エホバの証人再考

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試練に対する正しい見方を持つ

2016-12-20 13:42:29 | 論文サイトから(克服...

試練に対する正しい見方を持つ - ヤコブ1章の考察


ヤコブの手紙 1章には、クリスチャンに臨む試練をどのようにみなすべきかが、その基本的な考えが示されています。以下のとおりです。(抜粋)。

「わたしの兄弟たち,さまざまな試練に遭うとき,それをすべて喜びとしなさい。あなた方が知っているように,こうして試されるあなた方の信仰の質は忍耐を生み出すからです。 ・・・それは,あなた方が完全に,またすべての点で健全になり,何事にも欠けるところのない者となるためです。・・・

(しかし)試練に遭うとき,だれも,「わたしは神から試練を受けている」と言ってはなりません。悪い事柄で神が試練に遭うということはありえませんし,そのようにしてご自身がだれかに試練を与えることもないからです。むしろ,おのおの自分の欲望に引き出されて誘われることにより試練を受けるのです」。


・・・では、神が試練を与えることはないとはどういう意味でしょうか? どのようにすれば試練に対する正しい見方を持てますか? 考えてみましょう。

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神は全能ではありますが、悪を行なうことができません。なぜなら、ご自分が定めた義の基準を堅く守っておられるからです。

しかし、人は時々、自分に臨む災い、つまり試練が、神からのものであると勘違いすることがあります。あの義人ヨブでさえもそう思っていました。そこで、エリフは、ヨブにこう訓戒しました。

「心ある人々よ、私に聴け。まことの神が邪悪なことを行なったり、全能者が不正を行なったりすることなど決してない!」。(ヨブ34:10)。

★神は悪を行なうことができない

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ヨブの場合、彼に災いをもたらしていたのは悪魔サタンでした。とはいえ、ヨブに災いを下すのを許可したのは神でした。サタンといえども、神の許可なしには勝手なことは何も行なうことはできません。

では、結局、ヨブに災いをもたらしたのは神ではないか?と考えるかもしれませんね。確かに、神がそれを許可しました。しかし、なぜ、そうしましたか?

サタンの場合は、もちろん、ヨブを苦しめたいという邪悪な動機からでした。しかし、神がそれをお許しになった動機はそのようなものではありません。

★試練が生じるのを許可しているのは神。しかし、その動機は?

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例えば、ヨセフの例を考えてみましょう。彼は異母兄弟からエジプトに奴隷として売り飛ばされました。恐らく、ヨブを責め立てた3人の友がそうであったように、10人の異母兄弟の背後にもサタンがいたことでしょう。

確かに、ここでもそのような事が起きるがままにされた、つまり、それが起きるのをサタンに許可したのは神ご自身です。もちろん、異母兄弟は邪悪な動機でヨセフを売り飛ばしましたが、神の動機はどのようなものでしたか?

その点をヨセフは後になって理解していました。こう述べています。

「あなた方(異母兄弟)としてはわたしに対して悪事を思い図りました。(しかし)神はそれを良い事のために図られたのです。それは、今日見るとおり多くの民を生きながらえさせるためでした」。(創世記50:20)。

つまり、異母兄弟(→背後にサタン)の動機は邪悪でしたが、エホバ神の動機は義にかなったものでした。ヨセフは、エジプトに売り飛ばされたことにより、試練を経験し、それによって精錬されて、最終的にはエジプトの総理大臣となり、自分の家族と多くの民を七年の飢きんから救ったのでした。そのもたらした結果は全く良い事柄でした。

★神は義にかなった目的のために試練を許可することがある。

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それはヨブの時も同じでした。彼はその試練を経験することにより、神に関して抱いていた間違った見方を正すことができました。(ヨブ42:1-6)。

同様に、ある箇所で詩編作者はこう述べています。

「苦しみに遭う前には、わたしは間違って罪をおかしていました。・・・わたしが苦しみに遭ったのは、わたしにとって良いことです。それはわたしがあなたの規定を学ぶためなのです。・・・わたしはよく知っています。・・あなたが忠実さをもってわたしを苦しみに遭わされたことを」。(詩編119:67, 71, 75 )。

