徒然

徒然なるままに日暮らし、心にうつりゆくよしなしことをそこはかとなく書きつくればあやしうこそものぐるおしけれ

宗教の歴史!!その10(完結編)

2006年02月13日 20時07分13秒 | 歴史
さて、前々回は戦争によって、日本人の『全ての神が否定された』という事をお話しました。
今回はとうとう最後です。
日本人にとって『宗教』というものはどんな影響を、戦後、そして現在に与える事になったのか、という話です。

ここから先、誤解を恐れずに書いていけば、宗教による道徳観を期待できなくなった日本人は、自分の意思によって、道徳・理性を確立していく事になります。
…しかしそれは、宗教を信仰する事による道徳観の確立より、やはり難しい事です。人間は過ちを犯す生物で、それ以外に頼るものがないわけですから…。

やっぱり誰かに『絶対的なもの』を教えてほしいと思うだろうし、それにすがりたくもなるだろうと思うんです。

復興後の高度経済成長期、それはやはり『お金』だったでしょう。
そして高校入学率が100%に近づけば近づくほど『学歴』が絶対となったはずです。
しかし、今の世の中はどうか。

バブル崩壊後、『お金』を得られる人はどんどん限られていく。
そして『学歴』だけでは世の中を渡っていけない。

では次に何を信じればいいか。
様々な新興宗教などが、そんな人々の中に入っていきます。(決してこれは悪い意味ではありません。私が悪いと思うのは宗教を盾にした『金集め』などです。)
そしてTVや雑誌では、『占い』等がはやっています。(そしてそれは強い口調であればあるほど視聴率が上がっているようです。)

…こんな中で子ども達はどうか。
その親達がこうした世の中を生きている限り、それにやはり影響を受けていきますよね。

70年代末からの校内暴力増加が『学歴社会』に対する反発だったとしたら、今の世の中はなんでしょう。

実は、今の校内暴力の件数は、明らかに『増えて』いるんです。当時よりも。(最近は多少減ってきたといえそうですが。詳しくはこちら

そしてその急増の時期が1996年ごろ、バブル崩壊から8年程度。
つまり、バブル直前からバブル後に仕事に就き始めた親達の子どもがこの急増の時期の中・高校生になっていきます。
残業は増え、リストラは起こり…、『学歴』も『お金』も何の役にも立たないんだ、と子どもたちは多感な時期に親の姿を通して見てきたわけです。

それが、『将来に夢や希望』を持ちにくい子どもたちを増やした可能性はないでしょうか?

宗教から話が広がりすぎましたが、少しだけ言わせてください。
『子どもたちの未来を創る為にも、今の大人たちを救ってください。』と…。


国家神道の話から広がっていますが、小泉さんが出てきた時、そして郵政民営化のみを強く訴え続けた去年の選挙の時、あれだけ強く出た小泉さんや自民党は議席数を急増させたわけです。
杉村なんて議員生み出すぐらいに。
それが、『絶対的な何か』を求める人々の後押しだったとしたら、『国家神道の罪』って、『深い』ですよね…。

これだけ一生懸命書いてきたのに、なんかまとまらなくなりそうで非常につらいんですが、少しでもまとめる努力をしてみると、
1、神や仏は否定された。
2、国家神道も否定された。

この辺りから推論で、
3、それ以来、人々は自分(人間)を道徳観の基準とした。
4、しかし、それは絶対的なものではないから、常に何か『絶対的なもの』を求めている。それが『学歴社会』や『お金中心主義』を生み出した。

5、そして今、『学歴』や『お金』も『絶対でなかった』り、『絶対手に入れられ』なかったりしてきている。
6、それが子どもたちにもひしひしと浸透していっている。
7、未来すらも危ない。(?)

…こんな感じになるでしょうか、う〜ん考えてみると、『国家神道』にものすごく罪をかぶせてるな〜。
もちろんここまで全ての原因になっているとは思っていませんが、原因の内の数%は占めているんじゃないかなって思います。
皆さんはいかが思われますか?
皆さんの冷静な意見をお待ちします。(お願いですからこの記事を鵜呑みにしないで下さいね。)

ここまで続いたシリーズは初めてかな?
長らくお付き合いいただき、ありがとうございます。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
失礼いたします…。
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