週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

特別な思い 塩降の滝

2011年09月19日 | 自然写真 滝

昨日は雨が降らなかったので、県内の滝は期待度が下がる・・・というわけで、今日は気にかけていた高知方面の滝を訪れる。台風の影響で午後から雨との予報なので、無理をせずに。

7時前とゆっくりめの出発。高松では晴れ、丸亀で曇り、三豊で晴れ・・・と高速上でめまぐるしいほど天気が変わる。案の定大豊エリアでは今にも降り出しそうな曇り空だったが、南国ICで降りる頃には晴れだったので一安心。


南国ICから、R32を大豊方向へ逆戻り。根曳峠のカーブの頂点から脇道へ・・・だが、道が狭そうので少し先のエスケープゾーンに車を置き、D300sに16-85mmのレンズを付けただけで出発。滝の場所を探すので今回は三脚は持たない。

Photo5分弱歩いて目印の神社の鳥居を見つける。とはいえ近づかないと見落としてしまいそうだ。三瀧神社とある鳥居をくぐって進む。脇に小川が流れているのでこの奥で間違いなさそうだ。コンクリート舗装の滑りやすい参道(?)を5分近く登って奥の社につく。水量の増えた沢の轟音が聞こえるが、それらしい滝は見えない。

沢をつたうため社脇を抜けたとき、目の前に美しい流身の滝が現れた。これが毘沙門の滝。割と近くに、同名の滝があるので、こちらは「北滝本の毘沙門滝」と呼ぶことにする。

社の奥で周辺は暗く、水音だけが聞こえる。雰囲気は最高である。三脚を持っていないため、スローが充分でないのが残念だ。

後で調べると、この上にさらに滝があるらしい。次回は三脚を持って上に行ってみよう。

201109190906_062しっかり雰囲気を堪能して、滑りやすい参道を戻る。濡れて苔むしたコンクリート舗装は下りのほうが怖い。鳥居を抜け、農道に出ると実際以上に明るくなったように感じる。滝を祀った神社でよく感じる感覚である。雰囲気に誘われて農道脇の一枚。

ここでの所有時間は1時間と少し。適度な距離と美しい滝。もっと有名になってもいいかなと思う。地形図に載っているので知る人は知っている・・・というところだろうか。

R32をさらに大豊方向へ。土佐穴内駅を過ぎ、最初の橋で左折して県道262号へ。途中川沿いに分岐して、塩降の滝を目指す。

この滝は、初めて参加したオフ会で訪れた滝である。それがJJJさん、なかちゃん、ひろっさんとの出会いであり、そこから私の訪瀑ライフは広がった。記録では2008年11月9日である。

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分岐には立派な石の看板。対向に苦労する細い道を進むと、約2kmで綺麗な滝が見える。JJJさんが最初塩降の滝と間違えたと聞くが、これで無名とはもったいない。今は水量が増えているせいかもしれないが、立派な滝である。「アサギマダラ・ドットコム」で尾生の滝と仮称されているのでその名をお借りすることにする。

この滝を過ぎて間もなく、道は未舗装の悪路に。

下の沢からは気を魅かれる音が聞こえてくる。窓を開けて走ると、ひんやりした空気と沢の水音。贅沢な気分である。

未舗装路を約2km走ると、開けたヘアピンカーブの先に美しい小滝。その脇に遊歩道と「塩降の滝」の看板。道が少し広くなった部分に車を停め、簡易装備+三脚で出発。

遊歩道は最近綺麗に整備されたと聞いた。3年前は本流沿いに尾根を登った記憶があるが、遊歩道は支流に沿って進み、尾根を巻くようにして登ると滝に到着できる。

Photo_2
先日、JJJさんが台風の後の様子を動画にしていたが、ほぼ同じ雰囲気。この滝は2本の滝が交差するのが特徴だが、今日は落口が6本ある。この場所であれば何時間でも過ごせてしまうが、雨の後は危険な場所なので、早々に切り上げる。

尾根をさらに登って滝口を越えると、上に滝がある。当時「四人の滝」と名付けた滝だが、その時はJJJさんにロープを張ってもらって渡った。今回は危険なのでやめておく。

201109191018_081_2

右の写真は、遊歩道入口の滝。これを塩降の滝と勘違いする人もいるようだが、これはこれで結構見事な小滝である。

ここでも所要時間は約1時間。時間は11時15分。まだ雨は来ない。予定はここで終わりだが、もう一ヶ所まわることにする。

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1 コメント

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JJJさん。高瀑の記録の方へコメントを頂いたようで... (yamto)
2011-09-20 07:57:58
JJJさん。高瀑の記録の方へコメントを頂いたようでありがとうございます。
文中にありますように、この滝は初めてのオフミ会で訪れた、思い出の滝です。JJJさんたちとお会いできたことで、行動範囲や考え方の範囲が広がりました。とても貴重な出逢いであったと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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