後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

今日の散歩・・・宮ケ瀬ダム下、神奈川県立愛川公園

2011年03月03日 | インポート

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丹沢山稜の東麓にある宮ケ瀬ダム湖の上側には「宮ケ瀬公園」があり、ダムの下側には神奈川県立愛川公園があります。何十年間も宮ケ瀬公園に行っていましたが、愛川公園へは一度も行ったことがありません。今日は一人なので愛川公園の探索に車を走らせました。

大変ユニークな公園設計です。ダムの下からダム堰堤の上まで、複雑な小山の配置になっています。小山はそれぞれ「冒険の森」や「花の森」や「風の丘」などとなっています。そして小山の斜面には芝生と樹木を見事に散在させて、公園全体を綺麗に仕上げています。

駐車場からダムの堰堤まで高さが100m位もあるので登りのキツイ公園です。しかし適当に区切った階段と、乳母車でも登れるスロープの遊歩道との両方が上の堰堤まで続いています。

宮ケ瀬湖の向こう側には暗い雲に覆われた丹沢の山並みが見えました。

早春の湖の周辺は冷たい風が吹き抜けていて寒い日です。登りで汗をかき、降りで汗が冷たくなり厳しい散歩になりました。それでも空気が新鮮で、爽快な気分になりました。

往きのドライブは国立・府中ICから中央高速で相模湖東ICを出て、愛川経由厚木方面への道路を走りました。帰りは高速道路を使わないで、相模湖から甲州街道に入り大垂水峠を越して八王子、日野を通って小金井まで走ってきました。往復とも快適なドライブを楽しめました。

写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。

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引退後、東南アジアに悠々と暮らすご夫婦をご紹介いたします

2011年03月03日 | 日記・エッセイ・コラム

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多くの人々は現役の間は一生懸命働いて、貯金もして、引退後は南の楽園で悠々と暮らしたいという夢を持っています。しかし実際にそれを行う事は容易なことではありません。お金があるからといって楽園の生活が簡単に楽しめるわけではありません。外国に暮らすには、それなりの覚悟と、現地に溶け込む難しさを解決する知恵と情熱が必要です。多くの日本人が移住に失敗して、6ケ月や1年で帰ってくると聞きます。

ここにご紹介するGakuさんは、ご夫婦と可愛い猫と一緒にタイのチェンマイに住んでいます。彼はブログ、http://gaku404.exblog.jp/ でタイの四季折々の美しい花々の写真を掲載しています。上の3枚は春たけなわの花々の写真です。

Gakuさんのブログは写真が鮮明なだけでなく撮影の対象が花々に限らず、美味しそうな料理からタイの佛教風景まであらゆる場面が含まれています。観光客には行けないようなタイの奥地の景勝地の写真もあります。そして風景写真にさりげなく人々の生活を写した写真も添えてあります。現地の人々への好意と愛着が感じられるのです。その上、日本から訪問する人々との交友の場面の写真もあります。

Gakuさんのブログを見ているとタイの人々の生活がよく分かります。バンコックやチェンマイのような都会と違って地方の人々の生活は決して楽ではありません。しかしタイの人々の表情が優しいのです。平和とはこういう生活と分かります。その様子が教えてくれます。日本が経済発展で失ったものを。そして考え込ませます。

一例を下の写真で示します。まだ大人になりきっていない象を洗ってやっている風景です。可愛い象だなと簡単に見過ごさないで下さい。象を洗っているオジサンの腰の後ろには、象を思い通りに働かせるために使う鋭い鉤がついた棒が大切に絡めてあるのです。一日の重労働で汗と泥で汚れた象を洗っているのです。

象使いのオジサンの楽ではない一生が目に見えるようです。一生過酷な労働に過ごす象も哀れです。象使いが自分の象に殺されるという話も聞きます。

Gakuさんは一切クダクダ説明をしません。いつも写真を見る人に考えさせます。美しい花々の咲く南の楽園の風景と、そこに先祖代々住んでいる人々の生活を写しているのです。優れたブログといつも感心しています。是非、http://gaku404.exblog.jp/ を開けて、古い写真も含めてご覧下さい。必ずやお楽しみ頂けると信じています。

今日も皆さまのご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人

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