草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

【国立教育政策研究所】保護者を中心とした学校・家庭・地域連携強化及び活性化推進事業

2011年05月30日 | PTAについて考えてみる

Twitterから拾いました。

国立教育政策研究所  の提言

保護者を中心とした学校・家庭・地域
連携強化及び活性化推進事業

ざざざっと目を通しただけでいろいろ言うのも
軽はずみなのですが・・・

わたしの立場としては、総論賛成各論反対、前提条件を見直して、かな。
言っていることはとても解りますし
PTAに期待する部分が大きいのもわかります。

なにしろ、困った大人を含む「小学生の保護者」という
層に積極的に行政からアプローチ出来る、
とっても効率的な組織がPTAなんですもの。

「偏った個人主義」とはいうものの・・・

この提言を書かれた方、経済的な苦労をなさったことあるのかしら?
せめて、貧困関連の本をお読みになったことあるのかしら?
と思ってしまいます。

わたしの経験、

  貧困関連の本を読んでみたり
  派遣に行ってフルタイムの共働きを経験してみたり
  失業してみたり!!(若かりし頃ね)
  病気して外では働けなくなったり
    (だから、わたしはPTA役員を現在しています)

からすると、PTAに関わること(積極的に参加して活動すること)は
実は

  とっても恵まれていること

と、気づけることと思います。

そう、「PTAに文句を言っている」人というのは、

一方的な押しつけに対しての 悲鳴 でもある、と
思って頂きたいものです。

格差社会で、必死に生きている子育て世代。
時間的にも体力的にも、経済的にも余裕のない中で、
子育てすら満足に出来ない人たちもいます。
ましてや、PTAに参加することをおいてをや、です。

この素晴らしい提言を実現するには、

  ワークライフバランスの実現

  格差社会の解消

がセットになってこないと難しいのでは、と思います。

***

追記です:
少なくとも、現状の自校は仕事量が多すぎるので
このことを念頭に置いて発言しました。

去年、役員書記を教育公務員の方がなさったそうですが
彼女の大変な頑張りを評価すると共に
周りもまたスケジュールを合わせるのに(夜7時以降のミーティングなど)
家庭を犠牲にせざるを得なかったというケースを報告します。



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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一般保護者視点ではなさそう… (保護者)
2011-05-30 20:24:58
お疲れさまです。

リンク先を拝読していませんが、タイトルから「的外れ」と思いました。

3人に1人が生涯未婚、3組に1組が離婚、不妊症増加、長引く不況、大震災…

現状以上のキャパがある保護者の割合を国勢調査等で明確に数値化してから、議論を検討と思います!

続きです (保護者)
2011-05-30 20:33:03
地域連携のその先に「地域介護ボランティア(無償)」が政府のもくろみであるならば、少子化を加速し、生涯独身または子なしのキャリア女性が増えるだろうと想定します。

「夜のPTA活動で自分の子供が放置」→「地域介護ボランティアで自分の親が孤独死」に置き換えられるのは勘弁です。

ボランティア精神を義務教育で強化すれば、負担や反発感なく成功すると思われます。


通報案件です (保護者)
2011-05-30 20:49:19
最後の文、大問題と思います。

「早寝、早起き、朝ご飯」を推進している教育行政職員が保護者を夜呼び出すのは問題外、非常識だと思います。
学校が事態を把握していない場合、PTA顧問教諭はじめ、役員のお子様を担当されている教員にも責任があるでしょう…

教師は保護者へ普段から緊急時以外夜の電話を控えるよう、仕事や緊急時以外は夕方在宅するよう推奨し、児童の健全な成長を促す職務があると思います。

自覚がない学校でしたら、教員の質に疑問を感じますので、教育委員会へ躊躇なく相談します。


Re:一般保護者視点ではなさそう… (猫紫紺)
2011-05-30 21:07:07
>保護者さん
まとめてのレス、失礼致します。

かの団体は、PTAの活性化に約6千万円の予算を平成20年度中に請求しているのですね。まず、PTA「活性化」ありきなんです。

>現状以上のキャパがある保護者の割合を国勢調査等で明確に数値化してから、議論を検討と思います!
これは、同感です!

