある。また、南シナ海などのシーレーンで中共が事件を起こして、遠回りの運搬コストが高くなる可能性もある。

 2011年以来、毎年数兆円もの《余分な=原発が動いていれば不要な≫燃料代を産油国などに支払っている。一方、国際的に、原発の燃料は「準国産」であり、国内自給とみなされている。

・国際的には、原発は世界中でどんどん増やされている。唯一減らしているのがドイツ(と日本)だが、《太陽光などの再生可能エネルギー偏重政策》により電気代が高騰してしまって数年前から政策を変えつづけている。また、安定(調節)電源として、原発大国のフランスや、オーストリアなどの周辺国から毎3000GWhほど輸入している。(※日本は輸入できない。)

・原発、原子力技術は「国力」の問題・・・廃止すれば、まちがいなく《世界のおちこぼれ国》になる。だから、短期的には「新基準」に合格したものから再稼働、中長期的には≪核燃料の溶融(メルトダウン)の可能性がない新型原子炉≫の開発・採用が望ましいのではないだろうか。


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