二小にっこり日記

東大和市立第二小学校ブログ
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電動車いすサッカー 講演会特集【12月7日(水)】

2016-12-07 19:51:45 | 校長日記

今日は、オリンピック・パラリンピック教育の講演会を行いました。




講師として、電動車いすサッカーで活躍されている吉沢祐輔さんにお越しいただきました。
所属するレインボーソルジャーのゴールキーパーである村石彬さんも、助っ人として来てくださいました。


吉沢祐輔さんです。


村石彬さんです。


演題は、『障がいは個性!~呼吸マスクと車いすで幸せをつかむ電動車いすサッカーの世界~』でした。
吉沢さんには、東大和十小時代・瑞穂二小時代に2回講師として来ていただきました。ご自身の障がいとしっかり向き合い、前向きに生きている姿に、私はいつも勇気をもらっていました。東大和二小に着任した時から、「ぜひ吉沢さんの前向きな姿を子供たちに紹介したい。」と思っていました。今日その想いが実現でき、本当に良かったです。


お二人にご無理を言って、1~3年生と4~6年生の2回講演をお願いしました。今までは高学年だけでしたが、ぜひ1年生から6年生までの全校児童に聞いてほしいと思ったからです。
最初は、1~3年生でした。


今日は寒さが厳しく体に良くない条件でしたが、9時前から12時過ぎまで一生懸命子供たちにメッセージを伝えてくださいました。


吉沢さんの子供の頃の写真の紹介がありました。自転車に乗ったりスキーをしたりする姿でした。


2歳の時、進行性筋ジストロフィーを発症した吉沢さんは、小学5年生の時から車いすでの生活となりました。


そういう環境の中、子供の頃は、自分に自信がもてず、友達と話せなくなったり、外に出ることが少なくなったり、何事にも消極的になっていったそうです。その時、同じ車いすの友達から、「自分をもっと出せ。」と言われたそうです。そして、電動車いすサッカーと出会ったのです。






最初に、電動車いすサッカーについて、分かりやすく教えていただきました。


3年の先生が、電動車いすを体験しました。




操作の仕方を教えてもらい、実際に動かしてみました。スムーズに動かすことができました。


次に、本物のボールを使ってドリブルをしてみました。ボールに当てることはできましたが、勢いでボールが先にいってしまい難しそうでした。


村石さんが、ドリブルを見せてくださいました。ボールを押すタイミングが絶妙で、車いすとボールの距離感がバッチリでした。コーナーも、上手に回りました。正確で速いドリブルでした。


吉沢さんと村石さんで、パスをしてくださいました。相手が取りやすいパスを出していました。回転してのパスもありました。


シュートも見せてくれました。キーパーは、3年の先生でした。


回転シュートが決まりました。写真を撮っていた私の方にボールが来た時には、その勢いにビックリしてしまいました。


実技の後は、電動車いすサッカーワールドカップの話とともに、「今日伝えたいこと」として2つのことを話してくださいました。
「スポーツで学んだこと」
(1)夢や目標をもつことの大切さ
(2)最後まであきらめないことの大切さ
(3)自信をもつことの大切さ
「障がいってなんだろう?」
(1)なぜ?どうして?相手のことを理解しよう
(2)障がい=できないこと?どうしたらできるようになる?と考えてみよう
(3)障がい=不幸ではない


最後に、テレビ番組で紹介された「電動車いすサッカーワールドカップ」の映像を見せてくださいました。


質問タイムでは、たくさんの質問が出ました。一つ一つに丁寧に答えてくださいました。


3年代表の人が、お礼の言葉を言いました。


みんなで記念写真を撮りました。(1~3年バージョン)




ユニホームやトロフィーを見た後、お二人にあいさつしてから体育館を出ました。


ほとんど休む時間もなく、後半の4~6年生が始まりました。


かなり厳しい状況だったと思いますが、後半も一生懸命メッセージを伝えてくださいました。


今度は、6年児童2名が体験しました。




操作の仕方を教えてもらいました。






2人とも、上手に動かしていました。




ドリブルにチャレンジしました。やはり、ボールを扱うとなるとかなり難しそうでした。




村石さんと吉沢さんが、ドリブルの見本を見せてくださいました。さすがでした。




パスも、見せてくださいました。実際に見てみると、技のすごさに驚きました。子供たちからは、「すごーい。」という声がたくさん聞こえました。


前向きになる話をしてくださいました。




子供たちの質問に、丁寧に答えてくださいました。




6年代表のお礼の言葉と花束贈呈がありました。


みんなで記念写真を撮りました。(4~6年バージョン)


あいさつして退場しました。










電動車いすを積める特殊な車に乗って帰っていかれました。この車で、試合や合宿のために日本中を遠征しているそうです。


実は、以前講演を依頼した時には、吉沢さんは人工呼吸器は付けていませんでした。その後、呼吸機能の低下が始まり、コンディション等が良くない時期がありました。人工呼吸器導入の必要性が迫っていましたが、なかなか「人工呼吸器をつけている自分」を認められなかったそうです。そういう中、チームドクターの勧めもあり、人工呼吸器を導入することを決断したそうです。(電動車いすサッカーのワールドカップでも、人工呼吸器を付けてプレーしている人はほとんどいないということでした。)
常に前向きに考え、行動している吉沢さん・村石さんを、これからも全力で応援していきたいと思います。
がんばれ、吉沢さん! がんばれ、村石さん!

☆吉沢祐輔さんプロフィール
現在31歳。2歳の時、進行性筋ジストロフィー・ディジャンヌ型を発症。小学校5年生から車いす生活を送る。公立小中高卒業後、大学の人間関係学部人間発達学科に入学し、心理学を学ぶ。2010年よりPwCあらた有限責任監査法人の職員として、電動車いすサッカー(国際呼称:パワーチェアーフットボール)を通した広報・CRS(社会貢献)活動を行っている。
電動車いすサッカークラブ レインボーソルジャーとして、日本電動車いすサッカー選手権大会で優勝(5回)。日本電動車いすサッカー選手権大会で最優秀選手賞・MVP(2回)。パワーチェアーフットボールブロック選抜大会で優勝(5回)。電動車いすサッカー日本代表として、2007年には、第1回FIPFAワールドカップ日本大会で4位。2011年には、第2回FIPFAワールドカップフランス大会で5位。2013年には、第1回アジア太平洋オセアニア選手権でキャプテンとして出場し、優勝。
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