杉並からの情報発信です

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もしもナチスによる【ホロコースト】がなければ【パレスチナ分割】も【イスラエル建国】もなかった!

2014年08月12日 18時36分51秒 | 政治・社会
☆【今日の画像】:JL123号機墜落直前窓から撮影された【黒い物質】!

いつもお世話様です。

【杉並からの情報発信です】【YYNewsLive】【市民ネットメデイアグループ】【草の根勉強会】【山崎塾】主宰の山崎康彦です。

本日火曜日(8月12日)午後4時から放送しました【YYNewsLive】の放送台本です!

1)No1 67分28秒 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/89535323

No1

☆【今日のひとこと】: 西郷隆盛の言葉

幾度か辛酸をを歴て、志 始めて堅し。丈夫 玉粋。甎全(がぜん) をはず。一家の遺事、人知るや否や。児孫の為に美田を買わず。

人の志、信念というものは、幾度も幾度もつらいことや苦しい目にあってのち、はじめて固まり定まる。真の男子たるものは、玉となって砕けることを本懐とし、志を曲げて、つまらない瓦のようにいたずらに生きながらえることを恥とする。そのことについて私自身が我が家に遺しておくべき教訓とし ていることがある。世間の人はそれを知っているであろうか。それは子孫のために良い田畑、つまり遺産を買わず、遺さないということだ。
☆(1)今日のメインテーマ:もしもナチス・ヒットラーによる【ホロコースト】がなければ【パレスチナ分割】も【イスラエル建国】もなかった!

1879年スイスのバーゼルで開催された第一回世界シオニスト会議の議長を務めたアシュケナージュ・ユダヤ人、テオドール・ヘルツルは日記に次のように書いている。

[肝要なのは、ユダヤ人の苦しみがますます深まることである。そうなれば、われわれの計画が実現に近づくことになる。わたしには素晴らしい考えがある。反ユダヤ主義者をそそのかして、ユダヤ人の富を葬り去らせるのだ。反ユダヤ主義者は、ユダヤ人虐待と弾圧を強化することでわれわれの力になってくれる。ゆえに、反ユダヤ主義者はわれわれの一番の友であろう](アンドリュー・ヒチコック著太田龍監訳【ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表】生甲書房2008年9月発行\1900)

世界シオニスト機構の【シオニスト・ユダヤ人】は反ユダヤ主義者のナチス・ヒットラーと手を結び、ユダヤ人が全財産を持ってドイツからパレスチナへ移住できる[ハアヴァラ]の移送協定に署名したのだ。その結果ドイツのユダヤ人人口の約20パーセントに当たる6万人がパレスチナに移住、1935年には現地のユダヤ人の15パーセントを占めるほどになる。彼らはナチス政権に祝福されて4000万ドル(今日では約6億ドルに相当)の資産を持ち出したのだ。

300万人とも600万人ともいわれるナチス・ヒットラーによる【ホロコースト犠牲者】の大部分は、【シオニスト・ユダヤ人】による【パレスチナ移住計画】を支持せずドイツやポーランドやフランスやソ連などに定住し続けることを選んだ【一般的ユダヤ人】だったのだろう!

【ホロコースト】による数百万人の犠牲者への世界中の同情を背景に、英米戦勝国は【シオニスト・ユダヤ人】のために【パレスチナ分割】と【イスラエル建国】と強行し、数百万のパレスチナ人を難民化させたのだ。

【自分たちユダヤ人は神に選ばれた選民であり非ユダヤ人=ゴイムは家畜である】と狂信して宗教的妄想である【聖地シオンに帰る=シオニズム】を実現したイスラエルの【シオニスト・ユダヤ人】と【イスラエル支援】をやめない米国、英国などの欧米の【シオニスト=ユダヤ人】は、ガザ住民の無差別殺戮になんの痛痒も良心の呵責も感じないのだ!

【関連情報1】

▲アンドリュー・ヒチコック著太田龍監訳【ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表】(生甲書房2008年9月発行\1900)P157【ナチスと手を結んだパレスチナのユダヤ人]】より抜粋

一方、ナチスとパレスチナのユダヤ人は手を結んだ。この協力は、それから7年続くことになる。これは両社が本質的に同じものを求めていたことによる。パレスチナのユダヤ人は、ユダヤ人は全員パレスチナで暮らす小糸を望み、ナチスはユダヤ人が全員ドイツから出ていくことを望んでいた。かくして、両者は[ハアヴァラ]として知られる移送協定に署名するのである。この協定では、ユダヤ人が全財産を持ってドイツからパレスチナへ移住することを許可している。

この協定の結果、ドイツのユダヤ人人口の約20パーセントに当たる6万人がパレスチナに移住、1935年には現地のユダヤ人の15パーセントを占めるほどになる。彼らはナチス政権に祝福されて、4000万ドル(今日では約6億ドルに相当)の資産を持ち出した。

【関連情報2】

▲アンドリュー・ヒチコック著太田龍監訳【ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表】(生甲書房2008年9月発行\1900)P103より抜粋

1897年:ロスチャイルド家はシオニズムを推進するために、世界シオニスト会議を創設する。シオ二ズムとは、ユダヤ人の故国獲得を求める政治運動ということになっているが、実態は、ユダヤ人、中でもロスチャイルド家が統治し、支配する世界政府のもとに全世界を統合しようとする陰謀である。

第一回世界シオニスト会議は、ミュンヘンで開催されるよう手はずが整えられていた。ところが現地のユダヤ人の反対にあい、会議はスイスのバーゼルに会場を移し、8月29日に開催された。議長を務めたアシュケナージュ・ユダヤ人、テオドール・ヘルツルは日記に次のように書いている。

[肝要なのは、ユダヤ人の苦しみがますます深まることである。そうなれば、われわれの計画が実現に近づくことになる。わたしには素晴らしい考えがある。反ユダヤ主義者をそそのかして、ユダヤ人の富を葬り去らせるのだ。反ユダヤ主義者は、ユダヤ人虐待と弾圧を強化することでわれわれの力になってくれる。ゆえに、反ユダヤ主義者はわれわれの一番の友であろう]

