コメント
 
 
 
時間 (まこと)
2009-01-23 01:09:26
不器用なくらい告知が下手ですね(苦笑)
どうせなら放送時間も教えてくださればいいのに。

毎週土曜日 22時00分~22時30分 ですね。
 
 
 
感謝! (山崎元)
2009-01-23 01:47:47
まこと様

放送時間のお知らせありがとうございます。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2009-01-23 01:50:33
まこと様

放送時間をエントリーに追記しておきました。
 
 
 
放送時間 (yasukulow)
2009-01-23 10:01:10
山崎様

放送時間は午後11時からではなく、午後10時からではないでしょうか?
 
 
 
マンデル・フレミング理論 (かくせいⅢ)
2009-01-23 10:51:52
ベーシックインカムとは関係ないですが、中で書かれている

>ヒステリックなケインジアン政策支持の声が高まって「財政出動」の拡大が正当化されつつあり、・・

は、事実その通りなのですが、高橋洋一氏の最新書を読んでますと、変動相場制の市場では、マンデル・フレミングの理論の示すとおり、財政出動は国外に流出して効き目が小さいと述べられていますが、どうなんでしょう。

小渕総理の時も、効き目は限定的で、国家債務を増加させただけで景気は回復等しなかったのですが、(リチャード・クー氏は、もう少しで回復したのに途中で止めちゃうから元に戻ったなどと言ってますが、眉唾だと思ってます)今回も同じ結果になるんではないでしょうかね。

高橋氏は、金融政策の方が効き目があるとの指摘をされてますが、日本ではこの論を述べるエコノミストは殆どいないのは何故なんでしょうか。

高橋氏の本を読んでいると、日銀の時代遅れの信奉信条が日本経済の足を引っ張っていること、特に白川総裁がその根源であることを感じるのですが、これも誰も言わないのは何故なんでしょうかね。不思議です。
 
 
 
海の向こうで財政出動が始まる (mistral)
2009-01-23 12:15:25
ベーシックインカムを実現させるためには、その方面のお役人様に特殊法人ベーシックインカム普及機構を設立していただき、許認可権(何のかはようわかりません)を持たせればよい...のでしょうか?

海の向こうの財政出動で円高が進みます。
わが故郷は燃費の悪い自動車を作る会社がありましたが、住民どもは車好きが過ぎて「あんなぽんこつよう乗らん」と地元メーカーの車はいまいちという素敵な街でもありました。

円高なんで、GMの車でも買うたらどうだ?と思ったりもしますが、「ええ車」果たしてアメリカにあるのでしょうか?

ルーズベルト大統領のニューディール政策のように、因縁つけられてキレたらぼこんぼこんにされないよう、「うっへを見ないで歩こおおう」と思います。

ベーシックインカム絡みで申し上げると、現在、生活保護を取り仕切っている福祉事務所なりの現状も多少ご覧いただければと思っています。
本人たちは終身雇用で守られているものの、残業時間はハンパでないし、親方日の丸は無責任に水際作戦を遂行しよるし、ヤクザな人、議員さん、その他利害関係人の脅しに疲労しているようです。休みの日は、働けない受給者さんとパチンコ屋さんで会わないように家でじっとしているとなぜか自宅を聞きつけてやってくる人もいて、なんて笑えるような笑えない話を以前ある地方で聞いたのでした。
山崎さんは現場を歩くのはスタイルではなさそうですが、現場には、面白い話だけはたくさんあります。
 
 
 
番組放送時間 (山崎元)
2009-01-23 12:40:05
24日土曜日の午後10時~10時30分です。(エントリーの追記を訂正しておきました)
 
 
 
国際マクロ経済はむずかしい (山崎元)
2009-01-23 13:09:48
かくせいⅢさま

高橋洋一さんのような日銀批判を展開されている方は複数いらっしゃいます。たとえば田中秀臣先生のブログ(http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/)などをご参照下さい。ご満足いただけると思いますし、有力な論者が何人も見つかるはずです。

財政政策・金融政策の効果がどの程度海外に流出するかしないかは興味深い問題です。

マンデル・フレミングモデルでは、大ざっぱに、財政支出(GDP増)→金利上昇→自国通貨高→輸出減→GDP減(もとにもどる)、となるのでありました。

今後に期待されるアメリカの財政的景気対策は円安(ドル高)を通じて日本のGDPにプラスの影響を与えてくれることになる訳ですが、どうなるでしょうか。直感的にいって、アメリカの需要増につながるなら、日本の経済にはプラスであり、2兆円の定額給付金よりも効くということではないかと思いますが、どんなものか。

