無知の知

ほたるぶくろの日記

安易な解釈

2017-04-23 21:23:47 | 日記

柳田国男「山の人生」を読んでいてどうも無性に気になることが多く、静かに読んでいられなくなります。とくに医学的に今考えると、解釈がまったく的外れなことがあって、こうやって間違った風説がまことしやかに広げられて行ったんだな、ということがよくわかります。

これに限らず、昔に書かれたものを読んでいるとちょっと複雑な気持ちになることが多いです。民俗学の名著から、などと考えて古い著作を読ませて頂いているとどうもいろいろな人間の現象が安易に解釈されている事例に出会うのでした。それがまたいろいろな因習やまじないに発展して、事件にもなっただろうと想像されます。

村落によっては共同体意識の崩壊の危機に発展したかもしれません。

安易な解釈とその思い込みは厳禁だ、と強く思うのです。新しい知識が増えればまた世界観も変わる。常に新しい考え方に心を開いていないといけない。

知識は更新され、過去が見直され、世の中の解釈はどんどん変化します。変化を受け止め自分も変わって行くことを恐れないこと。安易な思い込みに腰を下ろさないこと。頭を常に使うこと。

人として生まれたからには、そうやって生きて行きたいものです。

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