ヘルツルは、続いて世界シオニスト機構の議長に選出される。シオニストの旗として同機構が採用した[ロスチャイルドの赤い六芒星]は、51年後、イスラエル国旗の上に配されることになる。

この第一回世界シオニスト会議において、のちにどう会議の議長となるハイム・ヴァイツマンは、次のように宣言している。

[イギリスのユダヤ人、フランスのユダヤ人、あるいはドイツのユダヤ人、アメリカのユダヤ人というものは存在しない。ただ、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカにユダヤ人がすんでいるというだけである]

☆(2)今日のトッピックス

①日航機事故:思い胸に御巣鷹へ 雨の中を慰霊登山

毎日新聞 2014年08月12日 

520人が犠牲になった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から29年となった12日、花束を手にした遺族が早朝から墜落現場の「御巣鷹(おすたか)の尾根」(群馬県上野村)に登り、それぞれの思いを胸に銘標に手を合わせた。

降り続く雨の中、遺族らは登山口から約800メートルの「昇魂之碑」まで登り、航空機事故根絶を願う「安全の鐘」を鳴らした。幼い命の冥福を祈るシャボン玉が飛ぶ中、次男健君(当時9歳)を失い、遺族でつくる「8・12連絡会」の事務局長を務める美谷島(みやじま)邦子さん(67)は「登山道も整備され、大雨でも登れるようになった。来年は30年。若い世代に入ってもらい伝えていきたい」と話した。

日本航空によると、この日の慰霊登山者は70家族、約250人の予定。午後6時からは尾根のふもとにある「慰霊の園」で追悼慰霊式が営まれ、墜落時刻の午後6時56分に黙とうがささげられる。【尾崎修二、畑広志】

②台風直撃10人死亡でも…安倍首相は「豪華グルメ」に舌鼓

2014年8月11日 日刊ゲンダイ

お盆休みの行楽客や帰省客らを「直撃」した台風は各地に大雨被害をもたらし、台風の影響とみられる死者は11日までに計10人。行方不明者は2人となった。

避難勧告・指示の対象も130万人以上に上るなど「大災害」に発展する恐れがあった中で、ノンビリと夏休みを楽しんでいたのが安倍首相だ。

「安倍首相は10日から、山梨県鳴沢村の別荘で2週間の予定で夏休みに入りました。台風の影響で西日本の住民がテンヤワンヤしていた時、安倍首相は昼は母親の洋子さんらとイタリア料理に舌鼓を打ち、夜は中華料理店を訪れていました」(政治ジャーナリスト)
首相にしてみれば「連絡はいつでも取れる」とか言うのだろうが、まったくイイ気なもんだ。米国でもオバマ大統領がイラク空爆の継続を発表後、すぐに夏休みに入り、ゴルフを楽しんだことに批判の声が出ているが、似たり寄ったりだ。

③イラク大統領、新首相にアバディ氏を指名 マリキ首相は違憲と反発

2014年08月12日 ロイター日本語版

[バグダッド 11日 ロイター] - イラクのマスーム大統領は11日、イスラム教シーア派政党連合のハイダル・アバディ氏を新首相に指名し、国内で激化する戦闘の収束に向け、広範な新内閣の組閣を命じた。

ただ、マリキ氏が米国などの圧力に屈して退陣に応じるかは不明。マリキ氏はアバディ氏の指名についてまだコメントなどはしていないが、マリキ氏の義理の息子はロイターに対し、指名を覆すために法的手段に訴える可能性があると述べた。

アバディ氏はフセイン政権下のイラクを逃れ、長く英国に亡命していた。マスーム大統領との会談を受け、「イラクに対するテロリストによる攻撃に対抗するため、一致団結する必要がある」と述べた。

マリキ首相、新首相指名を違憲と批判

[バクダット 11日 ロイター] - イラクのマスーム大統領が11日、イスラム教シーア派政党連合のハイダル・アバディ氏をマリキ氏に代わる新首相に指名したことについて、マリキ氏は憲法に違反する行為として批判した。

マリキ氏はテレビ演説で、マスーム大統領による新首相指名を危険な違憲行為と批判。「われわれは違反行為を是正する」と述べた。

(以下略)

☆(3)今日の【シオニスト・イスラエルのガザ虐殺と反イスラエル闘争】

①【ガザ発】ハマス政治部門・高官インタビュー ~上~

2014年8月12日 田中龍作ジャーナル

ムスタファ・サワーフ氏。何を聞かれても冷静かつ論理的に答えた。=11日、ガザ市内 写真:筆者=

ハマス政治部門・高官が11日、ガザ市内で 田中龍作 とイタリアの有力紙『ラ・レプブリカ』の元名物記者(75歳)の共同インタビューに応じた。

高官はムスタファ・サワーフ氏(59歳)。ハマスはイスラエルによる暗殺を逃れて軍事部門、政治部門ともに地下に潜っているが、しかるべきルートを通じて接触した。

記者:カイロの交渉でハマスは最小限何を獲得したいか?

高官:「ガザ封鎖の解除」「(イスラエルで囚われている)政治犯の解放」「ガザの復興」。この要求が満たされれば戦争を止める。これらの要求は政治家から出たのではなく、人々から出た。

記者:イスラエルはそれらの要求を飲まないのではないか?

高官:イスラエルはすべてを拒否するだろう。イスラエルが拒否すれば、我々も交渉を拒絶する。

記者:侵攻後と侵攻前とでは、何が違っているか?

高官:侵攻前と後とでは大きく違う。イスラエルは多くの兵士を失った。(イスラエル兵士の死者=今回:64人/08~09年:10人)。(ロケット弾の飛来で)ベングリオン空港は離発着に支障を来した。イスラエルの経済は悪化した。イスラエルは静かな環境で暮らしたければ停戦交渉に合意すべきだ。

空爆で破壊されたハマス最高指導者のイスマイル・ハニーヤ氏の自宅。ハニーヤ氏は難を逃れた。=ガザ市内 写真:筆者=

記者:ハマスはこの戦争に勝った、と言うのか?