一方、金融政策については、為替リスクで各国の金融市場が分断されているので、効果があるはずでしたが、為替リスクを勘違い(過小評価)した人々の円キャリー取引(円借り・外貨運用)が大規模に起こると、ある意味では、日本の金融緩和の効果が、海外に流出したともいえそうです。

実際の経済・マーケットを相手にしたときに、金融政策・財政政策がどのような効果をもたらすかについては、まだよくわかないことが多いように思います。

金融緩和政策の遂行にあたっては、金利がゼロに近づくと、銀行が保有する国債ばかりを買っていても日銀にブタ積みがたまるだけで効果が乏しいことになるので、何らかの財政的措置が(資金需要につながる需要の追加か、または信用供与に伴う財政負担)必要と思えます。

先進国全体が同じ政策を採ると「一国」の状況に似てくるので、政策の効果はまた違ってくるかもしれません。今回期待されるのは、大まかにはそういう状況でしょうが、日本の政策的な動きはきわめて鈍そうです。
 
 
 
貧しい動物園 (かくせいⅢ)
2009-01-23 21:18:05
ご丁寧な解説ありがとうございました。また、田中秀臣氏のブログのご紹介、感謝でございます。しっかりお書きのようなので、勉強させていただきます。

さて、ベーシックインカムに関連してですが、分配の効率なども良く、役人の裁量も入り難いシステムとは思うのですが、これが定着した後には、必ず政争の具になるものと思います。

ある党が、ベーシックインカムのベースアップを掲げて票を稼ぐのではないでしょうか。すると、相手の党もそれに対抗して、結局、馬鹿なバラ撒き行政と化する危険性大です。そして、財源が足らなくなると増税でしょうね。

この繰り返しは、イギリス病時代の英国に行き着くと思います。すなわち、出発時は働いた方が生活が良くなるインセンティブの利く金額に設定されていても、必ずポピュリストが出てきて、働いても働かなくてもそう変わらない金額に変わるのではないでしょうか。それを止めるのは、選挙民の英知となると、望み薄だと思います。この頃の人々の要求を聞いていると、動物園に入りたがっているように思うのです。皆が働かないから、貧しい動物園でしょうね。
 
 
 
>「にっぽんサイコー!」 (K@I)
2009-01-24 02:15:46
その番組は、翌週youtubeにもアップされます(先週は湯浅誠氏)。
http://jp.youtube.com/user/LoveNippon

「政治家」田中康夫は評価する者ですが、インタビュアーとしては酷いんですよね、彼。
相手の言葉を引き出すことより、どうしても自分がしゃしゃり出たくて仕方ない(笑)。
山崎さん、しっかり主張できましたか。
 
 
 
必ずみます! (ぱる出版・うえたおです)
2009-01-24 03:17:24
t/o=title only

楽しみにしております!!!
 
 
 
Unknown (平ちゃん)
2009-01-24 15:30:09
減税(給付金)と公共事業の経済効果の是非については、米国においてもノーベル経済学賞クラスの経済学者の間でも論争のマトになっているようですね

>減税は是か非か?
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20090120/tax_cut_argument
>景気刺激策のうち、公共投資と減税のどちらが有効か、という論点について、クルーグマンらの公共投資派と、マンキューらの減税派の対立が鮮明になってきている。


この問題では、日本のマスコミが一刀両断に大した検討もせずにどっちが正しいとか言い切っていること自体、異様に感じられるのですが。

個人的には、問題は、資金をいかに国民、社会の隅々にまで行き渡らせ、消費に向かわせていくかとの問題であると思われるので、そのためには、減税(給付金)と公共事業を上手く配分し消費者の可処分所得を短期間に広く国民の間で増やし、他の福祉政策等の政策との併せ技で消費性向を上げていくとの全政策を動員した取り組みが必要であると思われるのですが、、、少なくとも最初から、どの政策だけをやるって話にはならないのでは、、、優先度、選択は財源の問題
 
 
 
