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銘酒専門店「山下酒店」が綴るトピック情報

山廃造り

2007年10月06日 10時31分05秒 | 商品案内

Masumi 長野県諏訪市の銘酒「真澄」さんの季節限定酒「山廃造り純米吟醸」が入荷しております。

「山廃造り」とは天然の乳酸菌による乳酸発酵の過程を経た酒母を使用したお酒の造り方。麹や蒸米を櫂で摺りつぶす工程(もと摺り:山卸し)を経たものが生もと。もと摺りをやめ麹の酵素で蒸米を溶解させる方式をとったものが”山廃もと”(山卸しを廃止)です。独特の酸味を有し、熟成によって更に味わい深くなる酒質になっています。この反対の製法が”速醸もと”。製造の途中、初期段階での酵母の増殖、発酵力が十分でなく汚染の危機が大きい時期に人工の乳酸を加え、早く製造するもの。酒母とは酒母原料(蒸米、麹米、水の混合物)を乳酸により酸性にし、多数の酵母を純粋に培養したもの。

この「真澄 山廃造り純米吟醸」は味わい深いので冷酒で飲むより、常温、燗酒で味が引き立ちます。煮込み料理や焼肉、脂ののった刺身などにぴったりの相性です。

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香あそび

2007年10月04日 10時32分08秒 | 身近な話題

先日、当店のお客様が主催されます「さらりと読む源氏物語と香あそび」講座に行ってきましたよ。来年2008年は源氏物語千年紀にあたるそうです。そして、優雅なお香あそび。

私はそんな高尚な趣味や教養を身に付けておりませんので、どんなものかと不安でしたが、

素人にもわかりやすく、楽しく参加することが出来ましたよ。一番、先生に近いところに座っておりましたので、作法をじっくり見ることが出来ました。中でも、いくつかのお香(香木)の香りを比べて当てるお遊びは、面白かったですよ。本当に小さい香木の切れ端、破片をたくことによって、なんとも優雅な香りがいたします。そして、源氏物語の内容にふれながら、当時の平安貴族社会の風俗、和歌の語句によく出てきます「月」の満ち欠け、時間帯による表現の違い、言葉遣いなど、古来の文化に触れることが出来ました。最後のお茶とお菓子もおいしかったですよ・・・?

この講座、毎月1回、計10回シリーズで開かれ、来年5月には「源氏物語ゆかりの地を訪ねる」小旅行も計画されております。毎回、参加できなくても、1回1回の講座で分かりやすい内容になっておりますので興味のあります方は是非、参加してみてくださいね。

お問合せは

(有)辻石材店 香ギャラリーほのか 担当 辻様まで

TEL:0773-75-1483(いしやさん)

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