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水底に届く光や猫柳 香田なを

2017年02月28日 | 俳句
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香田なを
水底に届く光や猫柳
春の陽射しが眩しい。水辺の猫柳も大きく膨らんで銀色に輝いている。そんな光線が小さな清流の水底を照らしている。雪解の濁りもとれた川は透明で底の小石や岩石まで見えている。三月には渓流魚の釣も解禁され、あちらこちらで様々な芽吹きが始まる。春よ春。:俳誌「はるもにあ」(2016年5月号)所収。

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