【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

山種美術館『速水御舟の全貌』

2016-11-08 22:10:09 | 美術館・博物館系
どうやらスチームパンクは好評だったようで、たくさんの方に見ていただき光栄であります。今度はスチームパンクなゴーグルを作ろうと考えています。

今後も「アイデアスケッチ一日一枚、週一で立体完成」を目標にしていきますのでお楽しみに(´▽`♪)







さて、前回の機巧鳥が完成した後、山種美術館へ行ってまいりました。



これ誰しも一度は目にしたことあると思います。速水御舟の『炎舞』という作品です。

焚き火の上を飛ぶガの姿が、まるで本当に羽ばたいているように見える、怪しくも美しい日本画です。





私が初めて速水御舟の作品を見た…というか、作者が速水御舟であるとはっきり認識して見た絵は『牡丹花(墨牡丹)』という、花弁が墨だけで描かれた牡丹の絵だったのですが、あれを見た瞬間衝撃を受けたのを覚えています。

ただの墨で描かれているのに、花弁が鮮やかに色づいて見えました。



あれを見て以来、速水御舟は私の一番好きな日本画家です(´ω`)






今回はとくに『洛北修学院村』という青緑色が美しい作品と、『暗香』という暗闇にボンヤリ浮かび上がる花(多分梅)の絵が気に入りました。

もちろん大好きな『炎舞』と『牡丹花』が見られたのも良かった!



とりあえず来週もう一回行ってきます(`・ω・)b

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。