♪⌒ヽ(*^^)/やんやん+のごきげんアルペン通信Vol.6~育児編~

スイス人の夫&息子とスイスで暮らすアルプスの主婦やんやんの日々の出来事や疑問をマイペースに語るブログ

リヒテンシュタイン 〜輝ける城壁〜

2016-12-14 21:29:50 | 旅行
引越しなどもあって、それ関連の手続きもあったので後回しにしてましたが先日、ベルンにある日本大使館に行って来ましてね、婚姻届をやっと提出して来たんですけども。
ホムペで見た感じだと監獄みたいな外観だなと思ってましたが実物も監獄みたいでしたね
高い鉄格子に囲われてるし天気も曇ってて暗かったせいで出た雰囲気かも知れませんね
それはさておき、手続きは問題なく終わって、せっかくベルンまで行くんだから、たまには息抜きしましょうよ!と言う事でR氏と四年前に行ったローゼンガーデンや懐かしのベルンの街並みを楽しんで来ました

国会議事堂も四年前は雨が降ってたこともあって横目でチラッとしか見なかったけど、ステキな建物でしたね

日時は限られるけど中の見学もできるみたいなのでR氏ともいつか見学してみたいねぇなんて話したり、その晩、観た映画にベルンの国会議事堂とその横のレストランが映ってて、これ今日見た所だね!とか話したりなんかもしてね
あと、チューリッヒにも広告があったんですが、ベルンの美術館でリヒテンシュタイン公国の貴族の私物品(絵画や調度品など)の展示をしてたので、観てきました。
芸術というのは、何を表現してるのかわかりづらい事もあるけど、独自の解釈や捉え方はそれぞれだし、観て感じて理解できるので、ある意味ユニバーサルランゲージとでも言うんですかね。どんな人でも楽しめるものの一つなんじゃないかなと思いましたね
やんやんのくせに何、芸術語ってるんだよって言われちゃうかもしれませんけど、芸術初心者でも楽しめる方法として2点紹介したいと思いますけども。
1点目は私は油絵が特に好きなんですけど遠目で見ると実にリアルに表現されてる、みずみずしい果物や水。またはゴールドやシルバーの色を多色と陰影で上手く再現してる作品。寄って見ると確かに油絵なのに離れて見ると写真にしか見えないような絵なんかは本当に好きですね。
2点目は中世のヨーロッパの作品などで闘争や人々の苦悩を表現してる絵画や彫刻で一人一人の顔をよく見るとたまに1人だけメチャクチャ笑顔な事があるんですよ。こっち見てたりね。本当に脇役の脇役レベルの人だったりもするんですけども。こう言うのを探すのも好きです
例えばこの写真…

フランスのランスという場所に行った時に撮ったんですけども左のおじさんは両手が無く頭も半分なのに右の女性メチャクチャ笑顔でガッツポーズまでしてますよね。一応、大聖堂だし、ランスのガイドマップの表紙になってたくらいだから、この女性の像は有名なのかもしれませんけども、こういうギャップが好きです

カム着火インフェルノオオウ

2016-10-20 16:01:35 | 旅行

トム•ハンクス主演のダヴィンチコードシリーズでお馴染みの第三弾『インフェルノ』日本では10/28から公開になるみたいで先日R氏とのプロポ記念で一足先に観て来たんですけれどもね。

このシリーズの魅力はスリリングなストーリー展開と何と言っても美しい歴史的建造物などの存在。
今回は前作映画『天使と悪魔』でも出てきたバチカンについて少し話したいと思う。

2014年9月にR氏とローマへ旅行した。
映画の中にも出てきて印象的だった場所。バチカン市国のサンピエトロ大聖堂。そしてバチカン美術館とその中にある『システィーナ礼拝堂』中は撮影禁止なので写真は撮れなかったけど、ここではローマ法皇を選出するコンクラーベが行われる場所。自分含め観光客が居ても非常に厳粛な雰囲気が印象的だった。
法皇を決める際、外にある煙突から決まらない場合は黒い煙、決まった場合は白い煙が出る。

続いてはパンテオン。ここも個人的には実物が印象的だった。映画のロケ地巡りをしたわけではないけど映画で観た場所を実際に観られたのはとても感動した。
ちなみにここ、広島•長崎の原爆忌追悼式典が毎年行われてるそう。
遠く離れた日本で起こった悲劇を忘れず平和を願う人々が祈りを捧げてくれている。非常に感慨深い場所でもある。



そしてオマケはバチカン市国を護るスイス衛兵隊!1505年当時、ヨーロッパで最強と言われていたスイス傭兵が採用されたのだと言う。歴史を辿ると雇用の財源がなくなって反乱を起こしたりもあったそうだが1914年以降からは今日に至っているようだ。
スイスに住み始めた頃、スイス衛兵隊のドキュメンタリー番組を見たと言うのもあってスイス在住歴は、まだまだ短いけどスイスに対する誇りと愛着を感じた瞬間の一つでもあった。


大丈夫、ご飯を食べれば治るわよ

2016-07-04 00:00:53 | 旅行
■2016年7月2日(土)

深夜2:00頃からイタリアへ向けて出発した。家から目的地までは車で5時間ほどの所にあるので8:00頃には遅くとも着く予定で無事に現地に到着
駅前に車を止めて電車に乗って20分ほどの所にあるIseoと言う湖で、水の上を歩けるように浮く板が敷き詰められている

何と入り口まで5時間待ち…

長い行列と暑さで脱落者や倒れる人も続出する中、何とか待って無事に歩くことができた。風が気持ちよくて疲れも吹き飛んだ。ところが想像以上の長さと日本を出発してからマトモな休息が取れてないやんやんの機嫌と具合が悪くなり始めた…それでも何とか意地でも歩きたかった





何故ならこれは2年かけて作られた期間限定のイベントだったから。
でもずっと右耳の奥が痛くて頭まで痛くて、さらに帰りの電車も東京のラッシュ張りの行列だった…車に戻って2時間半ほどでスイスに戻ってサンモリッツと言うところに宿泊する事になった。
日本からの団体観光客がいて嬉しくなった^^でも具合が悪かったので部屋に戻ってノンビリお風呂に浸かって食欲が無かったので夕飯も食べずに早めに寝た。


■2016年7月3日(日)

目覚めはとても良かった。やっぱり休息って大事。そして窓の外に広がるアルプスの雄大な大自然が私に元気をくれた。朝食を食べに食堂に行ったら昨日の団体がいて『おはようございます』って言ったらみんなもニコニコしてた。
朝食を取ったら、何ということでしょう!?昨日とは比べ物にならないほど体調が回復した。
子供の頃から、母に体調不良を訴えると『大丈夫、ご飯を食べれば治るわよ』と言われてきたが、やはり間違ってはいなかった。ありがたい事に33年間入院する事も手術を受けるような事もなく生きてこれたのは実にありがたいことである。

団体の中の一人の女性(母と同じくらいの人)が『こんなものしかないけど、良かったら食べてね』と言って日本の煎餅や秋刀魚の煮付けのパウチまでくれた。日本を離れてまだ数十時間だけど、本当に感動した。『寂しくなったら食べます!!』と言ったものの早速、数枚の煎餅を食べてしまった。
魚が食べられないR氏なので妹Sと一緒に食べようかなと思う^^