半分少女マンガ

川崎桜のぼやき日記

嫌われっ

2006-05-29 01:42:55 | Weblog
「嫌われ松子の一生」という映画を観てきました。
前に雑誌「CUT」で見てから、ずーっと気になっていました。
「ダメな女」というキーワードにほんと弱いです。
いや、もしかしてそんなキーワードはなかったのかもしれないが、あらすじを読んで、私が勝手に思っただけなのかもしれない。
何日か前に本屋にふら~っと入ったら、主演女優の中谷美紀が書いた、撮影日記があった。
パラパラ見てみると、興味津々、監督とのバトルが書かれている。
「下手くそ!」とか「降ろすぞ!」とか言われている。
あんな売れっ子女優がそんなことを言われながら撮影をしているなんて…。
全く売れない女優(女優と言っていいのか、おこがましいが)のあたくしとしては、興味津々だいっ。
そいで、その本と原作の小説を衝動買いし、昨日公開で、早速今日、まめこと観てきました。
まめこはなんと、原作をもう5回くらい読み返しているほど大好きだそうだ。
さすが読書家だ。

面白かった。そして松子がかわいそ過ぎて泣いた。
下手すっと嗚咽しそうだったが、まめこに知られたら恥ずかしいので我慢した。
奴は原作読んでるから、絶対冷静に観てるはずだし。
あたしゃ、撮影日記先に読んだし、あとなんだか忙しく、原作は上巻の半分くらいしか、まだ読んでないし。
そんだけでもだいぶ違ってるもんね。

しかし、原作より面白いってことはなかなかないような気がする。
しかし、これは松子がほんとに不幸な一生なので、ポップな映像と、途中ミュージカルタッチだったり、幅広い豪華な出演者だったり、ストレートにしないことがとても良かった気がするし、逆に悲しさが伝わってきた気がする。
不幸な話をいかにも不幸に描かれて、熱演されて、興醒めした映画を過去に観たことがある。

因みに、撮影日記は最後まで読んでみると、実は、すごく仲が良かったというか、夫婦喧嘩は犬も喰わないというか、ノロケのような本だった。
面白かった。そしてやはり興味深い発言を売れっ子女優がしていた。
売れっ子女優でも、こういうこと思うんだ…なんてな。
しかし、休日の過ごし方が豪華だった。さすがだ。
あたしゃ、稽古が始まっても、休日はせっせとバイトだす。だす。だす。
稽古楽しみだな~。

2006/05/27

2006-05-27 03:02:43 | Weblog
マッタリ気分からやっと脱出して、ちょっぴりアクティブになってきました。
来週から、やっとボタタナエラーの稽古が始まります。

昨日は「大人計画」の新作公演を観てきました。
関係者にチケットを取って貰ったのですが、いい席でゆっくり観ることが出来ました。
いや~、すごいな~と…。
何がどうして、どうなったら、あんな本が書けるのだろうか…。
演出も盛り沢山で、笑いも満載、正直、一回観ただけじゃ、見逃してる点がありそうだ。
あっち行ったり、こっち行ったりで、途中ちょっと疲れちゃったりして。
役者もみんな、ほんと、上手い。

終演後、一緒に観に行った萩尾麻由が、楽屋に挨拶に行くというので、のこのこついていった。
ちょっと知ってる役者さんも出演してるので、「お久しぶりです~」と、さら~っと挨拶して居なくなりたいかんじなのだが、肝心の松尾スズキ氏の楽屋には、一言挨拶しようと、お客さんだか、関係者がずら~っと並んでました。
萩尾麻由は大人計画に出演したことあるからいいが、あたいはあまり関係もなく、ただミーハー気分で来てるもんだから、居心地がだんだん悪くなってくるのだった。
が、せっかくの今をときめく鬼才松尾氏に会えるのだから、と辛抱しました。
しかし、実は、もっと前にいろんな所で何度かお会いしているのだ。
「労働者M」の時も、やはり一緒に観に行った友人が松尾氏関係だったので、くっついて、キョンキョン見たさに楽屋へ行ったす。
んで、挨拶したんだな。
松尾氏の眼光は鋭く、というか目つきが悪いのね、ちょと恐いす。なーんか心を見透かされているような…別に見透かされて困るようなこともないような…あるような…。
ハゲ具合と目つきの悪いかんじと不健康さ具合が、私が以前所属していた劇団の座長になんか似ている…と訳わかんないことを思ったりして。
そして、その後、劇場を後にして、萩尾麻由とあれこれ朝まで語りました。
人様の活躍振りを見た後というのは、あれこれ話しが尽きないもんで、とてもブログには書けません。

