日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

新人教育と機会損失

2008-01-07 | 他人のフリ見て我が身を正す
家族で遅めの初詣へ行ってきました。
それでも天候に恵まれていたせいか例年にも増して参賀者が多かったように感じました。

初詣も終え、お腹を空かせた子供たちがたこ焼きを食べたいと言い出したので
少し遠回りをしフェアモール松任(というショッピングセンター)に入っている
たこ焼き屋さんでたこ焼きを買うことにしました。

お目当ては
たこ焼きも大粒で中のたこも大きなものが入っている
外がカリカリ
中がジューシーなたこ焼きが売り物のお店です。

そこでは店長と思しき男性とアルバイトと思しき女性二名合計三名が
たこ焼きを作ったり、接客をしたりしていました。

そのた焼き屋さんでのOJTの話です。
先日まで人生初めてのアルバイトをしていた次男に
その店内でのOJTについての解説をしていました。

一団で合計72個のたこ焼きを焼き上げることができる鉄板を
それぞれ一人ずつ女の子が担当していました。
一方の女性は少し経験があるのか
店長に時折確認をしながらたこ焼きを焼いていました。
そして、もう一方は明らかに手先の覚束ない女の子でした。
その女の子が非常に生きた素材でした。

たった72個のたこ焼きを管理(焼くこと)できないのです。
もっとも、自分でできないと思ったら手を止め
甘い声を出して店長に助けを求めるのです。
店長は商品にならなくなるぎりぎりのタイミングまで
その女の子にたこ焼きを焼かせ極力知らん振りをしていました。
すると女の子は熱い熱いとギャーギャー騒ぎながらも
不器用にたこ焼きをまわしていました。

いつの間にか私たち親子の後には10人ほども人が並んで待っていました。
そんな状況を見ながらもたこ焼き屋さんの中では
熱い熱い、できないできない、焦げちゃう~と女の子の声が連呼されています。

案の定、二十個以上の真っ黒になったたこ焼きが
廃棄用のトレーに載せられお客さんの目の前から隠されていきました。

確かにOJTは必要です。
しかし、日曜の巨大ショッピングセンターのたこ焼きコーナーで
OJTをすることによってどれだけの機会ロスが生じるかを
お店は無視しているかのように思えました。
少なくとも8個480円以上するたこ焼きたちです。
焼きあがったものの内、やがて3分の一ほどが
廃棄されるような実地研修をしていては
お客様不在もいい所です。

ちゃんとした実習をしてから店舗に立たせるべきだったように思います。
なにせ、お客様は待っているのですから・・・・。

新入社員に対するOJTと機会損失
防げるものを防ぐという基本を失うと
二度とお客様が来なくなってしまいます。

ちなみに買ったたこ焼きは
外がカリカリ
中もカリカリ
若干焦げた匂いの残る
いつものおいしい銀○こではありませんでした。

残念!
って、また食べ物ネタで長文を書いてしまいました。
今年は意地汚いのをやめようと思っていたのに・・・。
残念!

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