また、使徒パウロは、そのように試練を忍耐することを、神からの訓練であるとみなすよう励まし、こう励ましています。

「あなた方が忍耐しているのは鍛練のためです。神は子に対するようにしてあなた方を扱っておられるのです。父親が懲らしめを与えない子はいったいどんな子でしょうか。すべての者があずかる懲らしめを受けていないとすれば、あなた方は実際には私生児であって、子ではないのです。・・・

さらに、わたしたちには・・肉親の父がいて、・・自分に良いと思えるところにしたがって数日の間わたしたちを懲らしめるのが常でしたが、この方(神)は、ご自分の神聖さにわたしたちがあずかれるようにと、わたしたちの益のためにそうしてくださるのです」。(ヘブライ12:7-11)。

これらの聖句からも分かるように、神が許可する試練には必ず有益な目的があります。その試練を克服する時、私たちは精錬され、以前よりもさらに清く聖なる精神を抱く者となります。

★試練はクリスチャンを精錬し、清める。

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とはいえ、試練を直接もたらすのは大抵邪悪な者です。つまり、彼らは神の道具に過ぎません。邪悪な者は邪悪な意図を抱いて行動していますが、そのような彼らを用いつつ、エホバ神はご自分の持つ有益な目的が実現するように導かれるのです。(例えば、イザヤ10:5-7)。

邪悪な者(悪い道具)を用いて、有益な結果をもたらす・・・。これは神の偉大な指導力の表明と言わざるを得ませんね!

★邪悪な者に許可しつつも、有益な目的を成し遂げる。神の偉大な指導力!

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★上記までをまとめると・・・、神は絶対に悪を行ないません。しかし、試練が起きるのを許可するのは神です。とはいえ、その目的は有益なものであり、私たちによい結果をもたらします。

ゆえに、そのヤコブの聖句の続きにはこうあるのです。

「わたしの愛する兄弟たち、惑わされてはなりません。あらゆる良い賜物、またあらゆる完全な贈り物は上から来ます。天の光の父から下って来るのです」。(ヤコブ1:16-17)。

神は良い事柄しか行なわれません。そして、命であれ、力であれ、知恵であれ、愛であれ、あらゆる良いものは神を源としており、そこから発せられているのです。そこからは何も悪いものは生じません。

ですから、試練に遭う時、「どうしてこんな災いをもたらしておられるのですか? 私を愛してはいないのですか?」と神に不平を述べるべきではありません。むしろ、その目的を察し、「私はこの試練をどのように乗り越えればよいでしょうか。そこからどんな益が得られるのでしょうか。というのも、あなたは間違いなくよい目的のために、このような試練を許しておられるはずだからです。ですから、どうか、この試練を克服し、益が得られるように、ご援助ください」と祈るべきでしょう。

試練は回避すべきものではなく、克服すべきものです。それは神からの訓練・トレーニングです。神が私たちにお与えになる杯、私たちはそれをぜひとも飲むべきではありませんか? (ヨハネ18:11)。

その試練を克服する時、私たちは一皮剥けます。そのようにして、クリスチャンとして成長していくのです。ですから、試練を単なる害悪とみなすのではなく、神が私たちを成長させてくださる有益な機会とみなし、そのような仕方で取り組んで、克服し、益を得ましょう。それが神のご意志なのです。

★試練を成長の機会とみなし、克服して益を得る。


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例えで考えてみましょう。

そうですね、毒をもって善を成し遂げる・・・ということでしょうか。例えば、薬がそうですね。抗がん剤は体には毒(サタン)ですが、それでも、ガン細胞を叩くために用いられますね。そして、苦痛が伴います。でも、その結果、ガン(罪)の束縛から解放されるでしょう。

医師(神)が、ガン患者(罪人)に抗がん剤を飲ませても、それは毒殺しようとしているわけではありませんよね。きちんとした処方をし、間違いなく有益な結果がもたらされるように薬の量や投与頻度を調節するわけです。

そうか、試練とは、罪人にとっては(苦いけど)よい薬だということか・・・。良薬、口に苦し。大変お勉強になりました!

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追記:

でも、ただ、ガンバルだけでは燃え尽きますよね。以下も参照のこと。

「心の傷」から立ち直る方法とその手順
https://sites.google.com/site/jwbibleprophesy/iyasi

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