東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

下町葛飾区新小岩で今年創業42年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

孤独死の現状

2016年12月10日 10時03分59秒 | 不動産屋の話

先日出席した「孤独死の現状 不動産業者はどう関わる?」の研修会。

当社でもこれまで何回か遭遇して来た事案であり、今後も増加することは確実と思われ、大入り満員の会場が同業者さんたちの関心の高さを表していた。第一部は最前線に携わる遺品整理業者さんの実例を挙げながらの研修だったが、レジメには実際の現場がカラー写真で掲載されており、人型がくっきりと残った床の画像はなかなか衝撃的であった。「発見されるのは女性の方が男性より圧倒的に早い」とのことで、これは圧倒的に「コミュニケーション能力の差」とのこと。また孤独死は高齢者ばかりではなく、40代での例もいくつか挙げたり、ゴミ屋敷と認知症との関係、孤独死予備軍等・・・とても切実で気の重い研修内容であった。

第二部は「入居者が孤独死、法的対応はどうする?」との内容で弁護士先生の研修が始まったが、告知義務については山奥と繁華街での告知義務は前者は50年経過しても義務があり、後者はひとり入居した後は義務が無いとの判例は出ているとのこと。都会は風化が早いのが理由のようだが、まだ明確な「いつまで」「どこまで」告知すべきかの基準が示されていないのが実情のようだ。ただあくまでも先生の見解との前置きで「看取られた場合や翌日の発見・搬出は告知義務はないだろう」とのこと。つまり死後数日経過や事件・事故等の「異常死」でなれば義務はないのではないか?との見解だったが、これもまだグレーゾーンであることに変わりは無い。

すでに2012年5月2014年5月に掲示したが、手つかずの状況である。何事も隠蔽する気はさらさらないが、余り引っ張るのもいかがかと思う。やはりある程度での線引きは必要であろう。そろそろ法整備に本腰を入れて貰わないとオーナーさんも不動産業者も対応にますます苦慮してしまうだろう。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

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