今年、台湾と日本では、なぜかバンド映画の公開がめじろ押し。
日本では『BANDAGE バンデイジ』に続いて『ソラニン』(4月3日公開)、『BECK』(9月公開予定)と話題作が続く。
台湾では、2008年の『海角七号』のあと、同じ范逸臣主演の『混混天團』の公開が来月に控えており、『BANDAGE バンデイジ』の上映も決まっている。
音楽映画のサブジャンルとしての「バンドムービー」というのは、洋の東西を問わずこれまで作られてきた。ざっと思い出すだけでも『ザ・コミットメンツ』(アイルランド)、『ブラス!』(イギリス)『スウィング・ガールズ』(日本)などがある。落ちこぼれバンドがステージで輝くまでを描いた『海角七号』も、もちろんバンドムービーの王道を行っている。
音楽映画は、それぞれの時代の「空気」を如実に映し出す。
さらにバンド映画は、ある社会の「縮図」としてみれば寓話性にも富んでいる。
さて、『混混天團』は台湾の現在をどのように描いているのか楽しみだ!
酷愛樂團-混混天團2分鐘版預告片正式版
(参考記事)
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100212/tnr1002120818005-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100212/tnr1002120818005-n2.htm