高官:イスラエルが我々を破ることはできない。イスラエルがこの戦争で獲得したのは、無辜の市民を殺戮したことと家を破壊したことだ。イスラエルは何も獲得していない。

記者:(ハマスがガザを支配するようになった)2007年以降、サウジアラビアやエジプトはラマラ(西岸の首都)のファタハを認めるようになった。(そのうえ)米国やEUはハマスをテロリスト指定したが?

高官:ハマスはアラブの民をあてにしているが、アラブ諸国をあてにしていない。体制は変わるものだが、人々は変わらない。エジプトではムバラク→モルシ→シーシと政権が変わったが、人々は変わっていない。

アラブ諸国は以前と違ってハマスを支持することを警戒している。アラブの春を恐れているのだ。

もしハマスがイスラエルを承認すれば、イスラエルはハマスを正統性のある政治組織として認めるだろうか。これは国際社会のハマスへの対応を計るバロメーターだ。

我々は占領下にあり、我々の生活と我々自身を占領から守っている。我々は占領に対抗する権利を持っていないのだ。

~つづく~

 ◇

読者の皆様。田中はクレジットカードをこすりまくってガザに来ております。借金です。ご支援よろしくお願い致します。

☆(4)今日の【安倍自公ファシスト政権の暴走と政権打倒闘争】

①日本の右翼団体が韓日平和行進に車で突進

2014.08.10 ハンギョレ新聞日本語版

「韓日キャンドル行動9周年」行事現場両国市民約500人が「戦争反対」を訴える9日午後、韓-日の市民500人余りが東京千代田区の白山通りを‘平和 の灯を!ヤスクニの闇へ’等のスローガンを叫びながら行進すると、日本右翼が激烈に反発して悪口を浴びせている。 韓-日市民キャンドル行動は今年で9回目をむかえた。 東京/キル・ユンヒョン特派員

「止まれ、危ない!」

9日午後7時、東京千代田区白山通り。右翼が運転する白い乗用車が突然行列に向かって突進すると、警察官数十人があわてて車の前に立ちはだかった。 かろうじて衝突を避けた乗用車は「車をどかせ」という警察の要求に全く応じようとしなかった。‘尊皇’ ‘忠君愛国’ ‘我々は大和民族の子孫’などの文字が書かれた服を着た右翼らが相次いで行列に荒々しく飛びかかってきた。 内田雅敏弁護士と「強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク」の矢野秀樹事務局長はこれに屈せず、韓日市民約500人の行列を率いて「戦争反対」「ヤ スクニ反対」などのスローガンを叫んだ。 イ・ヨンチェ恵泉女子大教授は「今の日本の政治状況を反映するかのように、右翼が例年の二倍は来たようだ」と話した。

侵略の神社である靖国神社に反対するため、2006年8月に始まった韓日市民のキャンドル行動「平和の灯を!ヤスクニの闇へ」が今年で9年目をむかえ た。 この集いを通じて集まった韓日の市民たちは、2008年と昨年の二度にわたり韓国人遺族たちの靖国合祀撤回訴訟を進め、今年4月には安倍晋三日本総理によ る昨年12月の靖国参拝に対する違憲訴訟を提起した。

今年の行事を準備する覚悟は以前とは違っていた。 安倍総理が日本現職総理の肩書で7年ぶりに靖国に参拝したのに続き、集団的自衛権行使のための憲法解釈変更等を通じて日本を再び‘戦争できる国’にする作 業を着々と進めているためだ。

日本の内田弁護士や韓国のイ・ソクテ弁護士など、キャンドル行動の共同代表団は、この日発表した宣言文で「日本が集団的自衛権を行使するこ とになれば、自衛隊が海外に派兵され戦死する事態となり、その場合靖国神社の英霊たちと同じように扱われかねない」と指摘した。

安倍総理の神社参拝行為は、「死んで靖国で会おう」と言って若者たちを戦場に追い立てた旧日本軍部の姿と根本的に同じ行動だという主張であ るわけだ。 実際、『産経新聞』などは、昨年安倍総理の参拝直後に「総理が神社を参拝することは(戦場に出て行く)自衛隊にとって非常に強い心の支えになる」と報道し たことがある。

この日の行進に先立って行われたシンポジウムで専門家たちが強調したのもその点だった。山田昭次立教大学名誉教授は「安倍首相は7月に集団的自衛権を閣議 決定した。市民たちは日本の指導者が“軍備の根”となる愛国心の高揚に向けて努力してきた60年余りの戦後史を明確に認識して、現在の危機を 克服しなけれ ばならない」と指摘した。内田弁護士も「靖国神社は日本の戦争が侵略戦争ではなく植民地解放のための聖戦だったという、世界で通用し得ない特 異な歴史観を 持っている。

これは戦争と植民地支配を反省した1995年の村山談話など周辺国との国際的合意に反するものだ」と述べた。アメリカの曖昧な態 度に対する批 判もあった。沖縄の平和運動家ダグラス・ロミスは「米国は日本を再武装させ、これを米国の世界戦略に活用しようとするが、日本の保守派にとっ て再軍備は “ヤスクニズムの復活”という意味を持つ。米国はこの二つの間のバランスを維持し難いだろう」と皮肉った。