>地域連携のその先に「地域介護ボランティア(無償)」が政府のもくろみであるならば、少子化を加速し、生涯独身または子なしのキャリア女性が増えるだろうと想定します。
そうであって欲しくはないですね^^;
これについては、異論があります。
地域連携をして、子どもの育ちを見守ること。これは、親-子、教師-子の「タテの関係」に偏りがちな昨今です。ここに、その辺のおじちゃんおばちゃん達諸々(=地域)の大人達-子の「ナナメの関係(by元和田中校長・藤原和博氏)」の豊かさが、子どもの心を豊かに育てる、という考えがあるのです。有名な児童精神科医の佐々木正美先生は、「1人の子どもを豊かに育てるには、村中の大人の力を必要とする」という、アフリカの諺を紹介しておられます。その意味での、地域連携だと、わたしは考えます。

>「夜のPTA活動で自分の子供が放置」→「地域介護ボランティアで自分の親が孤独死」に置き換えられるのは勘弁です。
どちらもあってはならなこと、と思います。

>ボランティア精神を義務教育で強化すれば、負担や反発感なく成功すると思われます。
ボランティア精神というものがあることを子どもに教えることはできると思いますが、ボランティア精神を義務教育で強化することは、出来ないと思います。
なぜなら、ボランティア精神は、「マズローの欲求段階説」をwikiで引いて頂きたいのですが、食欲・安全・愛・社会所属・承認のすべての欲求が満たされて初めて出てくる、【社会貢献の欲求】という高次の欲求に基づくものだと思うからです。
また、他人の喜びを自分の喜びにできるためには、その人は、乳児期から沢山愛されてこなければなりません。
世の中見渡すと、満たされた人はどれだけいるでしょうか?

また、「自分達だけが良ければいい」という人も、残念ながら見受けられます。

保護者さん、色々申し上げて済みません。また遊びにいらしてください。
Re:通報案件です (猫紫紺)
2011-05-30 21:26:39
>保護者さん
仰ること、ごもっともです。
でもタイトルにびっくりしました。
ネットのどこかで、夜7時から、PTAのTを加えた会議が常態化している学校もあると聞き及んでおります。

わたしは、上記の件を聞き及んで驚き呆れました。残念なことに、伝聞情報です。今現在のわたしの立場で通報等をする状況ではありません。せめて、このようなケースが今後起こらないよう、会議に載せる程度のことなら可能ですと、申し上げます。

「PTAをみんなで」無理して推進すると、このような矛盾が起こる、と問題提起したかったのみです。
ありがとうございます! (保護者)
2011-05-30 23:23:16
とてもわかりやすいレスをありがとうございます!
勉強になります。

ナナメの関係重要だと思います。
しかし、保護者の親世代は共働き世代初期であり、PTA同様にお産や孫の世話を敬遠される方もいらっしゃいます…

まず活性化ありき…「PTAの現状は某団体が求めている状態に及んでいない」と解釈しました。
無理に無理を重ねると、パンクして消えちゃうと思います。(少子化加速、疾患率上昇…)


犯罪の低年齢化、いじめ問題の対策に力を入れたい旨、ホームページに載っている団体でしょうか?

先日の残念な事件、責任を持って末端の加盟校会員はもちろん、地元保護者へもわかりやすいアプローチがあるべきと思いますが、今のところゼロと聞きます…

乙武さんのご講演内容が富裕層視点からか、それともボランティア弱者視点からか、気になっています。
まだ日がありますので、ファンレターたくさん書けますね♪

Re:ありがとうございます! (猫紫紺)
2011-05-31 08:52:25
>保護者さん
>まず活性化ありき…「PTAの現状は某団体が求めている状態に及んでいない」と解釈しました。
無理に無理を重ねると、パンクして消えちゃうと思います。(少子化加速、疾患率上昇…)

日Pあたりに、現状調査をしてもらいたいですね^^。
本音を語りやすいアンケートにしてもらって。

>犯罪の低年齢化、いじめ問題の対策に力を入れたい旨、ホームページに載っている団体でしょうか?

