キックスタート その２【%postの使い方】

%post セクションは、ks.cfg の一番下に記述すること。
%pre セクションがある場合は、その下でOK.
順番が逆になっても動くような気もする（試してないのでわからません）

%post セクションは ks.cfg に書いてあることを全部終えてから実行される。
インストール後に行って欲しいこと、行う予定のものを書いておくと便利。
ユーザの追加や NIC の設定も可能。
また、NFS マウントも可能なので、
ファイルサーバ上の rpm をインストールしたりすることも可能ヾ(゜ω゜)ノ゛
とにかく便利。

例として、ユーザを追加してランレベルを修正して
ファイルサーバ上の rpm をインストールする %post を書いてみる。
【%post の例：OSインストール後にイロイロやる】
%post
# add user
# usermod でユーザのパスワードを設定する場合は
# crypt で暗号化したものを使わないといけませぬ
# 暗号化用のプログラムは 備忘録：Linux -> ユーザの追加方法 を参照してくだされ
/usr/sbin/useradd hoge
/usr/bin/chfn -f "Test User" hogge
/usr/sbin/usermod -p '##############' hoge

# Network : eth0 On
/sbin/ifup eth0

# Create : mount point
# ファイルサーバの IP は 192.168.1.10 と仮定
mkdir /mnt/work
mount 192.168.1.10:/share/rpm /mnt/work

# rpm install
# rpm コマンドのオプションをイロイロ付けると動かなかったりするので -i だけにする
rpm -i /mnt/work/nkf-2.01-2.i386.rpm

# tar uncompress
tar zxvf /mnt/work/tar/jakarta-tomcat-4.1.27.tar.gz -C /usr/local/
mv /usr/local/jakarta-tomcat-4.1.27/ /usr/local/tomcat4/

# Remove : mount point
umount /mnt/work
rm -rf /mnt/work

# Run Level Setting
/sbin/chkconfig --level 35 isdn off
/sbin/chkconfig --level 35 sendmail off
/sbin/chkconfig --level 35 pcmcia off
/sbin/chkconfig --level 35 httpd on
/sbin/chkconfig --level 06 httpd off
【おしまい】