東京/キル・ユンヒョン特派員

②④国連人権理事会諮問委員会でフクシマ問題発言

August 11, 2014 前田朗ブログ

http://maeda-akira.blogspot.ch/2014/08/blog-post_11.html

8月11日、国連欧州本部で、国連人権理事会諮問委員会13会期が始まった。初日に議題2のうちの一つ「災害後・紛争後の人権の促進・保護」の審議が行われた。NGOの国際人権活動日本委員会(JWCHR、前田弓恵)は、次のような発言をした。                                  
<JWCHRは本議題の下でこれまで2度にわたって、東日本大震災とそれに続く原発事故の下での人権侵害状況を報告してきた。今日は最近の状況について報告したい。                             
福島原発事故から3年以上が経過したが、被災者は避難生活を余儀なくされ十分な賠償がされていないままである。被害者は多大な生活不安の中にある。生活空間の空間線量とそのマップ化、食品や土壌・灰などの放射能測定値は十分知らされていない。2013年夏に実施されたがれき撤去作業により、放射性物質が飛散し、原子炉から50km離れた農産物に付着していた。                                そのような中で甲状腺がんに罹患している子どもの数は増加しており、約28万7千人中少なくとも50人と通常の少なくとも170倍高くなっている。さらに、原子力発電所で働く作業員の被ばく許容限度は、今年8月に100mmSVから250mmSVへ引き上げられた。                        
にも関わらず、日本政府は事故の解決を棚に上げて、停止していた原発の再稼働にやっきになっている。例えば規制委員会は、川内原発の適合審査について、避難計画が作成される前に審査通過をさせた。その理由は、避難計画の準備は地方自治体の責任であり、それが妥当かどうかを判断する「権限がない」というものであった。                          本年5月21日、福井地裁は、安全審査が不十分であるとして、大飯原発の再稼働を差し止める判決を下した。ところが、政府は安全確認を放棄しながら、原発の再稼働方針を決定した。政府は主権者である国民の意見、及び裁判所の判決を尊重するべきである。政府は、事故の再発を防ぐ事故についてよく検証するべきである。国際人権活動日本委員会は、日本政府に再稼働の中止を求めるとともに、福島原子力発電所の被害者への十分な補償措置を講じるよう要請する。>

③来年度から医療費県別抑制へ 政府、目標設定へ検討開始

2014年8月11日 共同通信

政府は11日、都道府県別の医療費支出目標の設定に向け、有識者による専門調査会の初会合を官邸で開いた。医療機関が請求するレセプ ト(診療報酬 明細書)などのデータを活用し、高齢化に伴って増え続ける医療費を抑制するのが狙い。年内にも、地域ごとの適正な病床数や人口、年齢構成 などを踏まえ、支 出目標を定めるための算出方法を示す。2015年度の目標導入を目指す。

医療費の伸び率は国内総生産(GDP)を上回っており、どのように上昇を抑えるかが経済再生や財政健全化にとって重要な課題となって いる。

④国産ステルス:1月初飛行 4年で実用化判断、三菱重方針

毎日新聞 2014年08月12日 

三菱重工業は、防衛省の委託を受けて研究開発を進めているステルス戦闘機の試作機を、来年1月に初飛行させる方針を固めた。国内企業による初のステルス戦闘機開発で、防衛省は性能やコストを確認した上で、実用化するかどうか2018年度までに最終判断する方針だ。【朝日弘行】

ステルス機は中国やロシアが既に試作機を飛行させるなど開発を進めている。日本も09年に、世界最高のステルス性を備えた米国のF22の導入を目指したが、情報流出を警戒する米国の禁輸措置で断念した。このため、防衛力の強化には独自技術の蓄積が必要と判断。国内企業の戦闘機生産も、日米で共同開発した戦闘機F2全94機の生産が11年に完了してから途絶えており、国内防衛産業の生産基盤や技術の維持、向上を図る狙いもある。

(以下略)

☆(5)今日の【真実・事実の追及】

①アンドリュー・ヒチコック著太田龍監訳【ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表】(生甲書房2008年9月発行\1900)P179-180抜粋

ウイリアム・ジョイスは自ら故国イギリスを逃れてドイツに住んでいたが、この年に出版した『イギリスの黄昏』の中でユダヤ人の特性について、次のように述べている。

強固な実利主義、それでいて表向きは神秘試技を装う才能、多民族の徹底的な軽視、他国民の権利の完全な無視、模倣や即興の才、高収益に結びつかない仕事すべてに対する蔑み、金儲けに曽々木国膨大なエネルギー、ユダヤ人以外のすべての民族主義・国家主義に対する憎悪、自らの家族と共同体に対する高い忠誠心、異邦人を堕落差sれる力への暗黙の信頼、陰謀を企てるのに並優れた才能、より深い考えやより高い理想に対する能力の情けないまでの低さ、これらがユダヤ民族の主たる特性である。これらの特質すべてについて書こうとすれば、それだけで何巻にも及ぶダル。しかし、これらの意味するところの結果は、次のような傾向を示すだけで十分に事足りる。

1.国家の中に国家を形成することしかできない。

1.宿主である異邦人も自分たちと同じ権利を持っていると考えることができない。

1.高い利益をもたらすあらゆるプロセスに、あらかじめ特化する。それゆえに、資本主  義において、製造業以外の融資、流通、両替という業種にほとんど排他的に執着する  。利益や出世のために、専門的な仕事を引き受ける。

1.社会的、経済的な立場を利用して政治的な権力を握ろうとする生来のケ池王。

1.彼らの民族の本質に注目させ、その計画を露見させる可能性のある一つの要素である  国家主義、民族主義に対して抱く不浄な恐怖感。

1.滞在している国の文化水準を意図的に下げる。

1.必要な分だけあれば、他と比べても多くを得たいとは思わないアーリア人と競争しこ  れを排除する。

こうしたことが、ユダヤ人が住むおdの土地でもはっきりと結果として現われているように思われる。

(抜粋終り)

