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孫正義社長の記者会見に行ってきました

2011年04月23日 12時40分20秒 | 政治・社会
昨日金曜日(4月22日)午後8時より汐留のソフトバンク本社で「自由報道協会」開催の孫正義社長の記者会見に事前登録して

参加してきました。

今回は記者だけでなく一般の人にも開放されましたが、これは孫社長の要望とともに我々が主催した4月16日の

「小沢一郎氏とフツ―の市民座談会」が関係しているのかも知れません。

参加者は全部で60-70人位でした。

以下でUst映像が見れますのでご覧ください。

孫正義社長記者会見

今回の記者会見はいわゆる記者会見ではなく、孫さんが私財10億円をだして今年中に立ち上げる「自然エネルギー財団」

設立の趣旨と彼が考える「政策転換の転換に向けて」を詳細に説明する講演会でした。

「エネルギー政策転換に向けて」は大手マスコミが伝えない情報を集めて孫さんがまとめた基本資料で大変良くできています。

孫正義氏が脱原発=自然エネルギーへの転換の大きな動きの中心になるのは間違いないでしょう。

問題は孫氏の提案を受け止めて実現できる政治家の選択を間違わないことです。

孫氏は大震災と福島原発大事故を目の前にして「無知はしょうがない。しかし一旦知って何ら動かないのは犯罪だ」と何回も繰り返されました。

孫さんの固い決意は、小沢一郎氏との座談会で私が感じた小沢氏の「相当の危機感」と「相当の覚悟」と全く同じものです。

▼ 質疑応答

説明の後に孫さんと会場との質疑応答の時間があり最後の方で私も「ブロガーの山崎です」と名乗って質問をしました。

Ust映像では1時間38分50秒のところから見れます。

「自由報道協会」のスタッフが「意見は良いから質問をしてください」と迫ってきましたので、どこまで伝わったかわかりませんが

私が言ったことは以下のことです。

①大震災と原発大事故の二つの国難に加えて菅首相が政権にしがみついていることこそ第三の国難である。

②孫さんの「エネルギー政策転換に向けて」の提言は菅首相に提案しても「いいとこどり」されるか無視されるかしかない。

③我々「ネットメデイアと主権在民の会」は先日「小沢一郎氏とフツ―の市民・座談会」を企画しUstで配信し10万以上のアクセスを獲得した。

④孫さんの提言こそ小沢一郎氏に提案すべきである。孫さんは小沢氏と連携すべきである。

これに対し孫氏は「政治に直接かかわることができませんがまあこうゆうことで頑張りましょう」とかなり当惑された様子で答えておられました。

私の印象としては小沢氏との連携の感触は良かったとい思います。

それにしても、日本の記者会見では自分の意見を言わないで質問だけする事に誰が決めたのでしょうか?

TVで石原慎太郎都知事の定例記者会見を見ていますと、質問する記者があたかも天皇に質問する時のように尊敬語を使って馬鹿丁寧に差し障りないことを

聞いているのが当たり前になっています。

記者が自分の意見を言わずにあるいは隠して相手に短い質問し相手が答え、自分たちに都合の用用に編集して報道するという日本独特の「記者会見スタイル」は

どこか変だと思います。

(終わり)

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