ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

ライバルはミソサザイ

2017-09-08 | 自然観察

お盆休みも過ぎたオクシズの山中で、規模は小さいがとてもいい感じの伐採木置き場を見つけた。
そこにチョコチョコと動き回る小さな茶色いハンターが居る。
ミソサザイが餌場として虫を探しているのだ。


このミソサザイ、かなり大胆で3m程近づいても平気なのだ。
ゴチャゴチャした枝の中に潜り込み、数メートル先の枯れ枝に顔を出したり、オレの直ぐ横を横切って行ったりして、絶対に逃げない。
ウーム完全に舐められている・・。
いい場所の割に何となく虫が少ないのはコイツのせいかもしれない。


この日はこの場所で3時間程粘ってみたが、その間中ずっとミソちゃんはここで動き回っていた。
たぶん毎日朝から晩まで、この場所で虫を食いまくっているに違いない。
いい虫の写真を撮りたければミソちゃんより先に見つけなければ食われてしまう。まさかミソちゃんがライバルになるとは・・・。


ミソちゃんより先に見つけたヒゲナガゴマフカミキリ。見た通りなかなかフォトジェニックなカミキリである。


茶色い枯れ枝のなかではよく目立つ。


近くのヤマハンノキの葉上に居たルリハダツヤコメツキ。金属光沢がそそるいいコメツキだ。


もう8月後半だもの。アカハナカミキリは至る所で出会う。せめてヒゲが斑ならいいんだが・・・。


ドヒャー。


キノコも至る所にニョキニョキと顔を出している。キノコ狩りのオッサン達にも出会う季節だ。かなり派手な一本だ。


日陰で咲いていたヤマジノホトトギス。

明日もライバルのミソちゃんと競いながら撮ったカミキリが続きます。
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