来年度の表彰から、町国民健康保険 健康優良世帯表彰規程の一部、改善がありました。
表彰基準としては、第2条
（3）前号に規定する期間において、保険給付（出産育児一時金及び葬祭費を除く）及び人間ドック健康診断補助金の給付を受けていない世帯であること。
としていたものを、今回の見直しで、
（3）前号に規定する期間において、保険給付（出産育児一時金及び葬祭費を除く。）を受けていない世帯であること。
としました。その含意は、特定健診などを受診している世帯を対象とすることに改めた点が摘示できます。つまり、
前年度に特定健診の対象となっている被保険者がいる世帯は、対象となっている被保険者全員が特定健診または人間ドック もしくは、それに相当する健康診査を受信していること。
が条件です。来年度の表彰の場合、本年度の特定健診などを受診されていることが要件となります。
森田議員の問題意識を契機とし、本ブログ記事でも、その意義をまとめています。3月議会の一般質問で、森田議員が抜本的な見直しを訴えていました。
医療を受けていない方の中には、生活習慣病予備軍の方や重い病気にかかっている方がいる可能性があります。病気の発見が遅れ、重症化すると、高額な医療費が必要になる上、生活の質が著しく落ちてしまいます。健康な生活を持続し、医療費を削減するためにも、特定健康診査又は国保人間ドックの受診は大切です。
今回の見直しが町民のみなさんのいっそうの健康管理に繋がることを期待しています。