そしてブログはつづく

2006-05-13 01:49:58 | Weblog
ボンヤリしてると、ゴールデンウィークも終わってました。
ブログかー…日記って人に見せるもんじゃないからさ、でもこれ、誰が読んでるかわかんないからさー、結局、思ってること書けないしなー、なんて思ってるうちにご無沙汰しちゃいました。
そったら、まめこからの書き込み。
うん、オレ書くよ。
そうそう、書けないような、悶々とした日々を過ごしてます。というわけでもないがね…。
まったりしてます。
バイトして、休みは友人の芝居観に行って(みんないっぱいやってるのよね~私もなにげに芝居仲間が多いのよね~新旧交えて)あとDVDみたりねぇ。本読んだり。本進まねー…ハマるとね、寝ずに読んだり、歩きながら読んだりするけど、はまらないと何ヶ月も読んでる時あるね。

最近、テレビで再放送していた「anego(アネゴ)」というドラマをたまたま見て、はまりました。
篠原涼子主演で相手役はKATTUN(これ綴りあってんのか~?かとぅ~んだよ、かとぅ~ん)の赤西くん。
ジャニーズなんぞ、全く興味のなかった私ですが、最近のキョンキョンと亀梨くん(これまた、かとぅ~んね)の年の差20の熱愛報道にキョンキョンファンの私としては「やるな~」と。守備範囲広いな。へたしたら親子だな。でもキョンキョンはいくつになってもかわいいしな。とまぁ納得。
でテレビをぼーっと観ていたら、たしかにこっちも(赤西くんね)ちょっとかわいいな。そんで、このドラマ本放送の時も途中たまに観たな。前後はどうなってんのかな?と軽~い気持ちでDVDを借りたんだけど、はまった。
前置きが長くなったけど、篠原涼子扮する32才勤続10年のOLが結婚適齢期タイムリミットでジタバタして、見合いするは不倫するは年下の男にはまるはで、結局最後にぜ~んぶ無くして会社も辞めて一から出直し、人間的に一歩前進?おまけに年下イケメンとハッピーエンド?みたいなかんじで終わるんだけど、このジタバタっぷりがね~なんか身に覚えがあるというか…。
私も独身37年もやってるとそりゃあるよ。ジタバタするお年頃が。
長くなるからあえて書かないけど、身近な人間は見て知ってるし、ま、いつか機会があったらね、書くよ。
原作林真理子なんだけど、この人はこうゆうジャンルはほんと得意なんだろうね。
ビデオ屋さんのオススメコピーみたいのあるじゃん、そこに「これって私?」って書いてあったんだけどさ、なんか借りるの恥ずかしかったよ。

そんなわけで今日のブログには落ちもなければ、だからなんだってかんじですが、かとぅ~ん繋がりで今度は「ごくせん」を借りてみました(ちょっと遅いんだけどブームに乗れないのね)。
仲間由紀恵扮するやんくみがかわいいです。
みんな若いのに、お芝居がお上手で感心しました。アクションも華麗にこなしてたよ。

……。
自分がジタバタしてるからでしょうか、ジタバタしてる人を描いたものが好きなんだな。
あ、もちろん結婚とか恋愛に限らずね。
今はちょいとマッタリしてますが、小休止でしょうか、でもまたジタバタしだすのでしょう、人生に対して、しかしこっそりと…多分、そういう性分なんで。
自分でもよくわかりませんが…。
なかなか親孝行出来ませんな…。

つづく