生兵法ながら一言 (かくせいⅢ)
2009-01-24 20:38:07
平ちゃん さま

公共投資か減税かの議論は、米国のように金融政策が充分に取られていて、マンデル・フレミング理論通りにならない場合有効なのですが、日本では金融政策が白川総裁が頑なに拒否し続けているから、財政政策をとっても乗数効果が出てこないと高橋洋一氏は書いています。

店主の解説どおり、マンデル・フレミング理論では、
財政支出(GDP増)→金利上昇→自国通貨高→輸出減→GDP減(もとにもどる)となるのですが、金融政策を十分に施しておけば「金利上昇」が緩和されるので円高を凌げて、乗数効果が期待できると言うことだと理解しております。

減税か公共投資かの前に、金融緩和を日銀が施さねばならないのに、これを指摘するエコノミストは少ないですね。高橋氏の本を信じる限りは、白川総裁はミスキャストで、事実として日本経済の足を引っ張っているのなら、民主党は責任を取るべきでしょうね。

マスコミはこう言うことを全く知らないのでしょうかね。
 
 
 
同感です (dqndoc1019)
2009-01-26 22:48:16
>需要追加の際のお金の使い道を官僚や政治家が決めるよりも
>個々の国民が自分の好きな目的に使う方がいい

コストを考えても、こちらの方がずっと安上がりだと思いますし
特定の人間を利することにもなりにくいことを考えると
倫理的にもベターだと思います。

ただし、それよりもずっと安上がりな「十分な金融緩和」を
中央銀行が行った上での話だと思います。

クルーグマンvsマンキューの論争も、金融緩和が十分に
行われているという前提での話ですからね。
 
 
 
>「にっぽんサイコー!」 (K@I)
2009-01-26 23:47:55
新党日本ちゃんねるで公式にアップされましたね。
http://jp.youtube.com/watch?v=VTzy2deYTIQ
 
 
 
カツタニ (mieko)
2009-01-28 04:28:54
http://blog.livedoor.jp/manguhsai/



なぜ、こいつが民主党支持なのか?
リベラルパーティーなのに
 
 
 
>国際マクロ経済はむずかしい (へなちょこ技術者)
2009-01-28 21:26:18
>一方、金融政策については、為替リスクで各国の金融市場が分断されているので、効果があるはずでしたが、為替リスクを勘違い(過小評価)した人々の円キャリー取引(円借り・外貨運用)が大規模に起こると、ある意味では、日本の金融緩和の効果が、海外に流出したともいえそうです。

私も為替リスクを勘違いしたクチですが、日銀本人が”デフレが終わるまで金融緩和は継続する”とコミットメントしてくれてましたし(途中でやめましたが。。)、その後も利上げできる雰囲気では無かったので意外と安心して稼げました。引き際で火傷を負った人も多かったみたいですが、トータルではプラスだった人が多かったんじゃないんでしょうか?



>実際の経済・マーケットを相手にしたときに、金融政策・財政政策がどのような効果をもたらすかについては、まだよくわかないことが多いように思います。

(素人がエラそうなんですが)おっしゃる通りですね。
アカデミックな方々の極端な意見に対して、相場に近いもしくはファイナンス系の方達の穏やかな意見の方が現実的に思えるのは私の頭が悪いせいかもしれませんが。。。
 
 
 
wikipediaの項目 (鴨澤眞夫)
2009-01-29 15:16:45
はじめまして。週刊誌の頃からよく読ませていただいてます。
ちょうど関連する話題ということで失礼します。

ぼくは仕事として翻訳をやっております。年末に勝手ボランティア活動の一環として、英語版Wikipediaの項目Negative Income Taxを訳して日本語版にアップしました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A0%E3%81%AE%E6%89%80%E5%BE%97%E7%A8%8E
です。

経済まわりは現在勉強中なのですが、かなり畑違いであり、用語等もあまり自信の無い状況でそのまま上げております。興味があるから読んで訳してみた、という状態です。

もしお読み頂ければ大変嬉しく思います。
コメント欄の皆様もよろしくお願いします。

鴨澤眞夫
 
 
 
政策としてのBIは時期尚早 (r_kurosaki)
2009-08-08 16:01:24
山崎元様

TVの方は、YouTubeで見せていただきました。
遅まきながら、私の見解をブログにアップしましたので、ご一読いただければ幸いです。

http://d.hatena.ne.jp/rk0520/20090805
 
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