もちろん、リンクでご紹介した団体です。理想はいいのですけれど、多様性にも目を向けて頂きたいな、と思います。

>保護者の親世代は共働き世代初期であり、PTA同様にお産や孫の世話を敬遠される方もいらっしゃいます…

ここって、実はデリケートで奥が深い問題だと思います。さじ加減がむずかしいと申しましょうか。
人間関係が少なすぎると、あるいは人間関係に問題があると、悩む率が高くなるそうです。ここは佐々木正美先生の受け売りですが、酷い場合には、大なり小なり精神病に至るそうです。
「孤育て」は下手すると我が子を歪める原因にも成り得ます。お子さんの逃げ場がなくなると言う意味で。親自身が、こどもの不適切な取り扱い(チャイルド・マルトリートメント)をしていることに、気づけないという意味で。
…これらは統計を取ったわけではなく、心配レベルのお話で申し訳ありません。

わたしたち親世代も、コミュニケーションが下手になってきているのではないでしょうか。誰かの些細な言動で、深く落ち込んでしまったり、気に病んでしまったり。
怖くて1話しか見られなかったのですが「名前をなくした女神」というドラマ、あのような陰湿な関係を作り上げてしまうのは恐ろしいです。

といいますのも、実はわたし、ムスメが8ヶ月の頃から夫の両親と同居をしておりまして、初めのうちは、子育てに口を出されるのがとぉっても嫌でした。自分自身が崩されるような気がしたんですね。でも、後から冷静になって、義母の言うことを考えてみると経験に裏打ちされており、大抵のことは当たっているのです(子育てテクニックの世代間格差は除きますね)。少々チクリとやられてもへこたれない強さも身に付きました。
気楽さだけを追い求めるのではなくて、多少煩わしくても、せめて近所の人とあいさつし合う関係を築いておく方が、いざというときのためにいいと思います。

自分のことばかりで申し訳ありません。
>先日の残念な事件
とは、どのような事件でしょうか?どうも思いつかなくて…お手数ですが、教えて頂けませんか?

乙武さんの講演会、検索してみたら、とてもいいもののようですね(*^_^*)
素敵な方の講演会は、足を運んで、お顔を見るだけでもいいものをお裾分けしてもらえるようで、大好きです。
お詫び (保護者)
2011-05-31 09:47:40
わかりやすいコメントありがとうございます!

申し訳ありません、団体を勘違いしておりました(汗)。

残念な事件とは、更正面重視から詳細は控えますが、最近の少年(義務教育世代)集団事件です。

日Pのホームページには「すべての活動を頑張る」精神がうたわれているように思えたのですが、私個人の希望は「仕分けと足元の情操教育強化」です。

自分の子供に「学校にケガした生徒がいたらどうする?」と聞いたところ、「先生、学級委員、お家の人に報告して、どうしてケガしているのか?フツー心配するでしょっ!!」と返ってきました。

「学校で困ったことがなかったか?困っていたり、休み時間に1人ぽっちのお友達がいなかったか?」と日頃から聞くようにしています。
何日も1人で給食を食べ続ける児童が出ないように…

>保護者さん (猫紫紺)
2011-05-31 14:20:34
お詫びだなんて、逆に申し訳ないです!
この際、団体がどこかはささやかな問題ですよね^^;

「残念な事件」とは、察するに、集団いじめの類でしょうね?悲しいことです。
しかしながら、いじめは、学校がどんなに否定しようが、程度の差こそあれ、どこにでもあり得ると思います。
「自身のストレスを、周囲の子にぶつけるのがいじめ」だ、というようなことを子育て協会の杉浦正明先生が仰ってまして、「そうだなあ」と思いました。我がムスメだって、ストレスを抱えていますもの。

>何日も1人で給食を食べ続ける児童が出ないように…

保護者さんは、優しい方でいらっしゃいますね。
「足元の情操教育」すなわち、個人個人が思いやりの心を持つ、ということですね?
家庭で暖かく子どもに接して欲しいと思います。また、先生にも、いじめの芽を見逃さないでいて、しっかり対処して欲しいと思います。

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