A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。今後のメディアがどうなるかも気になるところです。

いつものコンビとは違う組み合わせだが、相性はばっちり・・・・

2012-06-12 | CONCORD
The Charlie Byrd Trio with Bud Shank / Brazilville

バドシャンクは’50年代から亡くなる2009年まで常に表舞台で活躍をしていたプレーヤーだ。自己のアルバムだけでなくスタジオワークも多かったので、シャンクが参加したアルバムは、コンボ、ビッグバンド、歌伴まで数多くある。
‘70年代の演奏はConcordから出ているが、当時のグループとしての活動はLA4が有名だ。ピアノレスでローロンドアルメイダと組んだカルテットは、ジャズ、ボサノバ、クラシックを融合させたような爽やかな演奏が印象に残る。このグループのせいか、バドシャンクの得意技というとボサノバが思い浮かぶ。

一方のチャーリーバードも’50年代から活躍していてボサノバを手がけたのも早いが、有名になったのはやはり’60年代に入ってゲッツとの共演アルバムを作ってからだろう。’70年代はコンコルドからアルバムを継続的に出していたが、自分のトリオを中心に、コンコルドらしく他のギタリストとの共演アルバムも多い

同じコンコルドにいながら、この2人の共演アルバムというものがそれまでありそうでなかったのが不思議だ?

今回は、チャーリーバードのトリオにバドシャンクが加わる形での共演。それもライブであるが、場所が東海岸のワシントンDCのジョージタウンというジャズとはあまり縁がなさそうな場所だ。スタジオでの一発勝負ではなく、一週間のクラブ出演だとお互いのコンビネーションも良くなる。
ライブ録音は聴衆との呼吸も大事だが、ビッグバンドやファンキーな演奏のライブとは一味違うこの場所柄の雰囲気も伝わってくる。

演奏している曲にはスピークロウやイエスタデイズのようなスタンダードもあるが、全体のトーンは2人が得意にしているボサノバサウンド。シャンクはLA4ではフルートも吹いているがここではアルト一本。2人の共演はそれまでにも何度かあったのかどうかは定かではないが、レギュラーバンドのように2人の呼吸はしっくり合っている。

ゲッツのおかげでボサノバがポピュラーになったのは60年代の始め。それから20年近くたっての演奏だがサンバの強烈なリズムではない清清しいボサノバサウンドがすっかりひとつのジャンルとして定着した感じがするが、その要はやはりギターのような気がする。

1 . Brazilville
2 . What You Are Doing the Rest of Your Life?
3 . Zingaro
4 . Speak Low
5 . How Insensitive
6 . Saquarema
7.  Charlotte's Fancy
8 . Yesterdays

Charlie Byrd (g)
Bud Shank (as)
Joe Byrd (b)
Charles Redd (ds)

Produced by Carl Jefferson
Recording engineer : Phil Edwards

Recorded live at Charlie's, Georgetown, Washington DC, May 1981

Originally released on Concord CJP-173



Brazilville
Charie Byrd & Bud Shank
Concord Records
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