テレビ配線修理

2018年01月03日 | その他
家の台所のテレビは一昨年(かもう1年前)から徐々に写るチャンネルが減ってきて、
残った最後の1チャンネルが映らなくなるのも時間の問題という状況でした。

アンテナ線が途中で切れているのだろうと思っていましたが屋根裏に上がるのが億劫で、
年末の休みにようやく重い腰を上げて修理に乗り出すことに。

頑張って屋根裏に潜り込み、分配器のところに到達し、
そして驚きました。


ぐちゃぐちゃ、適当、なんだこりゃ・・・


まず、分配器が浮いてる。
アンテナ線と分配器がビニールテープで繋げてあったので、
これが分配器の重さを受け持っているんだろう。

そしてすべてのF型接栓の回りにアンテナ線のわしゃわしゃが・・・
ケーブルに差し込まれているはずの先っぽはわしゃわしゃと接しているだけで差し込まれておらず。
リングも付いてるけど、浮いてて固定できていませんが・・・


ああそうね、辛うじて映るけど安定しないはずですよ。


断線の疑いも捨てきらなかったので、問題のテレビへの配線は新しものに取り換えて、
接栓もちゃんと接続。

全チャンネル映るようになりました、よし。


しかし今度は別の問題が。
この分配器からの配線に繋がれている別のテレビが映らなくなってしまったんです。

いや~驚きましたよ。私が外した線が別のものだったんですね。失敗失敗。
じゃあなぜ最初のテレビも線を外したら映らなくなったのかと。

で、ちゃんとたどってみたら、最初のテレビに繋がっていたのは
ビニールテープで繋がれたケーブルでした。
分配器を動かしたので、そのときに接続状態が悪くなったのでしょう。

その端子に最初に外したケーブルをつなぐべくビニールテープをはがしていくと・・・


ない・・・接栓がない・・・


どういうことですか。ケーブルと分配器をくっつけていたビニールテープは
分配器の重さを支えるためだけではなく、ケーブルと分配器をつなぐ役割も担っていたんです。

ぜんぜん固定できていないから、そりゃあ動かしたらダメになるでしょうね。


まったく、呆れるしかありません。


接栓なんて用意していませんでしたから、針金で縛りつけて応急処置だけ終了。
それでも1チャンネル映らなかったのが全チャンネル映るようになったんですから、
もとの施工が如何にダメダメだったのかと・・・

強い風が吹いたら外れてしまいそうな状態ですけど屋根裏に入るのは大変なので、
また悪くなったら修理することにします。