やんまの気まぐれ・つぶやっ句 「一句拝借!」

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片陰に包丁研ぎの来てをりぬ 高木加津子

2017年05月14日 | 俳句
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高木加津子
片陰に包丁研ぎの来てをりぬ
「包丁~、はさみ研ぎ~、こうもりぃ直しぃ~、くぅつぅ(靴)直しぃ~♪」の物売りの声が懐かしい。ひとしきりして静かになった。買い物の道すがら片陰を通ると例の包丁やさんが居た。やはり熱中症を避けるには片陰の直射日光を避けねばならぬ。職業がら自然と片陰コースを会得している。金魚売、風鈴売、豆腐屋さん、今では懐かしい記憶遺産の声である。私の手元には母の形見の裁ち鋏がある。この研ぎ減った鋏一本で戦後わが家族は命を繋ぎ養われた。:俳誌「百鳥」(2016年8月号)所載。:やんま記
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