☆(6)今日の重要情報

①ノーム・チョムスキー:ガザめぐるメディアの「恥ずべき瞬間」、そして米国の変化がいかに占領を終わらせられるのか

2014/8/11 デモクラシーナウ日本語版

http://democracynow.jp/

ガザ地区が新たな72時間の停戦に入る中、世界的に著名な反体制知識人・言語学者のマサチューセッツ工科大学(MIT)教授、ノーム・チョムスキーのインタビューの第2部をお送りします。チョムスキーは、米メディアによるイスラエルによるガザ地区攻撃についての報道を非難し、「米メディアが暴力的で攻撃的な国家のおぞましい宣伝機関の言いなりになろうと努めるのは、米メディアにとって恥ずべき瞬間です」と語ります。またチョムスキーは、イスラエルによるヨルダン川西岸地区とガザ地区の占領への米政府の支持を終わらせるためには、米国民の圧力が肝要だという長年の彼の考えについても話します。「米国はいまだに残虐行為に対し決定的に重要な支援をし続けています。この問題について国内圧力によって米政府を世界に合流するよう強いることは、遅かれ早かれ、可能でしょう──それは実にわれわれ次第なのです。そしてそれは決定的な変化になるでしょう」とチョムスキーは語ります。

②ノーム・チョムスキー:BDS運動、そして「アパルトヘイトよりももっとひどい」イスラエルによる占領

2014/8/11 デモクラシーナウ日本語版

http://democracynow.jp/

MIT教授ノーム・チョムスキーが、米政府のイスラエル支持や、ボイコット(Boycott)・投資撤退(Divest)・制裁(Sanction)のBDS運動、そしてガザ包囲について話します。「占領した地域でイスラエルが行っている行為はアパルトヘイト(人種隔離政策)よりももっとひどい。これをアパルトヘイトと呼ぶことはイスラエルへの贈り物です。少なくともそこで言う『アパルトヘイト』が南アフリカ風のアパルトヘイトなら。しかし、決定的な違いがあります。南アフリカのナショナリストは黒人人口が必要だった。彼らは労働力だったのです。占領地域でのイスラエルのパレスチナ人との関係は全く違います。彼らはパレスチナ人をたんに不要だと考えている。出て行ってほしい、あるいは少なくとも監獄にいてほしいと思っているのです」とチョムスキーは話します。

③「サディスティックでおぞましい」:イスラエルによるガザ地区での食糧と医療品の制限についてノーム・チョムスキーが語る

2014/8/11 デモクラシーナウ日本語版

http://democracynow.jp/

MIT教授ノーム・チョムスキーは、イスラエルの元国家安全保障顧問が先日話したように、ガザ地区についてのイスラエル政府内の議論は「ぎりぎりの生存」を許すべきか「悲惨さと飢え」を負わせるべきかのいずれかというものだと話します。「イスラエルの専門家たちは、ガザ住民が生き延びるのに必要なカロリーを正確に、細かく計算しました。彼らの行った制裁を見ると、とてもおぞましいものです。ジョン・ケリー(米国務長官)さえ彼らを苦々しく非難しています。生き延びるためだけに十分なカロリーなんて、彼らはサディスティックだ」とチョムスキーは語ります。チョムスキーはまた、イスラエルの破壊を求めるハマスの綱領に対して注目が広がっていることについても話します。「それに注目する唯一の人々は、この綱領をいたく愛しているイスラエルのプロパガンダ要員です。その綱領は1988年、包囲され攻撃されていた中で少数の人々が作ったものです。それは実質的に意味のないものです。意味を持つ綱領もありますが、それらについて言及されることはありません。例えば、イスラエルの与党リクードの選挙政綱は、ヨルダン川の西岸にはパレスチナ国家は決して存在することはできないとはっきりと定義づけています。 そして彼らは、それを政治綱領、選挙政綱に含めるだけでなく、実際にそれを実行しているのです」とチョムスキーは話します。

☆(7)今日の注目情報

①特捜幹部の独善と日航機御巣鷹山事故 郷原信郎

2014年06月08日 WebRonza Bloggers Today

http://webronza.asahi.com/bloggers/2014060800001.html

特捜検察の「政界捜査での暴走」と「司法メディアとの歪んだ関係」を描いたWOWOW連続ドラマW「トクソウ」が、明日6月8日日曜日午後 10時からの放送で最終回を迎える。

このドラマの放映を記念して、原作者(【「司法記者」講談社文庫】)でドラマ脚本監修者でもある私と田原総一朗氏とで対談【田原総一朗×郷 原信郎 【第1回】「特捜部は正義の味方」の原点となった「造船疑獄事件の指揮権発動」は検察側の策略だった!】を行い、現代ビジネスのサイトに掲載 されている。

(以下略)

ここに登場する当時の特捜部長の山口悠介氏は、私が検事任官6年目の1989年、東京地検で司法修習生の指導係検事を務めていた頃の東京地 検次席検 事であった。次席検事室に修習生を集めて開かれていた酒盛りで、「山登り」の話もしばしば出ていた。検察が「正義の頂点」であることに些かの 疑問も持って いないタイプの人物であった。

山口氏は、その後、東京地検次席検事から、御巣鷹山日航機事故の業務上過失致死事件を担当する前橋地検の検事正に異動し、事故から約6年後 の91年7月、不起訴処分を行い、検事正として「不起訴理由説明会」を行った。そこで、彼は、事故の遺族と自ら向き合うことになった。

被災者家族の会「8・12連絡会」の「90・7・17前橋地検――8・12連絡会『日航機事故不起訴理由説明会概要』」によると、山口検事 正は、この説明会の冒頭で、次のような発言をした(大野達三「日本の検察」(新日本出版社:1992))。

「私は検察庁での大ベテランと言われている。ロッキード事件の時、日本では刑事免責制度はないが、免責をし、嘱託尋問をして、田中角栄を逮 捕した。 大企業の脱税事件、リクルート、三越事件、リッカ―ミシン、平和相互銀行その他大きな事件には全て関与し、年間逮捕者(72人)ナンバーワン の実力があ る。今回この実力がかわれて、昨年9月、日航機事件の捜査をすることになった。…」「飛行機に乗る人が多すぎるという現状。検察審査会の人が 言っていた が、一人交通事故でなくなっても起訴されるのに、なぜ520人もなくなっているのに起訴しないのはおかしいと言いだした。皆そうおもってい た。しかし飛行 機は墜落すればだいだい死ぬ。520人も乗っていたから死んだんで、一人しか乗っていなかったら、一人しかしななかった。なんで520人もの たくさんの人 が乗っていたのか。…」

