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「戦争」は決して偶然には起こらず意図的に起こされる

2010年08月18日 16時22分34秒 | 政治・社会
北朝鮮が韓国哨戒艦を魚雷で攻撃し56名の兵士を殺したとされる「韓国哨戒艦沈没」事件以来、米軍と韓国軍は有事に備えた海軍合 同演習を日本海で繰り返し北朝鮮の猛反発で軍事的緊張が高まっています。

また「イランは秘密裏に核兵器を開発している」と主張するイスラエルは イランの核関連施設を空爆するのではないかとの観測が流れペルシャ湾沿岸での軍事的緊張が 高っています。

イスラエルがイラン空爆を開始すれば盟友の米国はイスラエル防衛のために参戦せざるを得ないのでしょう。

巨額な財政赤字と経済失速とアフガニスタンとイラクでの侵略戦争泥沼状態で敗北必死の米国がこれ以上「新たな戦争」に参戦するとは常識的には考えられませんが、常に「戦争」を起こすことで繁栄してきた米国の「血塗られた」歴史を見れば「第三次世界大戦」勃発の危険性は捨てきれません。

米国は「大きな戦争」か「デフォルト宣言」でしか切り抜けられないほど切羽詰まった危機的な状況に追い込まれているのでしょう。

■ 「戦争」は決して偶然には起こらず意図的に起こされる

今年も8月6日の広島原爆投下、9日の長崎原爆投下、15日の戦争終結とアジア・太平洋戦争の記念日がきました。

大手マスコミはTVや新聞で「戦争の結果」である戦争の悲惨さや残酷さを強調する特集を組みますが、「戦争の原因」を追及する報道は一切ありません。

なぜならば「戦争の原因」を追及すれば、昭和天皇の戦争責任を問うこととなり、また日本とナチス・ドイツとの戦争を希求した米国の支配層(ユダヤ金融資本と軍需産業)の様々な「戦争誘導の仕掛け」が暴露されるからです。

「戦争」は決して偶然には起こらず意図的に起こされるのです。

階級や民族や人種や宗教やイデオロギーなどの「相違」を故意に煽りたて、「相違」を「対立」に、「対立」を「戦争」に誘導する勢力が「戦争」を起こすのです。

「戦争」によって莫大な利益や利権を得る勢力が「戦争」を起こすのです。

「戦争」によって危機に瀕した支配体制を一挙に回復したい勢力が「戦争」を起こすのです。

なぜ「戦争」になったのか、誰が「戦争」を欲していたのか、どのように国民は「戦争」に駆り出されたのか、「戦争の原因」を追及する作業こそが今必要なのです。

「戦争の結果」だけを見てると、70年前のアジア・太平洋戦争と現在米軍が進めているアフガニスタンやイラクでの戦争との関係が見えて来ません。

「戦争の原因」が分かればこれらの戦争は実は同じ背景で繋がっていることが分かるのです。

悲惨で残酷で非人間的な「戦争」の正体を見て「二度と戦争は起こしません」と誓っても新たな戦争を食い止めることは出来ないのです。

「戦争」を止めるには「戦争の原因」を探り「戦争」を仕掛ける勢力をあぶりだし、彼らの様々な「戦争誘導の仕掛け」を事前に粉砕しなけれならないのです。

(終わり)



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