ディスプレイする…略してディスる（空間編）

おっすおっす！お久しぶりです（´▽｀）ノ

今年のうちにどうしてもアップしておきたかった授業があるのでそちらの紹介です！


前にウィンドウディスプレイを撮影しに銀座に行ってまいりましたが、授業でいよいよ銀座を想定したウィンドウディスプレイの模型（５分の１スケール）を作ることに。



クソ生意気なことを申し上げますと私エルメスというブランドが好きでして。あ、持ってはないです。似合うようになるまではまだまだかかるし、それまでは我慢ｗ

いわば憧れのようなもんで。バッグとかかっこいいんだよなぁ～！



で、せっかくなのでそのエルメスのウィンドウディスプレイをしてみたいなーと（｀・ω・）ｂ

まーなかなかやるキッカケ無いっすからね～。こういうの。前からやってみたかったんだ！




まず配布されたスチレンボード５ミリをカッターで切り、虫ピンで仮止めします。





５分の１サイズの自分の模型も作りました。表に写真が貼ってあります。




まずはリサーチ。お店の方は外観だけ見て、入る勇気は出ず。



もちろんネットも使いますが、やはり紙媒体のほうが信用がおけるというか…あるいは単純に見やすいですね。

今回スカーフ（細いタイプ。ツイリー）を主役にディスプレイする予定なので、それ関連の書籍多めです。全部ちゃんと読みましたよーｗ



エルメスは元々馬具を作っていたメーカーでしたが、車が普及するとその技術をバッグなどの革製品に活かし始め、今ではスカーフなどの装飾品なども多く創ってる老舗です。

イメージカラー（コーポレートカラー？）は濃いオレンジ、あとリボンの茶色とか。






ここまでに数日かかりました（－ωー；）鳥は、力強く自由で自分のスタイルを追い求める女性のイメージとして採用。エルメスのスカーフは男性にも似合いますがやはりメインターゲットが女性なので。

この後これをトレースしてベジェ曲線にしてバケツでバシャバシャ塗って色チェック。



一回目の講評では馬（最もエルメスぽい動物）の脚に絡みつくスカーフを表現しようとしましたがスケール感を誤っていたので完ボツ。クジラ、なども考えましたが最終的に鳥に落ち着きました。







まずレタスの入ってたプラスチック容器を翼の形にカットしてやすりをかけます。（塗装しやすくするため）

容器に元からある曲線をそのまま生かすのがポイント。





余っていたスチレンボードで体の芯を作り羽を刺す。






紙粘土で体を完全な形にします。







原画にある、小鳥がくわえているスカーフを作ります。

トレーシングペーパーに写して…





カラー印刷したスカーフの画像を糊で貼り…





ひっくり返して裏から見ながら鋏でカット。






で、これをさらに…








裏にワイヤーを仕込んで自由に変形させられるようにしました。




バッグも原型はスチレンボードで作り、印刷した紙を貼ります。







いよいよ大詰め。スチレンボードに貼り付ける紙を切ります。





内側の壁面に使ったのは、店で一番例のオレンジに近かった色の…えーっと、コットン紙？？横線が入っててかっこいいかんじですがやや色合いが薄いですかね。








鳥を白く塗装し、体に５ミリくらいの太さの塩ビ板を刺します。







それを奥の壁面に接着剤をつけて刺します。この方法を考えるにも時間がかかりました。

テグスを使う予定でしたが、こっちで正解だったと思います（｀ーωー）






はい、完成！制作に３日かかりました。仕事でやってる人はリサーチから制作までで３日とかだそうです。すごすぎ(；´Д｀)












講評会ではもっと上下に動きがあったら～と言われました。納得です！

ロゴの右側、下にもう一羽小鳥がいたらいいかな。



そうなるとちょっとロゴが主張しすぎかな～。印刷してカッターで切って、直接ガラス面（塩ビ板）に貼っています。

あとウィンドウの周りの白い部分…はしょったのバレバレでしたね（´ω｀；）


でも「エルメスっぽい」って言ってもらえたの嬉しかったな～！ちゃんとリサーチしてよかった。





今回手直しして再提出したら参考作品として来年使ってもらえるということで頑張ります！今度は趣味でやろうかな？




追記：今年の投稿はこれで最後となります！今年はなかなかいい年だったかな。

来年もよろしくお願いします(*･ω･)ﾉ皆さんの２０１７年が面白い年になりますよに…