この無神経極まりない発言で、山口検事正は、遺族からの怒りと激しい反撃にさらされ、説明会は5時間に及んだという。

その後、山口氏は、札幌高検検事長に昇進したが、覚せい剤常用者の女性と、検察庁の忘年旅行会の際に知り合い、同女性が覚せい剤事件で逮 捕・起訴さ れた後も密会を続けたとの女性スキャンダルが週刊誌で報じられ、国会でも、「最高検の綱紀粛正に関する質問主意書」が出されて追及されたこと で96年に検 事長を辞職し、99年に世を去った。

(以下略)

「ロッキード事件の鬼」で有名な、当時の吉永祐介検事正が参加するゴルフコンペでは、優勝者は、決まって検事正だった。吉永氏がゴルフの達 人だった わけではない。参加者が気を遣い、必ず検事正が優勝し、優勝賞品を持って帰ってもらうように「調整」するのだ。午後のラウンドに入ると、第一 組でプレーす る検事正のスコアの情報が他の組に伝えられる。ゴルフの上手い副検事など、バンカーの中で「あっ」などと言いながら、何回か空振りをしてい た。

検察、特に特捜という組織の中にいると、常に司法記者達に囲まれて情報をねだられ、部下からも崇め奉られているうちに、それが当然のような 意識になっていく。

(以下略)

☆(8)今日の正論

①教育労働者は観るべき映画「ローマの教室で~我らの佳き日々~」 ジョニーH

レーバーネット

http://www.labornetjp.org/news/2014/1407706022071JohnnyH

私は、教育労働者である学校教師の仕事は「生徒の伴走者」であると、常々思っている。
ジョゼッペ・ピッチョーニ監督のイタリア映画「ローマの教室で~我らの佳き日々~」を観た。マルコ・ロドリ原作「赤と青」のこの映画は、イタリアのローマにある公立学校に勤める3人の教師の半年間の物語である。

「教師の仕事は学校内だけで家庭には立ち入らない」というジュリアーナは、教師たちに苦言を呈しながら、自らも真っ先に出勤し学校内のトイレや施設を点検する真面目な女性校長。ある朝、体育館でせき込みながら寝ている男子生徒を発見し、病院まで連れていくのだが、その生徒のたったひとりの肉親の母親が何日も帰ってこないということを知り、どこまで面倒をみたらいいか悩む。

「生徒にやる気を起こさせる」と情熱に燃える男性国語補助新人教員ジョバンニは、教える詩の意味を考えさせようとして生徒たちから反発をくらうが、生徒全員の名前を覚え、やがて生徒たちから信頼を得始める。ところが一番反発する女子生徒の身の上に同情しすぎて、立場が悪くなる。

「生徒はみんな頭がからっぽ」と嘆く情熱を失った皮肉屋の老教師フィオリートは、短期間しかつきあわない生徒の名前を覚えても無意味、また詩の意味を生徒に教える必要はなくリズムよく朗読させることしかしない。ところが記憶にない女性の卒業生から留守電がはいり動揺する。

そして物語はそれぞれ展開するのだが、3人はなかなか思い通りにならないのだが、最後に3人とも「少なくとも一人以上の生徒の伴走者」となっている。3人とも異なる個性を出しながら教師の仕事を果たすのである。

そして、実は3人は、佳き仕事を果たすためのヒントを生徒から借りているのだ。 この映画はエンドロールが始まっても絶対に席を立たないでほしい。 そこに大切なメッセージが隠されている。

さて、憲法違反の教育への政治介入により、理不尽な強制が押し付けられている現況の日本の教育現場で、教師たちは上意下達の指示の中でしか考えることができず、生徒たちから見ても没個性の金太郎飴になってしまっている。この映画の3人のように「生徒の伴走者」という教師の仕事を果たせるのであろうか。

この映画の謳い文句は 「答えはひとつじゃない。人生色とりどり。それぞれ好きな色があっていい」である。 日本の教育労働者よ、生徒たちのために頑張ってほしい。

「ローマの教室で~我らの佳き日々~」(配給・クレストインターナショナル)は、 岩波ホールで8月23日(土)よりロードショー

予告編→ https://www.youtube.com/watch?v=gMSHATbRY5k

☆(9)今日の【大手マスコミが報道しない真実】

① 【再掲】「ドン不在」創価学会で某重大論争
次期会長と目される谷川氏らが打ち出した「大御本尊」問題が紛糾。大方針が決まらない。

2014年【Facta】8月号 POLITICS

https://facta.co.jp/article/201408005.html

ネット上に流出したとされる告発文書

創価学会の内外で今、ある告発文書が物議を醸している。それは5月中旬、現役学会員が長年続けているインターネット上の匿名ブログに掲載された。「総本部の御本尊と日蓮世界宗創価学会会憲の問題点」などと題する3扁の文書は作成者不明ながら、昨年秋に学会内部で進行していた極秘計画を克明に綴り、1万8千字近くに及ぶ。もっとも、それはブログ管理人によってわずか1日で削除された。かえってそのことが内容の信憑性や重大さを物語っていると一部では受け止められている。

件の文書によれば、学会は昨年9月、小委員会を設けて教義における本尊の意味づけを大きく変えようとした。東京・信濃町の学会村では総本部建物の完成を創立記念日である11月18日に控え、慶祝委員会が立ち上がっていた。その下部組織である小委員会を主導したのは次期会長の有力候補と目される谷川佳樹事務総長や弁護士グループ重鎮の八尋頼雄氏、前会長で現在は最高指導会議議長を務める秋谷栄之助氏ら主流派の最高幹部たちで、それに教義の専門家である教学部員が加わった。谷川氏らが打ち出した方針は本尊中の本尊である「大御本尊」を置き換えるというものだった。

教学部員が告発レポート?

学会は教義を定めた会則第2条で「大御本尊を信受し」としているが、それはすなわち静岡県の日蓮正宗大石寺(宗門)に安置された「戒壇の大御本尊」を指すものと大方了解されてきた。鎌倉時代の宗祖・日蓮が書いた文字曼荼羅を一枚板に彫ったものだ。谷川氏らはそれと決別し、学会自らが信濃町に安置する「創価学会常住御本尊」を「大御本尊」とする方針を打ち出したのである。1951年に宗門の64世法主・日昇が戒壇の大御本尊を書写し、学会に授与されたものだ。そして総本部を「広宣流布大誓堂」と名付け、新たな「大御本尊」を安置する。

並行して進んでいたのが「日蓮世界宗」の旗揚げとその会則にあたる「会憲」を制定する動きだった。日本の創価学会と、創価学会インタナショナル(SGI)に集う海外各国の組織を、日蓮世界宗の旗印の下に統合し、前述の大誓堂を聖地とする世界宗教の体制づくりを目指すものだ。同時に、日蓮世界宗の会長に就くのは日本の創価学会会長とされ、人事・財政面における信濃町の一極支配を強める性格も会憲は帯びていた。

教義の根本に関わる本尊問題の議論は紛糾したようだ。戦後に急拡大を遂げた学会はもともと宗門の在家信徒団体。が、90年代初頭、宗門と激しい対立関係に陥った(91年に宗門が学会を破門)。本尊問題に関し主流派の一人は「宗門と最終決着をつける」と息巻いたというが、宗門戦争以前からの教義の整合性を重視し、一般会員の混乱を避けたい教学部は反発。これに対しては「多少の退転はやむを得ない。9割は付いてこれる」との発言があったという。

他方、会憲問題については昨年9月25日の会議で原田稔会長が海外主要国の代表に対し次回来日時の賛同署名を求めたとされる。が、独立志向の強い各国代表の間では戸惑いが広がり、10月3日の中央会議でもお膝元から多くの疑問の声が上がったという。それでも原田氏や谷川氏らは11月8日に日蓮世界宗の旗揚げを全世界に向け発表する日程を内々に固め、強行突破を図ろうとしたらしい。

以上が文書の告発するところだが、関係者によれば、おそらくは事態を危惧した教学部員による私的レポートだという。それが今年初め頃に流出したようだ。ある教学部員が執行部の査問を受けたとの情報も伝わる。「そうした文書が出回っているとは聞いたが、怪文書の類いではないか」と古参の有力学会員は話す。信濃町は怪文書扱いにして火消しに走っているようだ。が、関係者によれば、文書の内容そのものはほぼ事実に即しているとみて良いという。実際、学会は日蓮世界宗の名称を特許庁に商標登録している。

その後の経過を記せば、本尊問題も会憲も何ら決着を見ることなく、総本部完成の日は通り過ぎた。発表に至ったのは広宣流布大誓堂と命名したことだけだ。東京大学出身で実務に長けた谷川氏を創価大学出身で理事長を務める正木正明氏が激しく追い上げていると取り沙汰された次期会長レースの決着も持ち越しとなった。学会にとってまたとない慶祝の日は肩すかしに終わった。今の学会は何ら大方針を決められないのが実情だ。

その最大の理由がカリスマ指導者である池田大作名誉会長の不在にあることは論をまたない。脳梗塞で倒れたとされる池田氏は2010年5月を最後に公の前に姿を現していない。昨年夏には極秘の軽井沢会議を招集し復活の兆しを見せたが、その後は信濃町の第二別館に引きこもる毎日だ。ごく一部の幹部は頻繁に面会しているものの、明確な指示は下されていないようだ。『聖教新聞』も昨年11月以降、近影を掲載していない。

カリスマ亡き後どうなるか

カリスマ不在の間、谷川氏ら主流派は権力基盤を固め、ここにきてその傾向は強まっている。06年に会長職を外され失脚したとみられた秋谷氏が合流し復権。中立とされた原田会長も今や主流派に軸足を移したようだ。昨年12月には対抗馬である正木理事長のブレーンとされる本部機構の幹部2人が要職から外れた。いまや正木氏側は総崩れというのが大方の見方だ。

谷川氏らは集団指導体制下の権力集中型組織を指向しているとされる。かつて池田氏は創価学園・創価大出身者を要所に配した権力分散型組織を思い描いた。しかし、それはカリスマあってこそ統御可能な組織。谷川氏らが推し進める信濃町の聖地化など一連の大方針は、ルールで縛り上げ一極集中組織を目指すという、カリスマ亡き後を見据えた実務家ならではの発想だ。

ただ、もはや敵なしの主流派でも国内だけで公称827万世帯を数える巨大組織を号令ひとつで動かせるほどの指導力はない。件の告発文書によれば、谷川氏らは方針を押し通す説得材料として事あるごとに「先生(=池田氏)のご意思」をちらつかせていたとされる。が、実際のところ池田氏の明確な支持があった形跡はなかったという。

池田氏を偶像化して求心力を保ち、組織維持を図る――そんな未来像もよぎる。学会は停滞と斜陽の時代を迎えるのか。

②アジアの「臓器売買」「人身売買」 背筋が凍りつく仰天実態

2014年8月12日 日刊ゲンダイ

タイのバンコクで日本人男性(24)が複数の乳幼児を代理出産させた騒動はいまだに謎だらけだ。

10日、地元の警察が代理母13人の身元を確認。30万バーツ(約100万円)の報酬を得た女性もいたことがわかった。

男性については今年、計4人の乳幼児を1人ずつ連れて、タイからカンボジアに向けて出国したことが分かっている。タイ警察は国際的な人身売買の目的で養育された疑いもあるとして捜査を進行中だと報じられた。

タイの人身売買といえば映画「闇の子供たち」(阪本順治監督=08年)が思い出される。タイの暗部を描いた作品で、親に売られた8歳の少女が売春宿で働かされ、孤児たちは眼球をえぐられて失明し、物乞いをさせられる。

佐藤浩市演じるセレブは心臓病の子供を抱え、タイの子供からの心臓移植を待ち望んでいる。映画はブローカーが斡旋したタイの少女が病院に連れて行かれ、心臓を摘出されることを暗示して終わる。

幼児の人身売買や臓器売買は世界中で行われている。08年には中国・四川省で5人の乳児が病院から連れ去られる事件が起きた。

1990年にはブラジルで赤ん坊の臓器売買が明らかになり、現地を調べたイタリア人判事は、臓器摘出用の赤ん坊がタイやメキシコの病院に売られていると明言した。ここで心臓や肝臓、腎臓を摘出し、欧州の病院に転売しているというのだ。この話が事実なら、タイは以前から幼児の臓器売買を疑われていることになる。

臓器売買に詳しいジャーナリストが言う。

「たとえば中国では1日に100~200人の子供が誘拐され、売春宿などに売られています。学校帰りの子供などを大人数人で取り押さえ、クルマで連れ去るのです。グロい話ですが、赤ん坊を食用のために誘拐する業者もいて、多くはスープに調理します。臓器移植を受けたがっている子供がいれば、ブローカーで注文を聞き、年齢や血液型が合致する健康な子供を誘拐してくる。病院の医師は赤ん坊を横流しし、親には“昨夜、亡くなった。死体は廃棄した”と説明する。こうしたことはタイでも起きているようです」

恐ろしい世界だ。

☆(10)【海外情報】

①米、イラク新首相を支持 オバマ大統領「重要な一歩」

ワシントン=大島隆

2014年8月12日 朝日新聞

米国のオバマ大統領は11日、イラクのマアスーン大統領がイスラム教シーア派の政党連合のアバディ国民議会副議長を首相に指名したことにつ いて、「イラクを一つにまとめる政権樹立のための、 重要な一歩だ」と支持を表明した。休暇先のマサチューセッツ州マーサズ・ビンヤード島で記者団に語った。

オバマ氏はアバディ氏と電話で協議して祝意を伝えると同時に、異なる宗派や勢力を代表する包括的な内閣をつくるよう求めた。オバマ政権はシーア派主導の政権運営を進めてきたマリ キ首相の下ではスンニ派との和解が進まないと判断し、マ リキ氏への退陣圧力を強めていた。

オバマ氏はスンニ派の過激派組織「イスラム国」に対する空爆について、「テ ロリスト勢力が(米国人が多く住む)アルビルに侵攻するのを防ぎ、米国民を守るための限定的な軍事行動が成功裏に実施された」と述べ、 成果を上げているとの認識を示した。また、シンジャルの山間部で「イスラム国」に包囲されている人々を避難 させるための空爆についても、「安全な場所への避難が始まっている」と述べた。

米国防総省によると、8日の空爆開始から 10日までに戦闘機や無人攻撃機で15回の空爆をしたほか、軍用機60機以上が上空で警戒・監視活動に あたっている。11日もシンジャル周辺に展開する「イスラム国」の車両や検問所4カ所を爆撃 したという。(ワシントン=大島隆)

☆(11)【国内情報】

①前二本松市長に出馬要請へ 福島知事選で反原発団体

2014年8月11日 共同通信

10月26日投開票の福島県知事選で、反原発団体「人間の復興と原発廃絶!ふくしまスクラム」が11日、前福島県二本松市長の三保恵 一氏(65)に出馬要請すると発表した。

県庁で記者会見した小原直樹共同代表は「福島県内の原発の即時全基廃炉だけでなく、全国にも原発ゼロを発信していける人だ」と述べ た。三保氏は共同通信の取材に「出馬について申し上げる段階にない」と話した。

三保氏は県議会議長などを経て二本松市長になり、東京電力福島第1原発事故後初めての13年11月の市長選で敗れた。

②死刑廃止議連が活動再開へ 終身刑創設の法案準備

2014年8月11日 共同通信

2012年の衆院選後にメンバーが減り、休止していた超党派の「死刑廃止を推進する議員連盟」が9月にも活動を再開することが11 日、分かった。空席の事務局長を選任し、死刑廃止につながるよう仮釈放のない重無期刑(終身刑)の創設を目指す。関係者が明らかにした。

第2次安倍政権下で刑執行が1年半で9人となり、危機感を持った議連会長の亀井静香元金融担当相(無所属)が中心となって、与野党議 員に参加を呼び掛けている。

議連は1994年に発足。一時は参加者が100人を超えたが現在、約30人に減少した。

★(12)昨日の情報発信結果
              
①ネットTV放送前日総視聴者数:837
②ネットTV放送前日のコメント数:20
③ネットTV放送TV総視聴者数:239,117
④ネットTV放送総コメント数: 26,771
⑤ネット放送サポーター数:666
⑥ネット放送ライブ回数:1,691
⑦ネット放送通知登録数:1,436
⑧ブログ前日閲覧者数(PV):5,134
⑨ブログ前日訪問者数(IP):1,179
⑩ブログトータル閲覧者数(PV):9,164,648
⑪ブログトータル訪問者数(IP):3,491,364

★(12)今日の情報発受信媒体

①メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp

②ツイッター:https://twitter.com/chateaux1000

③フェースブック:http://www.facebook.com/yasuhiko.yamazaki.98

④ブログ1:http://blog.goo.ne.jp/yampr7

⑤ブログ2:http://7614yama.blog.fc2.com/

⑥ネットTV放送【YYNewsLive】:http://twitcasting.tv/chateaux1000

⑦ネットTV放送【YYNewsLive】の録画が【YouTube】で見れるようになりました!

north365v(North)さんがアップしてくれていますので以下のURLでご覧いただけます!

https://www.youtube.com/user/North365v

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【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
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